「メン・イン・ブラック インターナショナル」4DX3D吹替&2D字幕 映像は良いけど内容がねぇ。 | ゆきがめのシネマ。劇場に映画を観に行こっ!!

ゆきがめのシネマ。劇場に映画を観に行こっ!!

観てきた映画、全部、語っちゃいます!ほとんど1日に1本は観ているかな。映画祭も大好きで色々な映画祭に参加してみてます。最近は、演劇も好きで、良く観に行っていますよ。お気軽にコメントしてください。
スミマセンが、ペタの受付を一時中断しています。ごめんなさい。

「メン・イン・ブラック インターナショナル」4DX3D吹替版と2D字幕版を観てきました。

 

ストーリーは、

MIBの新人女性エージェントMの初ミッションは、MIB内部に潜入したスパイを探し出すこと。命じられるままにロンドンに向かったMを待ち受けていたのは、ルックスはいいがチャラい先輩エージェントのHだった。MとHは、早速調査を開始するのだが・・・。

というお話です。

 

 

ある夜、モリーがベッドの入っていると、両親が驚いた声を上げていることに気が付く。家の中に変な動物が入ってきたようだ。警察に連絡しようとすると、直ぐに玄関ドアを叩く音がして、動物管理局だという人が訪ねてくる。そして何かおかしなことを言った後に、ピカッという光で両親の記憶を消してしまう。モリーは自分の部屋に入ってきた青くて毛むくじゃらな小さな生き物を裏の窓から逃がすと何かお礼を言って去って行った。

 

それから20年後。モリーはその時の事を忘れられず、黒づくめで宇宙人と仕事をしているらしい人たちを追っていた。モリーはFBIもCIAも、頭脳明晰で受かるのだが、自分が望む部署が無いと知ると、直ぐに興味を無くしてしまう。そして、ある時、無断で無線を傍受していたモリーは、その中にMIB関係の言葉があることに気が付く。そしてその情報を元に、彼らがいるだろう場所を突き止め、黒服を着て基地へ忍び込むが見つかってしまう。

 

 

MIBに見つかってしまったモリーだが、それも計画の内で、自分をMIBで雇って欲しいと頼み込み、適正を受けると合格圏内。見習いとして雇われることに。アメリカで雇われたが、イギリスでの研修となり、エージェントMとしてロンドンに派遣される。ロンドンで何か問題があるらしい。

 

ロンドンではエージェントHと出会い、彼がトップエージェントと知り、彼の手伝いをして点数を上げて本採用して貰おうと、MはHの補助を買ってでる。そしてHが任された王族異星人の警護を一緒にするのだが、謎の異星人に襲われ、警護対象者を殺されてしまう。そして・・・。後は、映画を観てくださいね。

 

 

久々にMIBが帰ってきたのですが、今度はヨーロッパ支局のお話となります。もうKとJは出てきません。今回は新人見習い中のMと、ロンドンのトップエージェントHのお話です。Mはテッサ・トンプソン、Hはクリス・ヘムズワースです。その上司のハイTは、リーアム・ニーソンでした。これだけ聞くと、美しい人ばかりなので、超面白そうになりそうなんだけど、これが、ちょっとイマイチでした。

 

 

でもね、迫力はありました。4DX3Dで観たので、空を飛ぶ車とか、凄い威力の最終兵器とか。謎の宇宙人が出てくるのですが、その二人が地面を叩くと、地面が波のように動いて衝撃を与えてくるのですが、それも凄かったなぁ。やっぱり4DX3Dで観ると、迫力はありました。

 

4DXは吹替だったのですが、実は今回、吹替版と字幕版、映像も違います。1か所だけですが、MIBが調査対象としている人物の映像が、吹替版だけはMの吹替をしている今田さんが対象者として映っています。でも、申し訳ない、今田さん、あまり吹替は上手くありませんでした。棒読みだったので、Hとの掛け合いが辛かったなぁ。毎度のことながら、なんで声優さんを使わないのかしら。

 

 

ストーリーがとても粗い感じで、以前のMIBように、適当にやっていそうで締めるところは締めていたKやJと違い、Hは仕事が適当でしたね。最初、Hが潜入してゲームに参加している場面があるのですが、何がしたかったのか分かりません。何かを手に入れるとか取引をするとか、誰かを倒すとか、何か目的があると思うのですが、見えないんですよ。

 

で、Mと組んだ仕事では、守るはずだった対象者は死んでしまい、Mがあるモノを守って欲しいと頼まれるのですが、何故MIBは信用出来ないと知っていながらMIBのMに渡すのか、不思議でした。それにHが昔と変わった変わったと言われているのですが、昔とどう変わったのかも、よく解らないんです。彼女と別れたかららしいのですが、別れたからって、別にチャラい感じは変わってないし、真剣さが減ったとか、そんなとこかしら。それほど解りませんでした。

 

 

全体的にキレイさが増えたけど、面白さは半減かな。宇宙人のゲロゲロ部分はほとんど無いし、面白い宇宙人もほとんど出てきません。ちびっ子の宇宙人ポーニィくらいかしら。Hの彼女の美しい宇宙人も、そんなに魅力的とは思えなかったんですよねぇ。もう少し、宇宙人関係のデザインを考えれば良かったのに。キャラクターデザインだけ、日本人の漫画家とかに頼んでくれれば、もしかして凄く面白くなったかも知れないのになぁと思いました。

 

ちょっと今回、蛇足的な続編になってしまいましたが、基本は面白い設定なので、次は、もう少し面白い脚本にしてくれて、魅力的な宇宙人を出してくれれば、また観に行きたいと思うかなぁと思います。今回も、イケメンエージェントHを観るだけでも、まぁ、満足出来るとは思いますけどね。クリス・ヘムズワースは、やっぱりカッコいいです。どんなに内容がコケていても、彼を見るだけでも幸せになっちゃうかな。

 

 

私は、この映画、まぁ、お薦めしても良いかと思います。頭を使わないで、ぼんやり楽しめる作品かな。考え始めると、粗が出てきてしまうので、細かい部分をツッコまないで観てください。ポーニィは、1人欲しいなって思うと思います。ぜひ、観に行ってみてください。

ぜひ、楽しんできてくださいね。カメ

 

 

メン・イン・ブラック:インターナショナル|映画情報のぴあ映画生活