「がっこうぐらし!」を観てきました。
ストーリーは、
私立巡ヶ丘学院高等学校・学園生活部。シャベルを愛する胡桃、ムードメーカーの由紀、リーダー的存在の悠里、この部活に所属している彼女たちは学校で寝泊まりし、24時間共同生活を送る「がっこうぐらし」を満喫していた。屋上の菜園で野菜をつくり、みんなと一緒にご飯を食べて、おしゃべりをする。そんな楽しい彼女たちの学園生活が、校舎にはびこる「かれら」の存在によって一変する。大量の「かれら」の襲撃に、彼女たちだけで立ち向かうこととなるが・・・。
というお話です。
私立巡ヶ丘学院高校に通う胡桃は、陸上部で活動しており、卒業してしまった先輩が手伝いに来てくれるのを楽しみにしていた。胡桃は先輩に憧れており、告白したいと思っていたのだった。ある日、学校から帰ろうとすると、学校の様子が変な事に気が付く。みんなが逃げまどっているのだった。そして、胡桃に先輩が逃げろと声を掛けてくる。すると、屋上から生徒が落ちてきて、驚き、見ていると、その生徒は呻きながら立ち上がり、胡桃を襲おうとする。世界で見つかったゾンビウィルスが、日本にも入って来たようで、日本も沢山の人が次々とゾンビ化しているのだった。
それから何日か経ち、胡桃は学校で生活をしていた。学園生活部に所属し、仲間の悠里と由紀と保険の佐倉先生と共に、24時間共同生活を送る「がっこうぐらし」をしていた。屋上の菜園で野菜を作り、勉強をし、楽しい生活を送っている?と思っているのは由紀だけで、実は、校舎や外はゾンビだらけで、何とか、彼らを隔離して、学校で暮らしているのだった。
野菜だけでは足りないので、時々、学校の食堂や非常用食料を置いてある倉庫に行き、食料を調達するのだが、そこへ行くにはゾンビがいる。胡桃は、その運動能力を生かし、大きなシャベルでゾンビを倒して、食料を調達しているのだった。
ある日、食糧調達に行くと、生き残っていた2年生の美紀を見つける。彼女も、胡桃たちと同じように、仲間と一緒に隠れていたのだが、ゾンビに襲われ、とうとう一人になってしまったらしい。そんな美紀を連れて、胡桃たちが暮らしている場所へと来るのだが、実は、由紀は精神がおかしくなっており、ゾンビを認識しておらず、楽しいことだけを見ているので、美紀は、こんな人と一緒に居られないと、学校から出て行こうと考え始める。そして・・・。後は、映画を観て下さいね。
うーん、話は、結構、面白いと思いましたが、どうしても学芸会レベルの演技を見せられると、イライラしてしまって辛かったです。それに、そんなに綺麗な子たちじゃないんですよねぇ。この子達、アイドルなの?普通にそこら辺にいるような女の子たちなんだけど。で、その子たちが、ゾンビが溢れる学校で籠城するって話です。
最初は、3人の生徒と保険の先生で籠城していて、そこに、1年したの女子が入ってくるのですが、最初は上手く行かないんです。由紀という子が、精神的におかしくなっていて、確かにいつも笑っているし、ポジティブな考え方しかしないから、癒されるとは思うのですが、この状況でヘラヘラされていると、必死で戦っている人間はイライラするんですよね。後から入ってきた女の子は、必死で一人で生き残っていたから、由紀ちゃんの様子を見て、怖さと怒りを覚えたと思うんです。
なんですけど、段々と、由紀のおかげで、いつもピリピリしている事も無くなり、彼女を受け入れて行くんです。この辺りが、面白いなぁと思いました。話としては、とてもこの辺りの持って行き方が上手いんです。
胡桃が一番頑張って、ゾンビと闘っているのですが、彼女は好きだった先輩も犠牲になってしまい、その悲劇が彼女を強くしているように見えました。最初は、バタバタして、上手くゾンビを倒せないのですが、段々と殺すのが上手くなって行くんです。その辺りは、上手いなって思いました。シャベルを持って立っている姿は、何とも勇ましくて、カッコ良かったです。
そもそも、何で突然に学校でゾンビウィルスが発生したのかと言う部分
全く分かりません。突然に現れて、学校に蔓延しちゃうんです。もう、そこら辺は勢いで押し切ってしまって、観ている人には文句は言わせないって感じでした。まぁ、ソンビ映画なんて、そんなもんですけどね。今回は、思ったよりも良く出来ていると思いましたよ。
私は、この映画、お薦めしたいと思います。確かに演技は良いとは言えず、イライラする部分もありますが、ストーリーが面白いので、それで許せます。ゾンビは王道で、走るゾンビとかは居ないので安心ですよ。相変わらず噛むだけです。ぜひ、観に行ってみて下さい。
ぜひ、楽しんできてくださいね。
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