「スパイダーマン スパイダーバース」4DX3Dに最適な映画。これは通常よりも何倍も楽しめます。 | ゆきがめのシネマ。劇場に映画を観に行こっ!!

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「スパイダーマン スパイダーバース」4DX 3D を観てきました。

 

ストーリーは、

ニューヨーク・ブルックリンの名門私立校に通う中学生のマイルス・モラレス。実は彼はスパイダーマンでもあるのだが、まだその力をうまくコントロールできずにいた。そんな中、何者かによって時空が歪めらる事態が発生。それにより、全く異なる次元で活躍するさまざまなスパイダーマンたちがマイルスの世界に集まる。そこで長年スパイダーマンとして活躍するピーター・パーカーと出会ったマイルスは、ピーターの指導の下で一人前のスパイダーマンになるための特訓を開始する。

というお話です。

 

 

ニューヨーク・ブルックリンの名門私立校に通う中学生のマイルス・モラレス。成績が良く、地元の学校から転入したのだった。その学校は寄宿制で、週末にしか自宅に帰れず寂しい思いをしていて、時々、近くの叔父の家に遊びに行き、叔父と一緒に、内緒でウォールアートを楽しんでいた。ある日、廃屋でウォールアートをしていると、どこからか手に乗ってきた蜘蛛に咬まれてしまう。

 

その日から、何かビビッと体に来ることがあり、何だろうと考えていると、その力がスパイダーマンに酷似していることから、蜘蛛に咬まれたことを思い出し、先日、咬まれた場所に行ってみる。普通の蜘蛛だと確認していると、何か音が聞こえてくる。覗いてみると、その場所でスパイダーマンとキングピンが戦っている。キングピンは、異世界とのドアを開けるために時空をゆがめる装置を作り、発動しようとしていたのだった。もし、それを動かし続けると、ブルックリンにブラックホールが出来てしまうらしい。スパイダーマンは止めようとするが、装置は動かされてしまう。そして、時空は歪み、それを止めようとしたスパイダーマンはキングピンに殺されてしまう。

 

 

目の前でスパイダーマンが死んでしまい、力があるにも関わらず、何も出来なかった自分を恥じたマイルスは落ち込んでしまう。ぼーっとしていると、目の前に、先日、同じように転校してきたグウェンが現れ、話していると彼女の髪の毛に手が絡まってしまう。どんなに剥がそうとしても剥がれず、結局、グウェンは髪を切ることになってしまう。もっと落ち込んだマイルスは、ピーター・パーカーの墓へ行くと、そこでもう一人のピーター・パーカーに出会う。

 

 

彼は、他の時空から来たスパイダーマンらしい。そして、彼と協力して時空を歪める装置を止める為のデータを盗むことに成功。その場所で、もう一人のスパイダーマン、スパイダーグウェンに出会う。同級生のグウェンもまた、他の時空から飛ばされたスパイダーマンだった。協力者を探して、装置を止めるチップを作らなければならない。そしてスパイダーマンたちは、きっと協力してくれるであろうメイ叔母さんの家へ訪ねていく。そしてメイ叔母さんの家には秘密基地があり、既にそこには、彼らを待っている人物たちがいた。そして・・・。あとは、映画を観てくださいね。

 

この映画、超!イケてる映画でした。これはアカデミー賞に輝くでしょ。申し訳ないけど”未来のミライ”は太刀打ち出来ません。センスから音楽から、デザインから、もう、何もかもイケてるというのが、一番適切な言葉だと思います。ちょっとストーリーが面倒という気もしましたが、その分、何度もドクターオクトパスとの闘いもあることになり、楽しめました。

 

 

映像が素晴らしいんです。アメコミという基本を大切にしていて、アメコミを切り取った場面を入れながらも、3Dを駆使し、ポップアートも取り込んで、派手なアクションはかっこいいし、それを4DXだと体感出来るんです。だから、今回のスパイダーマンは、IMAXなどの良い映像で楽しむよりも、4DX3Dで体感するのが一番だと思いました。この作品は、本当に4DX3Dの為に作られたのではないかと思うほど、動きが激しくて、振り回されながら、あの縦横無尽に動くスパイダーマンと一緒に戦っている気分を味わうと、もう、なんとも言えないような快感を感じることが出来ます。これ、最高でした。ここ最近では、一番かしら。ドラゴンボール超も4DXが凄く楽しかったけど、今回は、その上を行くほど楽しめます。

 

 

何人も出てくるスパイダーマンなのですが、その中に、日本の女子高生もどきが出てくるんですよぉ。そして、何故か、彼女はタチコマらしきものを連れていて、そいつを操って戦うんです。これが面白かったなぁ。こんなに色々なスパイダーマンがいることを初めて知りました。そんなに放射能で変化した蜘蛛は沢山いたのかしら。(笑)

 

 

もちろんキャラクターやアクションは文句の付けようがないほどカッコ良くて、良かったのですが、ちゃんとストーリーの中で、マイルスという少年が、スパイダーマンの力を手に入れて、スパイダーマンの力を使えるように成長し、同時に、人間としても成長していく姿が、きちんと描かれています。中二病と言われる雰囲気を持っている少年ですが、映画の最後の方では、スパイダーマンとして、街を守るヒーローとしての風格が備わってきます。そして、両親とも分かり合えたと思いました。この親子の部分は、ちょっと感動出来ますよ。

 

今回のヒール、キングピンも、悲しい過去を持っていて、もちろん悪い奴なんだけど、でも、もし不幸な出来事が無かったら、こんなことを起こさなかったんだろうと思えるお話でした。ま、ドクターオクトパス=オクタヴィアスは、相変わらず、キチ〇イでしたけどね。もー、このおばちゃん、ヤダッ!ムカつくぅ~!

 

 

私は、この映画、超!超!超!お薦めしたいと思います。特に、4DX3Dで観ることをお薦めしたいなぁ。ま、ちょっと料金が高くなるので、強要は出来ませんが、一度、試してみる価値はあると思いますよ。初めての体験なら、この映画で体験して欲しい。すごく楽しめます。但し、4DXは、子供とか妊婦さんはダメです。特に、この映画は動きが激しいので、危ないです。大人が観てください。私は、もう一度、観に行ってくる予定です。それくらい楽しかったの。ぜひ、観に行ってみてください。

ぜひ、楽しんできてくださいね。カメ

 

 

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