「X-MEN:ダーク・フェニックス」4DX吹替版・内容は暗いけどラストなので観てみてね。 | ゆきがめのシネマ。劇場に映画を観に行こっ!!

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4DX「X-MEN:ダーク・フェニックス」を観てきました。

 

ストーリーは、

X-MENのリーダーであるプロフェッサーXの右腕として、メンバーからの信頼も厚い優等生のジーン・グレイだったが、ある宇宙ミッションでの事故をきっかけに、抑え込まれていたもうひとつの人格「ダーク・フェニックス」が解放されてしまう。ジーン自身にも制御不能なダーク・フェニックスは暴走をはじめ、地上の生命体が全滅しかねない、かつてない危機が訪れる。

というお話です。

 

 

子供の頃に、交通事故により両親と別れることとなり、チャールズの学校に引き取られてきたジーン。今は、プロフェッサー=チャールズの率いるX-MENの一員として無くてはならない存在となっていた。

 

時は1992年、宇宙への期待が高まり、スペースシャトルが打ち上げられたが、フレアか何かの影響で通信が途絶えてしまう。アメリカ大統領からの依頼でX-MENたちは宇宙へ救助へ向かうが、フレアの影響が大きく、救助に時間がかかってしまう。スペースシャトルの乗組員を助ける事には成功するが、ジーンがその犠牲となってしまいシャトルに取り残されてしまう。

 

 

フレアに飲み込まれるジーンだったが、彼女の力の方が勝り、フレアの力を彼女が吸収して助かることが出来る。無事地球に帰還したX-MENたちだったが、フレアを飲み込んだジーンの身体に異常が無いかを心配し、調査をプロフェッサーとビーストが行うと数値が異常に上がっている。ジーンは身体の中に巨大なエネルギーを貯め込んでしまっているのだった。そしてフレアを飲み込んだ影響で、自分が両親を巻き込んで事故を起こした事を思い出し、その記憶を封印していたチャールズを信用出来なくなってしまう。

 

自分の力を持て余し、チャールズへの信頼も失ったジーンに、どこからか現れた謎の女が力の開放をした方が楽だとそそのかし、X-MENたちは巨大な力を持ったジーンを殺しに来ると囁いてしまう。ジーンは、今まで一緒に戦ってきたサイクロプスやミスティーク、他の友人たちも信じられなくなり、その力の制御が効かなくなってしまう。そして彼女を救けに来たミスティークに・・・。後は、映画を観てくださいね。

 

 

今回は、X-MENが最後だというので期待して行ったのですが、うーん、まぁ、こんなもんなのかなぁ。実は、私、勘違いをしておりまして、”フューチャー&パスト”で未来から過去に行ったウルヴァリンが歴史を変えたけど、ファイナル・ディシジョンでのジーンとウルヴァリンが戦う部分の未来は変わっていないと思っていたのですが、全く全部変わっていたのね。だから、この新しいタイムラインになっちゃうと、ウルヴァリンがジーンのいるX-MENに合流して、サイクロプスと三角関係的になることは無いってことなのねって事が解りました。

 

 

で、今回のダーク・フェニックスですが、終わってないけど、一応、ここで終りなんですね。あの”ファイナル・ディシジョン”の時と同じように、マグニートーがチェスをするという場面で終わらせているので、決着という事なんでしょうね。

 

今回も4DX吹替版で観てみましたが、吹替版は声優さんがやっているので、全く違和感がありません。とても良かったです。そして、4DXですが、今回は、サイキック戦争なので、4DXにピッタリだと思いました。このサイキック戦争だと、いきなりバンッと飛ばされたり、空に浮かされたり、いきなりの風などなど、普通の状態では無いような戦いになるので、4DXの機能がとても生かされていましたよ。

 

 

ある場面で、列車に乗っているX-MENたちに、沢山の敵が襲い掛かるのですが、その場面が凄かったです。スピードの出ている列車で戦うから、迫力が凄いんですよ。4DXだと、車両に叩きつけられたり、投げ飛ばされたり、鉄の車両をメキメキッとこじ開けて入ってくるところとか、その擬音が身体に響くようで、その後に、勢いついた攻撃が浴びせられると、もう、連続攻撃の勢いが、椅子や周りからの煙や水しぶきなどで、息つく暇も無いんです。映画館にいるのに、どんだけ激しいんだよって感じなんです。今回、内容が暗くて、楽しい話じゃなかったので、4DXの迫力で楽しむしかなく、目一杯、サイキック戦争を楽しみました。

 

 

なんか、内容が暗いんですよ。元々、ジーンって明るい感じじゃないけど、今回はマジでダークにハマってしまい、マジで憎らしいと思えるほどでした。恩を仇で返すんかいっ!って言いたくなっちゃった。確かにチャールズが事故の記憶と父親が生きている記憶を封印したのは悪かったかも知れないけど、ジーンの為を思っての事だった訳でしょ。確かに嘘は悪いけど、人を助ける為の嘘は必要なんですよ。それは悪ではないの。どうしてそれを理解出来ないんだろうか。人の優しさってもんを感じろっつーの。

 

 

映画館にも、ダーク・フェニックスはあまり人が入っていませんでした。確かに、もうあまりに話が込み入りすぎて、分からなくなっちゃうよね。私だって覚えていられなかったんだもん。大体、本編の時間軸が2本あって、その2本共にスピンオフとか作っちゃっているでしょ。もう、何が何だか分からないよ。それでも、これからデットプールシリーズやニュー・ミュータンツシリーズ、X-Forceシリーズなどなど、他にもあるんでしょ。もう、X-MENとは離して考えるようにしようっと。

 

 

私は、この映画、お薦めしたいと思います。面白いとは思います。でも、暗いんです。何処までも暗いんです。でもね、4DXで観ると、その迫力や衝撃で、サイキック戦争が楽しめます。私は、それで楽しみました。なので、この映画を観るなら、元気な時に、暗くてもあまり考えないようにして観ることをお薦めいたします。ぜひ、観に行ってみてください。ぜひ、楽しんできてくださいね。カメ

 

 

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