「柴公園」柴犬と3人の男たち。ほのぼのしていて、幸せになれる作品だと思います。ぜひぜひ! | ゆきがめのシネマ。劇場に映画を観に行こっ!!

ゆきがめのシネマ。劇場に映画を観に行こっ!!

観てきた映画、全部、語っちゃいます!ほとんど1日に1本は観ているかな。映画祭も大好きで色々な映画祭に参加してみてます。最近は、演劇も好きで、良く観に行っていますよ。お気軽にコメントしてください。
スミマセンが、ペタの受付を一時中断しています。ごめんなさい。

「柴公園」を観てきました。

 

ストーリーは、

古い町に建てられた新築タワーマンションに越してきた新参者で、柴犬を飼っているという共通点をもつ3人の男たち。彼らは毎日の犬の散歩で顔を合わせるが、互いの名前も知らず、「あたるパパ」「じっちゃんパパ」「さちこパパ」と、それぞれの愛犬の名前にパパとつけて呼び合い、素性を深く詮索しない適度な距離感でつながっていた。そんなある日、唯一独身のあたるパパに恋の予感が到来する。お相手は真っ白な柴犬ポチをつれた女性=ポチママで、じっちゃんパパとさちこパパは、もどかしい様子の2人を応援するのだが・・・。

というお話です。

 

 

古い町に建てられた新築タワーマンションに住んでいる3人の男性たち。柴犬を飼っていて、散歩の時に顔を合わせるようになり、友人となった。互いの名前も知らず、「あたるパパ」「じっちゃんパパ」「さちこパパ」という呼び名だけで交流をし、それ以外は詮索をしないという、微妙な距離感だが心地良い関係で付き合っている。

 

「あたるパパ」は、ある柴犬仲間から”一郎”という柴犬も預かっていて、現在は2匹の柴犬を飼っていた。大学の研究室に勤めている彼は、自宅の部屋に観察カメラを取り付け、自宅にいなくても、2匹の柴犬を観察出来るようにし、時間があれば、スマホで家の柴犬をチェックするという毎日を送っていた。

 

 

ある日、散歩の途中で知り合った白柴のポチを飼っている女性=ポチママと通勤のバスでも会うようになり、距離が近くなっていった。ポチママに恋心を抱いたあたるパパは、つい、彼女に独身なのか聞き、そして付き合いたい事を伝えると、ポチママも了承してくれる。しかし、二人とも恋愛をしたことが無く、付き合ったことも無い。何となくぎこちない状態で進展しないままだったある日、ポチママが散歩に出てこなくなってしまう。心配したあたるパパは、彼女の家に行ってみると、弟が出てきて、姉はまた引き籠ってしまったと言って、あたるパパを責めるのであった。そして・・・。後は、映画を観てくださいね。

 

 

この映画、TVシリーズがあったようなのですが、それを観ていないで観に行きました。うーん、凄く面白かったです。これ、TVも観て行けばよかった。まぁ、観ていなくても、全く問題なく解ったのですが、観ていたら、もっと楽しめただろうなぁ。

 

私、「幼獣マメシバ」はTVも映画も観ていて、それともコラボしていて、笑ってしまいました。佐藤二郎さんも好きなんだけど、私、この映画の主人公・あたるパパを演じている渋川清彦さん、大好きなんです。「下衆の愛」とか凄く良くて、最近では「半世界」でイイ男を演じてましたよね。そんな渋川さんが、柴犬のパパで、ましてエリート引籠り系って、何でも出来るなぁと思ってしまいました。本当に映画には欠かせない役者さんですよね。もっともっと、渋川さんの作品は観たくなるんです。

 

 

あたるパパとポチママの恋の行方なのですが、うんうん、ちゃんと少しづつでも進展していましたよ。どちらもコミュ障っぽいので、一般的な恋愛のようにスムーズに進まないので、まぁ、周りがヤキモキするは仕方ないのかな。謎の弟も出てくるけど、ちゃんと二人は少しづつでも進んでいくので大丈夫です。もちろん、あたるとポチも仲良くやっていると思いましよ。

 

この映画に関しては、あまりにもほのぼのしているので、それほど感想という感想は無いんです。ほのぼのして、良いですよぉ~くらいしか無いですよね。だって、ダベっている事は、大したことが無いんですもん。でも、男3人が、柴犬と一緒にダベっている姿は、何となく微笑ましいというか、ちょっと近づいて話を聞いてみたくなりますね。内容なんて無いだろうことは予想がつくけど、それでも、何となく混ざりたくなってしまいます。

 

 

私も子供の頃に柴犬を飼っていたのですが、柴犬、可愛いですよねぇ。腿の所がプックリしていて、時々、困ったような顔をするし、真面目に座ると”ご主人様、次のご指示は?”って声が聞こえてきそうな顔で見ているし、もう、顔をくしゃくしゃってしたくなっちゃうんです。飼っていた子は、遺伝性の糖尿病で、毎日インシュリン注射をしていて大変でしたが、本当に良く頑張ってくれました。可愛い女の子でした。この映画を観て、懐かしくなりました。

 

この映画は、時間があれば、いつでも観に行きたいような映画ですね。本当に合間にいつも観ていたい映画だと思いました。癒してくれるし、幸せになれる映画です。

 

 

私は、この映画、超!超!お薦めしたいと思います。本当に良い映画だと思いました。映画って、何かを求める映画と、何も求めない映画があって、これは何も求めないで与えてくれる映画だと思いました。誰もが癒されるので、ぜひ、観に行ってみてください。

ぜひ、楽しんできてくださいね。カメ

 

 

柴公園|映画情報のぴあ映画生活