「ダンボ」耳が大きくて目も大きいとっても可愛い小象のダンボ。勇気を出して空を飛んで!とワクワク! | ゆきがめのシネマ。劇場に映画を観に行こっ!!

ゆきがめのシネマ。劇場に映画を観に行こっ!!

観てきた映画、全部、語っちゃいます!ほとんど1日に1本は観ているかな。映画祭も大好きで色々な映画祭に参加してみてます。最近は、演劇も好きで、良く観に行っていますよ。お気軽にコメントしてください。
スミマセンが、ペタの受付を一時中断しています。ごめんなさい。

「ダンボ」を観てきました。

 

ストーリーは、

母象ジャンボの子供としてサーカス団で生まれたダンボ。耳が大き過ぎて、周囲に怪物扱いされていたダンボだったが、飼育係のホルトや、その子供たちの愛情を受け、自分の居場所を見つけようと奮闘する。そんな中、サーカス団である事件が発生してしまい・・・。

というお話です。

 

 

戦争から元居たサーカス団に戻ってきたホルト。そこには、妻と子供たちを残していたんです。しかしホルトが戻ると、妻は酷い風邪で亡くなっており、子供たちだけが待っていました。ホルトも戦争で左腕を無くし、曲馬師だったホルトは、以前と同じ仕事は出来ません。

 

団長は、そんなホルトを迎え入れ、新しく象を買ったから、その象の飼育係をやるようにと言われます。大きなメスの象は、妊娠しているらしく、もう子供が生まれそうでした。世話をするホルトと子供たち。すると、象のジャンボは子供を産みます。子供を見ると、何故か、耳が巨大で、下に付くほどの大きさをしています。あまりにも醜いので、周りから酷い事を言われましたが、ホルトと子供たちは、そんな小象を大切に育てていきます。

 

 

ある日、小象と遊んでいた子供たちが鳥の羽を小象に見せて遊ばせると、鼻に羽が入った勢いで、大きな耳をはばたかせ、空を飛ぶことが出来ます。驚いた子供たちはホルトに話し、芸があることを喜ぶのですが、耳の大きな小象などを生んだジャンボはいらないと、団長は買った主に買い戻しを訴え、ジャンボは元の売り主に連れていかれてしまう事になります。

 

母親と引き離された小象は寂しがりますが、子供たちが、小象が空を飛ぶ芸を見せてサーカスを儲からせて、母親像を買い戻してもらえばよいと小象に話します。そして小象はショーに出ることになり、飛んで見せるのですが失敗してしまい、その時の壊れた看板の名前「ダンボ」が小象の名前になってしまいます。

 

 

ダンボが商売になると考えた有名興行師V・A・ヴァンデバーは、団長に声をかけて、共同経営者になってくれと持ち掛け、自分の遊園地でダンボのショーを開催することにします。そして・・・。あとは、映画を観てくださいね。

 

ダンボ、可愛い~!本当に可愛かったです。目を大きくして、愛らしい風貌で実写化されたダンボは、成功だったと思います。さすがにティム・バートン監督だと思いました。本当にディズニーアニメに出てくるような、愛らしいダンボ、嬉しかったなぁ。

 

 

それに、上手いと思ったのは、ダンボが象で、それなりの大きさがあって、体重も重いだろうというのが、映像でも判るんです。象が軽々飛んでいたら、何だよ、漫画といっしょじゃんって思ったと思うのですが、ちゃんと重量感があり、その重さを耳の羽ばたきで飛ばすという前代未聞の映像であり、必死で羽ばたかないと飛ばないよっていう事を、よく解って、計算されているなと思いました。

 

ホルトは、戦争からサーカス団に帰ってきて、以前と同じ仕事は出来ないからという事で、象の世話係にされるのですが、戦争の悲しさも描いていました。左腕が無いので、簡単に布で作ったような義手を団長から受け取り、団長は、腕が無いと気味悪がられるからそれをつけろと言うんです。国の為に戦ってきたのに、そんな言われ方をするなんて、酷いと思いませんか。戦争の悲惨さも描いていたと思います。

 

 

マイケル・キートンが演じるヴァンデバーですが、超イヤな奴なんです。団長を騙してダンボを手に入れ、自分のレジャーランドの目玉しようとするんです。でも、もちろん、そんな簡単に上手く行く訳がありません。銀行からの融資を受けようとするのですが、銀行の責任者が目玉のダンボの飛行ショーを観てから、融資をするかどうかの判断をするというんです。結構、ここら辺の駆け引きが面白かったし、ドキドキしました。このレジャーランドの雰囲気が、とってもティム・バートンっぽい奇妙な感じで良かったです。

 

 

サーカス団員たち、変わった人たちが多いのですが、とても人情味にあふれていて、素敵でした。ダニー・デビートが団長を演じているのですが、以前よりもチャラチャラしていなくて、落ち着いたオッサンの雰囲気を醸し出していて、良かったです。

 

エヴァ・グリーンは、空中ブランコ乗りの女性なのですが、美しくて、愛情深い女性だったので、良かったです。ホルトと上手く行ってくれたら、子供たちも亡くなった母親の事は忘れられるのかしらと思い、楽しんできました。

 

 

私は、この映画、お薦めしたいと思います。これは、親子で楽しめる、良いエンタメだと思いました。もちろん、大人だけで観ても楽しいのですが、家族で観ると、また違って、楽しめると思いますよ。ぜひ、観に行ってみてください。

ぜひ、楽しんできてくださいね。カメ

 

 

ダンボ|映画情報のぴあ映画生活

 

ダンボ [Blu-ray] ダンボ [Blu-ray]
2,891円
Amazon