「チア男子!!」を観てきました。
ストーリーは、
柔道一家に生まれながら、やさしすぎる性格から強くなれずにいた晴希は、試合で肩を負傷してしまう。晴希が柔道を続けるべきか迷っていると、柔道仲間で無二の親友である一馬が「やりたいことがある」と、突然柔道をやめると宣言する。一馬が晴希と一緒にやりたいこと、それは男子チアリーディング部の創設だった。些細なことから大ケガにつながってしまうため「仲間を信頼すること」というチアの基本を守りながら、男子チア部「BREAKERS」は練習に打ち込んでいた。しかし、メンバー間の歯車が徐々におかしくなり、やがて決定的ともいえる亀裂を生んでしまう。
というお話です。
柔道一家に生まれ、子供の頃から柔道をやらされてきた晴希は、ある日、試合中に叩きつけられ、肩を負傷してしまう。晴希は、柔道が嫌いではないが、元々、優しい性格なので、自分に柔道は合わないと思っており、怪我を機に、一度、柔道から離れてみることにした。そんなある日、柔道仲間で親友の一馬が「柔道を辞めてやりたい事がある。」と宣言し、男子チアリーディング部を大学で設立する。そんな一馬を見て触発され、その上、人を応援するのが大好きな晴希は、自分もチアリーディング部に入部することにする。
チアリーディングは、笑顔で演じるし軽く舞っているようなので、簡単そうに見えるが、実は、とてもハードな運動だし、手を抜くと些細なことでも大怪我になってしまう。仲間との連携が重要で、お互いに信じ合わないと美しいチアリーディングは出来ない。
7人の部員が集まり、練習を続けて打ち込んでいくのだが、やはりそれぞれに得手不得手などもあり、個人の事情なども合わさって、段々と一番大切とされている信頼という絆が崩れて行ってしまう。一見、簡単そうで難しい”信頼”が崩れると、チアリーディングなど上手く行く訳が無く、飛んだり、跳ねたりも出来なくなっていく。
しかし男子チアリーディング部の発表会が近づいており、「BREAKERS」は、何とか信頼を取り戻し、素晴らしい発表をしたいと思っているのだったが・・・。あとは、映画を観てくださいね。
この映画、まぁ、良くある青春スポコンですかね。なんて言うか、ちょっと昔のアイドル映画っぽかったかな。イケメンの男子が出てるから、それで良いんだと思うけど、映画としてはどうかなぁ。あのね、せっかく男子チアリーディング部の話なのに、練習風景は少しは映るけど、最後の試合以外は、カッコ良くピッとチアリーディングをしている部分が無いんです。なんか、出来てるんだかどうかわからないような練習風景しか映らず、後は、個人の色々な問題とかが描かれていくだけだから、退屈になっちゃうんです。
私は、もっとチアリーディングが見れるのかと思って期待していたのに、ちょっとガッカリでした。最後に、これだけなんだって感じで、まぁ、イケメンを観に行くだけなら良いけどね。でも、せっかくのチアリーディング映画なのに、それが少ないって、ダメだよね。
うーん、これは申し訳ないけど、感想が進まないなぁ。だって、内容が無いし、面白いと思えなかったんですもん。確かに、イケメンは集めていたと思いますよ。だけど、顔のタイプが似ている子がいるし、横浜くんも出ていたけど、イマイチの演技でした。TVドラマの時は、もう少しスムーズだったように見えたけど、どーもぎこちなく見えてしまいました。
チアはカッコ良かったですよ。音楽に合わせて、目の前でキレのある演技をしてくれたら、それは、もう、凄く感動出来ると思うのですが、その場面が最後の最後に1場面だけだし、せっかくのキレある演技が、ストップモーションかけまくりで、キレがあるように見えなくなっちゃっているのも、とても残念でした。
もし、また青春スポコンをやるなら、もう少し、打ち込んでいるスポーツの場面を増やして欲しいなぁと思いました。そのスポーツが、主人公が打ち込むほどの魅力があるものだと見せつけてくれないと、なんで、そんなのに打ち込みたいのかな?と思っちゃう。エンドロールを見たら、沢山のチアリーディング部の方々が協力してくれていたようだったので、もっとチアの魅力を全面に押し出すような映画にして欲しかったです。
私は、この映画、まぁ、お薦めしても良いかなぁ?というくらいです。確かにイケメンが多いので、目の保養にはなると思いますが、せっかくのスポーツが生かされていないので、とても残念でした。でも、男子のチアリーディングは、迫力があって、面白いなと思いました。ぜひ、観に行ってみてください。
ぜひ、楽しんできてくださいね。
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