「東京喰種 トーキョーグール【S】」やっぱり面白いなぁ。最後まで実写化して欲しいです。 | ゆきがめのシネマ。劇場に映画を観に行こっ!!

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「東京喰種 トーキョーグール【S】」を観てきました。

 

ストーリーは、

人間社会に紛れ込み、食物連鎖の頂点とされる人間を食らう種族「喰種(グール)」が潜む東京。あることをきっかけに半喰種になってしまった大学生のカネキは、人間と喰種の狭間で葛藤しながらも、喰種たちの駆け込み寺でもある喫茶店「あんていく」に身を寄せ、トーカらとともに生活をしている。そんな中、「美食家(グルメ)」と呼ばれる喰種・月山が「あんていく」にやってくる。半喰種というカネキの特殊なにおいに目をつけた月山は、カネキを「グールレストラン」へと招き入れる。

というお話です。

 

 

前作で事故に遭い、喰種であるリゼの内臓を移植され、半喰種になってしまった大学生のカネキケン。CCG(喰種対策局)に追われることとなり、”あんていく”という喰種の集まる喫茶店に匿われ、女子高生の喰種・霧島トーカに戦い方を教わりながら、半喰種としての生きて行き方を学んでいく。

 

そして今作は、カネキとトーカがバイトをしている”あんていく”に月山習が現れる。月山は、食事に独自の美学を持っており、喰種レストランを開催し、喰種を集めて自分たちの食事である人間を新鮮な形で捕食できるようにしていた。月山はカネキの香りに興味を持ち、トーカに牽制されながらも、カネキと交流を持ち、後日、カネキの大学に訪ねていく。カネキが本が好きな事に気が付き、本の話をしようと食事に誘う。

 

 

月山に隠れ家のようなレストランに連れてこられたカネキは、何故か、入る前にシャワーを浴びさせられ、スーツに着替えさせられて、パーティーに参加させられる。そして、そこには”MM”と呼ばれる月山が待っており、カネキをレストランの食材として招いたことを公表する。カネキを調理台に載せて、今まさに殺そうと言う所にCCGが飛び込んできて、間一髪で危機を免れる。

 

”あんていく”へ帰ると、月山からの手紙が届いており、そこには西尾先輩の彼女である貴未を拉致したので、彼女を助けたければ、月山の所に来るようにと書いてあった。ほおっておけと言うトーカの言葉を聞かず、助ける為に動き出すカネキだったが・・・。後は、映画を観てくださいね。

 

 

今回の月山役の松田さん、よく似ていましたねぇ。マジで”変態月山”を生で見せていただきました。あの匂いの嗅ぎ方、原作にそっくりなんですもん。良く、ここまで似せましたね。あの”僕のだぁ~!”には、笑ったなぁ。原作と同じなんですもん。もー、カネキのどこがお前のなんじゃ!とツッコミながら観ていましたが、本当に楽しかったなぁ。

 

月山という人物は、最初は変態なんだけど、凄く強い味方になって行くんですよ。まだまだ先が長いけど、彼はどんどん成長して、カネキを食材としては観なくなっていきます。今回の映画では、最後まで食材だと思っていたと思うけどね。

 

 

でも、冷静に考えれば、人間が食材なんだから、血を舐めて、美味しいって思うのは、それほどおかしなことじゃないんです。私たちが神戸牛は美味しいなぁというのといっしょなんですよ。だから、美食家とかがTVでコメントしているのと同じように、カネキを味わいたいだろう気持ちは解ります。でもね、”カネキくんが喰べながらカネキくんを喰べたい”というのは、やっぱり変態よね。それ、おかしいから。月山さん、早く目覚めてね。

 

そうそう、喰種レストランですが、ちゃんとシャワーを浴びさせて、スーツに着替えさせるところは、宮沢賢治の「注文の多い料理店」に似てますよね。これ、原作でもカネキが言っているのですが、宮沢賢治のこの短編、本当に面白いんです。ブラックユーモアなんですけど。最後は自分に塩を振りかけろって言われたりするんですよ。ぜひ、合わせて読んでみて欲しい作品だと思います。

 

 

東京喰種は、まだまだ先が長いんですよね。これ、まだ最初の方だから、最後までやったら、何作になるんだろうなぁ。でも、ちゃんとこの原作漫画は完結しているし、納得の行く結末だから、実写でも、最後までやって欲しいなぁ。既に、今回、宗太も出てきていたし、頑張って、続けて欲しいと思っています。私の期待は、有馬さんかな。誰がやってくれるのかなぁ。凄く楽しみです。

 

今回、カネキの戦闘シーンはほとんどありませんが、次からは、アクションが凄くなるんじゃないかなぁ。次の章でカネキが覚醒しすると、超強くなっていくので、それまでは、まだ人間らしいカネキなんです。トーカの方が、全然強いのよ。

 

 

今回のトーカちゃん役の山本さん、合ってました。前回の清水さんも良かったけど、山本さんの方が、強くて人を寄せ付けない感じが合っていました。元々、こういう役なのよ。清水さんのような優しい雰囲気が在ってはいけない役なので、変わって良かったと思います。

 

今後の事も考えて、ウタ、イトリ、宗太の配役になったと思うけど、こちらも、イイですねぇ。宗太は、真剣佑さんなので、今後の和修家との闘いも期待出来そうです。嬉しいなぁ。

 

 

私は、この映画、超!お薦めしたいと思います。私は、凄く盛り上がってきたんだけど、原作を読んでいないと、今回は、ちょっと寂しいかも。だって、カネキのアクション部分がほとんど無いので、闘わないの?って感じに思うと思います。でも、この次の映画があれば、そこからカネキの大活躍なので、長い目で見てあげて欲しいと思います。今回の映画化で、本当に最後までやってくれたら嬉しいという期待が膨らみました。ぜひ、観に行ってみてください。

ぜひ、楽しんできてくださいね。カメ

 

 

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