「さよならくちびる」を観てきました。
ストーリーは、
インディーズ音楽シーンでにわかに話題を集めただけの2人組女性ユニット「ハルレオ」のハルとレオは、それぞれの道へ進むため解散を決める。2人はサポート役であるローディの青年シマとともに日本縦断の解散ツアーに出るが、レオはシマに、シマはハルに思いを寄せており、ハルもまたレオに友情を越えた感情を抱いていた。複雑な思いを胸に秘めながら、各地でステージを重ねていくハルレオだったが・・・。
というお話です。
インディーズで人気が出てきて、これからという2人組女性ユニット「ハルレオ」。ハルとレオ、そして彼女らを支えるマネージャー兼サポートのシマは、日本縦断のツアーに出かける。しかしこのツアー、実は二人の解散ツアーだった。二人のデュオは、音楽性はピッタリなのだが、どうしても性格的に合わないようで、解散すると宣言したのだった。
2人がそういうのでは仕方がないとシマも諦め、今回のツアーが解散ツアーとなってしまう。ツアーの道中、今までの事が思い出される。レオはシマに思いを寄せ、シマはハルを思っていて、ハルはレオに恋愛感情を抱いていたのだった。
3人とも気持ちが一方通行で、そのモヤモヤを他の事で発散する為に、レオはDV男と付き合ったりと、気持ちも身体もボロボロになっていく。行く先々のライブ会場では大声援を送られ、解散に近づくにつれ、人気は高まって行く。そして・・・。後は、映画を観てくださいね。
うーん、悪い映画ではないんだけど、ライブ場所でライブを開催する度に話がブツブツ切れてしまい、その合間に、過去の話が挟まってくるんだけど、それが解り難いんですよ。レオの髪型がロングだったりするから、過去の話だって分かるけど、あれ、同じ髪型だったら、過去の話だって気が付かないかも知れません。
表現がとても抑え目で、色々なことを雰囲気で伝えるだけなんですよね。ハルが同性愛で悩んでいることも、雰囲気では伝わるけど、決して、言葉とか場面で伝えている訳ではないので、何とも微妙なんです。
音楽は良いと思いました。あれ、お二人が歌っているのかしら。とても上手くて素敵でした。話の進み具合はちょっと問題があるかなぁと思ったけど、音楽は良いんですよねぇ。ずーっと歌っていてくれても良いくらいの安定した歌声で、安心出来るような感じでした。
内容としては、ロードムービーで、ただただ、3人の恋愛がらみなので、そんなに何かある訳でもなく、それほど凄く面白いと言うほどのものではありませんでした。私は、ちょっと疲れちゃったかなぁ。
私は、この映画、まぁ、お薦めしても良いかなぁと思います。話としては、そんなに目新しくないし、共感出来る部分も無く、ちょっとモタついてる感が鼻に付くのですが、とにかく音楽が良い。歌が良いんです。それだけでも観る価値があるかなぁという感じでした。ぜひ、観に行ってみてください。
ぜひ、楽しんできてくださいね。
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