「ラ・ヨローナ 泣く女」を観てきました。
ストーリーは、
メキシコでその昔、愛する夫に浮気をされ、嫉妬に狂った結果、夫が世界で一番愛する我が子を溺死させた女、ヨローナ。後悔し、嘆き苦しんだ彼女は自ら川に身を投げ、呪いとなってこの世をさまよっている。1970年代のロサンゼルス。ソーシャルワーカーのアンナは子どもたちが危険にさらされているという母親からの助けを無視してしまうが、それは泣き声を聞いた子どもが必ず連れ去られてしまうヨローナの呪いだった。そして、ヨローナが次のターゲットとして狙いを定めたのは、アンナの2人の子どもたちだった。
というお話です。
メキシコで語り継がれる話。かつて村一番の美人と言われた女性が、金持ちのスペイン人と恋に落ち、結婚をする。やがて二人は2人の男の子を授かり、幸せに暮らしていた。ある日、男は妻を捨て、裕福なスペイン人の女性の元に行ってしまう。女は嫉妬に狂い、夫が一番愛するもの=2人の息子を溺死させてしまう。我に返った女は、愛する息子を殺してしまった事に苦しみ、自ら川に身を投げる。その女がヨローナだった。
1970年代のロサンゼルス。ソーシャルワーカーをしているアンナは、自分が担当している女性と息子2人に何か起きたようだと連絡を受ける。警察を伴い、その家族を訪ねると、母親が息子をある部屋に監禁し、ドアを開けようとしない。アンナは、自分が話しを聞くからと玄関を入り、母親を説得するが、母親は受け入れ、子供の部屋を開けようとするアンナに襲い掛かる。直ぐに警察が突入し、アンナを助けて母親を逮捕し、子供を保護するのだが、その日の夜、子供たちは二人とも川で溺死してしまう。二人の母親はアンナに、あんたが何も信じなかったからだ、人殺しと訴える。
事件があった日から、アンナの子供たちの様子がおかしくなっていく。アンナには二人の子供がおり、夫は警察官だったが、亡くなってしまった。子供たちと出来るだけ一緒に過ごすようにしていたアンナだったが、娘の腕に火傷の痕を見つける。何があったのかを聞くが、転んだとしか言わない。そして息子にも同じような痕があることを見つける。確か、溺死した子供にも同じような痕があったことを思い出し、何が起こっているのか調べていくと、アンナ自身もドレスを着た女が襲ってくる姿を見てしまう。
驚いたアンナは、二人の子供を連れて神父を訪ね、ヨローナの呪いの話を聞く。そして子供たちを助ける為に、元神父で現在は妖術師になった男性を訪ねていく。そして子供たちを守って欲しいと頼むのだが、妖術師も難しい顔をし、それは教会が対処すべきことだと話す。しかし今夜にも子供たちが連れていかれるかもしれず、妖術師に頼み込んで、出来る限りの対処をするのだったが・・・。あとは、映画を観てくださいね。
これも「死霊館」シリーズの一つです。神父を訪ねていくと、アナベルに関わった神父だし、今回に関係したグッズも、きっとあの夫婦の家の部屋に収納されるんだろうなぁという感じでした。
メキシコの言い伝えの話、ヨローナ。酷い話でしょ。確かに、男に逃げられたら復讐しようとするのは解るけど、彼の子供を殺すのは、全く復讐にならないと分からないのかな。子供がいなければ、二度と女の所に戻らなくてよくなる訳だから、男にとって一石二鳥じゃないですか。新しい女性との間に子供を作ればよいだけの話だもん。このヨローナ、頭悪いなぁと思ったのは私だけだろうか。
でね、アンナというソーシャルワーカーだけど、酷い女なんです。でもソーシャルワーカーって、こういう人多いよね。人の話を聞いている振りをして全く聞かないのよ。話しをちゃんと聞いていれば、彼女の言う事に筋が通っているという事が判って、何かおかしいと感じるはずなのに、自分の常識ばかりを人に押し付けるんです。ソーシャルワーカーとしての仕事が出来ていないから、こういう事になるんです。子供たちが酷い目に合うのは当たり前ですよ。
私の友人でソーシャルワーカーに相談していた子がいるのですが、まぁ、酷い仕事っぷりでした。相談すればするほどネガティブになっていくようで、一度全て録音しなさいと言って、後から二人で聞いたのですが、酷かったなぁ。日本のソーシャルワーカー的な仕事の人も、アメリカと同じように厳しい国家試験を作ればよいのにね。人の気持ちが判らない人になってもらっちゃ困るのよ。そういう専門家に相談して苦しくなって、私に電話をかけてくるっておかしいでしょ。私は普通の友達なんだから。映画の中もそうだったけど、人を信じられない人間がやる仕事じゃないんです。
話を戻して、そんなアンナに信じて貰えなかった母親は、子供を亡くしてアンナを恨みます。当たり前よね。もう少し部屋に入れておけば、助かったんだから。だから、この主人公アンナに対しては、全く同情出来ませんでした。もー、子供たち、殺されちゃえっ!って思っちゃった。
ヨローナさんは、ウェディングドレスを着て襲ってきます。ちょっと顔が怖いけど、マトモに戻ると綺麗な女性でした。でも、誰かの子供を連れて行こうと向かってくるのよねぇ。結構、恐かったです。
きっと、この事件に関係した何かが、この後に公開される「アナベル 死霊博物館」9/20公開に繋がると思います。今度は、色々な呪いの品が総登場して、恐がらせてくれるみたいですよ。楽しみです。
私は、この映画、お薦めしたいと思います。恐かったですよ。スプラッター系じゃないけど、やっぱり襲ってくる幽霊は恐ろしいです。凄い勢いでアップになったりするんだもん。ドキッとしちゃいますよ。でも、貞子レベルよりは甘いから、大丈夫だと思います。ぜひ、観に行ってみてください。
ぜひ、楽しんできてくださいね。
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