【イタリア映画祭】「アルマジロの予言」もう一人の自分がアルマジロの姿で横にいるってイイかも。 | ゆきがめのシネマ。劇場に映画を観に行こっ!!

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観てきた映画、全部、語っちゃいます!ほとんど1日に1本は観ているかな。映画祭も大好きで色々な映画祭に参加してみてます。最近は、演劇も好きで、良く観に行っていますよ。お気軽にコメントしてください。
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イタリア映画祭2019「アルマジロの予言」を観てきました。8作目です。

 

ストーリーは、

ゼロは、ローマ郊外在住の27歳。イラストレーターだが定期的な収入はなく、アルバイトで生活をしのいでいた。何も変わりない日々を過ごしていたが、幼い頃に好きだったが告白できなかったカミーユの訃報を聞き、それをきっかけに自身の人生を見つめ直すことになる。

というお話です。

 

 

ゼロはローマ郊外のレビッビア地区に暮らす27歳の青年。仕事はイラストレーターだが、それだけでは食べて行けず、フランス語の家庭教師や、空港のチェックイン時間の計測係のパートをして食いつないでいた。家に帰ると、彼を待つのは一匹のアルマジロ。このアルマジロ、彼が胸の中に抱える人生への不安が実体化した別人格だ。そんなゼロの話し相手といえば、機械音痴の母親と、唐辛子入りスプレーを自分に浴びせる奇癖の持ちぬ主である親友のセッコ。

 

ある晩、ゼロが友人のカミーユに電話をすると、何故かその電話にカミーユの父親が出て、彼女が亡くなったことを伝える。カミーユは、打ち気だったゼロが思いを寄せていたフランス人の少女だった。ゼロは、セッコと共に、当時のクラスメイトだったグレタを捜し、話を聞く。そしてゼロとセッコは、カミーユの葬儀に出席する為にトゥールーズへと向かう。

 

 

ゼロからフランス語を教わる裕福な家庭の少年・ブランカは、ゼロは導師だと思っており、彼のいう事をとても良く聞いていた。ゼロはそんなブランカに、フランス語をほとんど教えず、社会の酷さを教え、汚れた世界への対処法などを教えていた。ある日、いつもの通りに家庭教師に行くと、母親が出てきて、息子は世を儚んで修道院に入ってしまったとゼロに告げる。あとは、映画を観てくださいね。

 

ちょっと、あらすじがバラバラしていますが、短編っぽい話がいくつも重なっている作品でした。日本でいうと、”アフロ田中(上京アフロ田中)”っぽい内容でした。イタリアの人気漫画が原作だそうで、雰囲気が分かって貰えるかと思います。面白いんですけど、イマイチ、くどいかなぁ。日本みたいに、もっと明るい雰囲気でやれば良かったかと思うのですが、全体的に暗いのと、主演俳優さんがイケメンなんだけど、真面目そうに見えちゃうのよ。これ、日本だったら、賀来賢人さんとか、松田翔太さんとかがやってくれたら、面白かっただろうなぁと思うんだけどね。

 

 

あのね、部屋に帰ると、人間と同じ大きさのアルマジロが待っているんですよ。映画の中では、着ぐるみなんだけどね。それが、もう、おいおいっていうくらい、ハリボテで、それが良いんだけど、出てくるだけで笑っちゃいました。中に入っているのは、ヴァレリオ・アプレアさんだそうです。”いつだってやめられる”に出ていた俳優さんです。

 

笑える映画なのですが、私はイマイチ、入り込めませんでした。結構、気を使っている、若者向けのコメディ映画なんですけど、何だったんだろう。私は疲れていたのかしら。それとも主演の子がタイプじゃなかったからかしら。うーん、最初と最後に、原作漫画のアニメが入れられていたりして、おしゃれな出来上がりになっていたんですけどね。

 

 

私は、まぁ、お薦めしても良いと思います。面白いのですが、私がイマイチ入り込めなかったので、上手くお薦めが出来ないんです。ごめんなさい。でも、イケメンも出ているし、良いコメディだし、変なアルマジロには笑えます。日本公開は決まっていませんが、これ、どうかなぁ。DVDで出てくれるかも知れませんねぇ。もし、観る機会があったら、観てみてください。

ぜひ、楽しんでくださいね。カメ

 

 

イタリア映画祭2019  http://www.asahi.com/italia/2019/