「PSYCHO-PASS サイコパス Sinners of the System Case.2」 | ゆきがめのシネマ。劇場に映画を観に行こっ!!

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PSYCHO-PASS サイコパス Sinners of the System Case.2「First Guardian」 を[4DX]で観てきました。毎度ながら、タイトルが長くて、表題に入りませんでした。

 

ストーリーは、

常守朱が公安局刑事課一係に配属される前の2112年、沖縄。国防軍第15統合任務部隊に所属する須郷徹平は、優秀なパイロットとして軍事作戦に参加する。3カ月後、東京の国防省を無人の武装ドローンが襲撃する事件が発生。捜査のため国防軍基地を訪れた刑事課一係の執行官・征陸智己は、須郷と共に事件の真相を追う。

というお話です。

 

 

2116年、常守朱が所属する公安局刑事課1係に、省庁間人事交流により外務省から監視官補佐として花城が派遣されてくる。時期外れだった為、気になった常守が花城を調べると、外務省での汚れ仕事を引き受けていた人物らしい。目的は分からないが、気を付けて見張ることにする。

 

後日、花城はトレーニング中の須郷を訪ね、外務省の特別部隊に移動しないかとスカウトをかける。須郷は、執行官となる前は、国防軍のファーストガーディアンと呼ばれるトップのドローンパイロットだったのだ。須郷の頭の中に、2112年の沖縄での出来事が甦る。

 

 

2112年、国防軍第15統合任務部隊に所属する須郷徹平は、優秀なパイロットとして軍事作戦に参加していた。作戦名はフットスタンプ。シーアン国の利権争いであり、極秘任務で、ゲリラの掃討作戦を地上部隊の大友たちが行っていた。須郷はドローンでの援護として出ていたのだが、敵ゲリラが強く、作戦は失敗に終わろうとしていた。須郷は援護射撃をしようとするが、何故かドローンに弾頭が一つも積んでいない。その代わり補給物資が積んであり、上司は須郷に、大友たちの合流地点にすぐに補給物資を投下しろと言う。須郷は大友が帰ってくることを願いながら、補給物資を投下した。

 

三ヶ月後、無人の武装ドローンが東京・国防省を攻撃する事件が発生する。事件調査のため、沖縄国防軍基地を訪れた公安局刑事課一係執行官・征陸智己は、須郷の端末からドローン端末へのアクセスログが残っていたとのことで、須郷を容疑者として会いに来たのだった。須郷は全く覚えのない事で、自分の知っていることを征陸に話し、事件の詳細を聞いていると、どうもあの”フットスタンプ作戦”が関係しているようだった。

 

 

征陸たちは、大友が犯人だと思っているようだし、映像も残っているのだが、どう考えても大友は亡くなっているはずだ。なぜ、今頃、大友の名前や、フットスタンプ作戦の名前が出てくるのか。征陸たちと一緒に行動しながら、須郷は大友が残した手掛かりを探し出し、調べを進めていくのだが・・・。あとは、映画を観てくださいね。

 

今回も、4DXで観てきました。ヘリのシーンや、戦う場面がいくつかあったので、楽しかったです。特に、出だしの国防軍の作戦シーンは、迫力があってよかったです。内容も、今回は、特に良く出来ていました。Case.1よりも面白かったですし、濃かったと思います。征陸と須郷のコンビが良かったなぁ。ベストマッチだと思いました。脚本も良かったし、キャラクターも良かったし、文句の付けようがない内容でした。

 

 

須郷が国防軍所属だった頃のお話なのですが、この4年前って、まだシビュラシステムの力が国防軍に全く及んでいないようでしたね。だって、この作戦の内容からいって、国防の上層部の人間は、ほとんど犯罪係数を振り切っていて、潜在犯になってますよね。あり得ない作戦だと思いました。ネタバレになるからフットスタンプ作戦については書けないけど、これはダメでしょ。人道的に許されない話だし、それが、利権争いの為だったら、もっと許されないでしょ。そりゃ、国防軍の人々も、シビュラシステムの監視が必要になっちゃうよ。

 

そんな潜在犯に良いように使われて振り回された大友や、その妻・燐は可哀想でした。もちろん、須郷も振り回された一人です。真面目だから色相も綺麗で、兵士として完璧なトップクラスの軍人だったんだろうけど、だからこそ、悪い奴らには使い勝手が良かったのでしょうね。真面目で良い奴ほど、この世は生き難いんです。ある程度は、悪いことが出来て、嘘もつけないと生きていけません。となると、やっぱり潜在犯でないと、幸せには生きていけないってことかしら。ま、シビュラシステム自体が潜在犯の集まりだからねぇ。

 

 

現代の戦争のやり方をよく描いていました。映画の中の時代だと、もっと戦争の方法が進化していると思うけど、今回描かれている戦争方法は、現在、アメリカなどが使っているドローンシステムを活用したものでした。ゲリラ戦は、未来ではやらないと思うけどね。人が死ぬと非難されるから、人を行かさないと思うんです。それこそドローンとロボット戦争になるんじゃないの?だから、化学兵器なんて使っちゃダメなのよ。そんなものは撲滅しなくちゃいけません。本当に絶対にダメって言いたいのに、沢山開発されていて怖い時代です。

 

2作目で、これほど盛り上げてくるとは、驚きました。1作目がちょっと、またですか?って感じの内容だったので心配していたのですが、今回で、1作目のマイナス部分をも盛り返したって感じですね。面白かったです。チラシを見たときは、オッサンコンビはどうなのかなぁと思っていたのですが、今、やっぱりオッサンの作品が良いのかなぁ。オッサンの当たり年なのかもしれません。

 

 

私は、この映画、超!お薦めしたいと思います。出来たら、4DXで観ると、迫力が違うと思います。私は、最初は普通で観て、2度目に4DXで観たのですが、やっぱりドキドキ感が違いました。今回は、サスペンス要素もあり、アクションも多いので、前作よりも4DXに合っていると思います。ぜひ、観に行ってみてください。

ぜひ、楽しんできてくださいね。カメ

 

 

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