「えいがのおそ松さん」私はイマイチだったかな。やっぱり短編の方が好きかなぁと思いました。 | ゆきがめのシネマ。劇場に映画を観に行こっ!!

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観てきた映画、全部、語っちゃいます!ほとんど1日に1本は観ているかな。映画祭も大好きで色々な映画祭に参加してみてます。最近は、演劇も好きで、良く観に行っていますよ。お気軽にコメントしてください。
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「えいがのおそ松さん」を観てきました。

 

ストーリーは、

ある日、高校の同窓会にやってきた、おそ松たち6つ子は、ちゃんとした大人に成長し、社会人として全うに働く同級生たちとの再会で、対照的に冴えない自分たちの現実に打ちのめされる。やけ酒をあおり眠ってしまったおそ松たちが翌朝目を覚ますと、周囲にはいつもと違うがどこか見覚えのある風景が広がっていた。そこが「過去の世界」ではないかと疑い始めた矢先、デカパンから「6人の中のこの時代に大きな後悔を残している人物がいる」と告げられた6つ子たちは、真実を確かめるため、18歳の自分たちに会うことに。

というお話です。

 

 

ある日、高校の同窓会に参加したおそ松たち。同窓の友人たちは、普通に成長し、大学生をやっていたり、社会人になっていたり。しかしおそ松たちは、ニート生活を続けている。そんな自分たちを恥ずかしいと思った彼らは、”今、何してんの?”という質問に、ニートとは言えず、ホテルに勤めていると嘘をついてしまう。段々と話しが合わなくなっていく5人のところに、トイレから帰ってきたおそ松が「ニートだよ。」とスパッと言ってしまい、全ての嘘がばれて、逃げ帰ってくる。チビ太のおでん屋で酒を飲みながら、グダを撒いていた6人は、酔っぱらって家に帰り寝てしまう。

 

 

翌朝、起きてみると知っている風景だが、前日とは明らかに違う風景が広がっている。探ってみると、高校の卒業式の1日前にタイムスリップしてしまったらしい。6人はデカパンに相談すると、ここは思い出の世界であり、この中の誰かがこの時代に後悔をしているからここへきてしまったのだ。」という。

 

 

6つ子の誰が後悔をしているのか、その原因を突き止めて後悔を消さないと元の時間に戻れないことが分かり、その上、長い時間、思い出の世界にいるとミジンコになってしまう事と、必要以上にこの世界の人と関わると世界が崩壊してしまうという事をデカパンから教えられ、人と関わらず、早いとこ解決しなければならない事が分かります。

 

高校へ行き、隠れて探っていると、18歳のおそ松たちが現れます。それぞれに特徴がある彼らですが、当時は6つ子であることをからかわれ、あまり仲が良くなかったようでした。そんな過去の自分たちを追う事に飽きてしまった6つ子たちは、それぞれに好き勝手な行動を始めてしまいます。そしてカラ松は、あることを思い出し・・・。あとは、映画を観てくださいね。

 

 

うーん、おそ松さん、面白くない訳ではないのですが、やっぱりギャグマンガなので、どーも、長編の話っていうのは辛いんですよねぇ。オープニングで、おそ松さん、自分たちでも言っているのですが、本当にそうだとは・・・。笑ったけど、ちょっとしんどかったです。

 

短編が沢山続くのなら、何となく楽しいのですが、1つの話が長ーいので、飽きるんですよねぇ。ストーリーだけを追っていると、確かに、感動作だったし、ちょっとお涙頂戴的な感じだったのですが、おそ松さんに求めているものって、そういう涙じゃなくて、笑いすぎて泣く涙なんです。感動の涙は、あんまり求めてないんですよねぇ。

 

 

同窓会でニートってバレちゃって、大笑い出来るし、イヤミとの闘いは楽しかったし、おそ松兄弟のクズっぷりは、確かに酷いんだけど、でも、イイ人的な感じの部分は、なんか、こう、今更必要ないなぁって感じだったんです。

 

大人のおそ松さんたちが、18歳のおそ松くんたちに、自分らしく、そのままでいれば大丈夫というような言葉で勇気づけるのですが、おいおい、そんなこと言っちゃうから、あんた達がニートなんじゃないの?って、ついツッコミを入れたくなってしまいました。一瞬は感動するんだけど、考え直してオイオイって言いたくなる部分が多々ありました。

 

 

ニートが悪いとは言わないし、ありのままの自分を大切にするのも良いけど、社会生活を送っていく上で、自分の生活費は自分で稼ごうよ。働かざる者食うべからずっていう当たり前の事を言っているだけなんだけど。それが出来ていないのは、ニートじゃなくて、只の”タカリ”だと思うけど。おそ松さん、可愛いけど、本当にクズだよね。いい年して親にタカるんじゃないよ。

 

なんか、感想が出てこないなぁ。おそ松さん、好きなんだけど、この映画に限っては、なんか、盛り上がらなかったんです。長時間、おそ松さんが見れたのは嬉しいけど、ストーリーはおそ松さんじゃなくても良いような内容だったし、私は、少し残念でした。

 

 

私は、この映画、まぁ、お薦めしても良いかなぁ?くらいだと思います。おそ松さんファンの方には良いかも知れませんが、それ以外の方は、物足りないし、このストーリーがおそ松さん?っていう疑問符が出てくるんじゃないかな。まぁ、興味があったら、観に行ってみてください。

ぜひ、楽しんできてくださいね。カメ

 

 

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