「PSYCHO-PASS サイコパス Sinners of the System Case.1」 | ゆきがめのシネマ。劇場に映画を観に行こっ!!

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「PSYCHO-PASS サイコパス Sinners of the System Case.1「罪と罰」」4DX を観てきました。題名が長すぎて、タイトルに全部入りませんでしたよ。もー、困っちゃうなぁ。

 

ストーリーは、

2117年冬、公安局ビルに暴走車両が突入する事件が起きる。運転手は青森にある潜在犯隔離施設「サンクチュアリ」で心理カウンセラーを務める夜坂泉だったが、取り調べ直前に即時送還が決定する。監視官の霜月美佳は夜坂を送還するため、執行官の宜野座伸元らと共に青森へ向かうが・・・。

というお話です。

 

 

2117年冬、公安局ビルに暴走車両が向かっているとの連絡が入る。運転手の夜坂泉からは特定値以上の犯罪係数が感知され、直ぐに執行して良い状況だったが、相対した霜月と宜野座は、彼女の訴えるような何かを感じ、執行を止める。

 

夜坂は、青森にある特別行政区サンクチュアリの心理カウンセラーだった。彼女は精神状態が不安定で、意思の疎通もままならないが、何かを訴えたいらしい。彼女の取り調べを行おうとするが、公安局局長・禾生から、特定行政区に即時送還するように命じられる。上層部の不穏な動きを感じた常守朱は、護送と特定行政区の内部調査を霜月に依頼し、自分は東京に残って、暴走車両の所有者を追跡して行く。

 

夜坂とともにサンクチュアリへと向かった霜月、宜野座、六合塚は、そこで潜在犯が自由に交流しながら生活をしているのを不思議に思いながらも、夜坂の事件を解明する為に、彼女がカウンセリングを行っていた潜在犯たちの事情聴取をしたいというが、そこの統括管理者である辻飼たちに妨害され、質問をしてもまともな返答が帰ってこない。作業場の調査をしたいと言っても、矯正プログラムのスケジュールがあるので容認できないと拒否されてしまう。

 

 

全く調査が出来ず館内を周っていると、六合塚が夜坂を逃がしたという容疑で拘束されてしまう。夜坂をわざと逃がし、霜月たちの動きを封じたいらしい。しかし霜月は、夜坂が逃げたのなら、潜在犯として追うのが自分たちの仕事だと言い放ち、夜坂を追跡する為に、自由に動き始める。辻飼たちは、そんな霜月たちを目障りだと思いながらも、監視官である霜月を抑えられず、彼らの様子を探らせるのだった。

 

館内を調査し、夜坂を見つけた霜月と宜野座は、彼女が暴走車の所有者の妻・桃花と、このサンクチュアリで出会い、彼女が残した息子・武弥を守りたいと思い、この一連の行動を起こしたことを知る。そして・・・。後は、映画を観て下さいね。

 

 

新作のサイコパス、楽しみにしていました。1作目「罪と罰」の今回は、霜月と宜野座が主役でした。潜在犯矯正施設での事件を追って行くというもので、楽しめましたよ。今回は、4DXで観たのですが、カーアクションやヘリの場面、そしてクライマックスの闘いで、結構、動きが大きくて、楽しかったです。

 

4DXだと、今回、宜野座さんと敵方のロージャって呼ばれている人(罪と罰の主人公と同じ名前)の激しい戦いがあるんだけど、その場面が良かったなぁ。宜野座さんは生身なのに、ロージャはパワーローダーで向かってくるので酷くやられるんだけど、何とか義手を使ってやり合うんです。そこが楽しかったなぁ。雪が降ってくる中での戦いで、雪は降らないけど、衝撃は凄かったです。ここは体感して欲しいなぁ。

 

でも、映画の時間が60分しかなく、ちょっと物足りない感がありました。劇場版としてやるなら、もう少し長く作って欲しかったな。せめて90分は欲しいです。もっと常守側の動きも描いてくれたら面白かったのではないかと思うのですが、どうなんだろう。シビュラシステムは、今回は何の問題も無く、そのまま稼働していて、いつになったら、このシビュラシステムとの対決になるのかなぁと待っているのですが、まだまだ先のようですね。

 

 

まぁ、一応、今回も、シビュラとの対決ではあるのですが、一つのシステムなのに、何だか面倒な区分けをしているんだよなぁ。だって、一つのシステムでしょ。確かに、沢山の脳を共有しているシステムではあっても、それぞれの意思の疎通は出来ているんじゃないの?そしたら、青森のサンクチュアリだろうと、首都の公安局だろうと、わざわざ、顔を突き合わせて、相談する必要なんて無いと思うんだけど、そこら辺はアナログなのよねぇ。不思議だわ。

 

内容に関しては核心には触れられないけど、この隔離施設で行われている作業が、2117年においての過去の遺産を処理するために重要なことで、確かに政府は公にしたくないだろうなぁと思われる事なんです。この問題、イイとこ突いているなぁと思いました。私たちは、色々な問題を先送りにしちゃって、見てみない振りをするのが得意ですから、未来の人達が苦労することになるんです。今、泥を被って、嫌な事を解決しようという政治家が出てきてくれれば良いんだけど、そんなの、誰だって嫌よね。誰もやろうとはしません。本当に、何処まで行っても、地球を殺すのは人間なんです。”マトリックス”でも言っているけど、地球に対しての最悪のウィルスは人間なんですよね。そうそう、施設が青森って言うところで、ちょっと感づいて下さいね。

 

 

今回も、霜月はムカつく女だったなぁ。ここら辺が、このシリーズの良いところなんだけどね。みんながみんな、良い人じゃないところが面白いんです。癖が強いキャラが多ければ多いほど、まとまりをつけるのが難しくなるけど、面白くなるんですよ。私は、このシリーズ好きなんですよねぇ。

 

宜野座さん、カッコ良かったなぁ。やっぱり好きだわ。六合塚さんもカッコ良かったですよ。太ったババアに襲われてたけどね。マジで襲われなくて良かった。今回、ドミネーターはほとんど使われず、使ったのは1回だけだったかな。もっと撃って欲しいなぁ。(笑)

 

そういえば、来場者特典で設定集が貰えるんですが、それをまとめるファイルがグッズ売り場で販売していて、それを購入しました。バラバラしていると失くしそうだったから、良かったです。

 

 

私は、この映画、お薦めしたいと思います。本当は、超を付けたいけど、時間が短いし、霜月が主人公の部分なので、ちょっとムカつくので止めました。でも、内容はとても面白いし、考えさせられる内容でした。ぜひ、観に行ってみて下さい。

ぜひ、楽しんできてくださいね。カメ

 

 

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