【未体験ゾーンの映画たち】「ゼイカム 到来」真剣な映画だけどラストに大笑いしてしまいました。 | ゆきがめのシネマ。劇場に映画を観に行こっ!!

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観てきた映画、全部、語っちゃいます!ほとんど1日に1本は観ているかな。映画祭も大好きで色々な映画祭に参加してみてます。最近は、演劇も好きで、良く観に行っていますよ。お気軽にコメントしてください。
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”未体験ゾーンの映画たち2019”です。7作目は、「ゼイカム 到来」です。

 

ストーリーは、

クリスマスに集まったミルグラム一家は、家族団らんとは程遠い雰囲気の中でそれぞれ眠りにつく。翌朝、長男が家のドアを空けると、黒いメタリックな物質が家を覆っていた。家の中に閉じ込められてしまったことに気づきパニックに陥る中、突然リビングのテレビ画面に「指示があるまで家の中で待機せよ」というテロップが映し出される。家族は一連の出来事を政府の安全対策だと安心して指示に従うが、画面に映し出される指示内容は次第にエスカレート。精神的に追い詰められた彼らに、謎の生命体が襲いかかる。

というお話です。

 

 

クリスマスに集まったミルグラム一家。長男は、何年も連絡をしておらず、インド系の彼女が出来て、一緒に久しぶりに実家に帰って来たのだが、ミルグラム家の父親も祖父も偏見が多く、彼女に対して、差別的な酷い対応をする。怒った長男は、明日の朝早くに帰ろうと彼女と話して眠りにつく。

 

翌朝早朝に、家を出ようとした長男がドアを開けると、外に真っ黒な壁があり、外に出ることが出来ない。驚いた二人は、窓や他のドアなどを調べると、家の周り全てをすっぽり黒い何かで覆われているようだった。どういう事だと家族全員が慌てていると、TV画面に「外に出るな。外は汚染されている。」というような文字が浮かび上がる。

 

 

外に出れない彼らは、仕方なく食事の用意を始めるが、今度は画面に「食物は汚染されている。」と浮かび上がる。父親は、政府の緊急避難計画だと考え、政府の意向に従おうと、食物を捨てて、飲料水として買ってあった水のみを口にするように、家族に指示をする。

 

家に閉じ込められたまま、何も出来ず、段々と精神的に追い詰められ、妊娠している姉は、咳をしているインド系の長男の彼女が何かに感染していると騒ぎだし、2階の部屋に閉じ込める様に訴え始める。そして、仕方なく彼女を部屋に監禁し、他の家族は、1階でTVが示す文字を待っていた。そして・・・。後は、映画を観て下さいね。

 

 

ハッキリ言おう、ネタは、大笑い出来るような展開なのですが、そこにたどり着くまでは、ハラハラドキドキの、SFスリラーサスペンスで、段々と追い詰められていく狂気が描かれていて、とっても楽しめます。でもね、途中から、おい~!っていう展開になり、私は、最期に大笑いしてしまいました。いやぁ、笑わせてくれました。

 

うーん、もしかして私だから大笑いだったのかしら。真剣に観ていたら、ゾッとする展開なのかもしれません。でもさぁ、これ、きっと笑えるよねぇ。だって、それ、宇宙人なの?それともミュータントなの?ウィルスの変形なのかな?なんか、昔、特撮ヒーローモノで、家電がネタの怪人って出てきたでしょ。TVとか冷蔵庫とか、それに似たような感じのヤツがいたと思うんだけど、そんな感じなのよ。その配線、どーすんのよって感じだったんです。いやぁ、笑いました。

 

 

でも、映画はいたって真面目に進んでいたし、人種差別的な問題も取り上げていたし、父親の独裁的な家庭の悲劇とか、DVとか、結構、真面目に取り組んでいたんだけど、どーも、私は、最期の最後で笑ってしまい、真面目にやって来たのが台無しって感じになってしまいました。笑っちゃったけど、面白くない訳じゃないんですよ。

 

 

私は、この映画、お薦めしたいと思います。真面目にやっているけど、最期のオチが笑えて、結構、楽しめる映画だと思いました。B級、いや、D級と言って良いような映画ですが、面白いです。笑う映画だと思って観に行って貰えれば、それなりに楽しめると思いますよ。ぜひ、観に行ってみて下さい。

ぜひ、楽しんできてくださいね。カメ

 

 

未体験ゾーンの映画たち2019

https://aoyama-theater.jp/feature/mitaiken2019