舞台「帰郷」を観てきました。
ストーリーは、
1980年、福岡。
夏の終りの暑い夜、学校はずれの部室に集まった川村しげお、向井トオル、香月ひろし、長崎たかし、水田竜彦は、文化祭で上映するホラー映画を撮影していた。しげおの無理難題に振り回されながら撮影を続けていると、5人はある不思議な出来事を体験する。
楽しかった高校生活は終わりを告げ、向井と竜彦は東京に出た。
香月、長崎は福岡に残り、映画監督の夢を見たしげおは、母・のぶこの体調を気遣い実家の喫茶店を継ぐことにした。5人はそれぞれの道を歩んで行くことになった。
2021年7月。
ヨーロッパから始まったゾンビウィルスが東京にも広がっていた。街にはゾンビがあふれ、人を見れば容赦なく襲い掛かってくる。向井は命からがら故郷・福岡を目指し逃げて行くが、本州から始まったゾンビの奈美は、とうとう九州地方にも上陸、しげお達の運命にも迫っていた。
8月も終わり、ゾンビパニックも収束した。しげおの願いをかなえるために、かつての友たちは、海へドライブに向かう。
というお話です。
この舞台、面白かったぁ~!コメディのように思えるんだけど、実は、友達との友情を良く描いた、感動ドラマだったんです。ソンビ部分は笑えたけど、本当に泣ける舞台でした。
最近、安易にゾンビを使う作品が増えているけど、この舞台は、それがとても上手く使われていて、これは、”ゾンビ”という存在があるからこそ作れたストーリーだなと思って、感動しました。
高校の仲の良い友達は、卒業を期に、それぞれの道へと進んで、バラバラに別れてしまうけど、でも、忘れることは無いんですね。やっぱり、地元の友達というのは、会えば昔に戻れて、楽しい頃を思い出すんです。それが、たとえゾンビになろうともね。
(*・ω・)(*-ω-)(*・ω・)(*-ω-)ウンウン♪
いやぁ、もう、本当に感動で、最期泣いてましたもん、私。だって、ねぇ~。ああー、ネタバレ出来ないんだけど、本当にいつまで経っても、友達は友達よね。
ネタバレ注意なので、あまり感想が書けませんが、これ、本当に良い舞台でした。私は、超!超!お薦めしたい作品ですが、もう、福岡での公演だけですね。残念ですが、再演を願っています。これは、面白い作品でした。ぜひ、機会があったら、観てみてください。
ぜひ、楽しんでくださいね。
舞台「帰郷」