「TAXi ダイヤモンド・ミッション」作り過ぎで面白くなくなっちゃった気がするのは私だけかな？

「TAXi ダイヤモンド・ミッション」を観てきました。

ストーリーは、

最高のドライビングテクニックを持ちながら、問題だらけの警官マロはパリ警察から地方都市マルセイユへ左遷されてしまう。赴任先のマルセイユ警察は、フェラーリなどの高級車を使ったイタリアの宝石強盗団に頭を悩ませていた。強盗団に対抗するため、時速300キロ超えの伝説のタクシー・プジョー407を手に入れようとするマロは、タクシーの持ち主ダニエルの甥で、間抜けなタクシー運転手エディとタッグを組むはめに。そんな中、世界最大級のダイヤモンド「カシオペア」が5日後に到着するという知らせが入る。強盗団は用意周到な完璧な作戦でダイヤモンドを盗み出そうとしていた。

というお話です。

警官として有能だし、ドライビンテクニックも最高のマロは、女性も大好き。彼は特殊部隊への移動を夢見ていたのだったが、ある夜を一緒に過ごした女性がパリ警察の長官の妻だったことから、地方都市マルセイユへ左遷されてしまう。赴任先のマルセイユ警察は、宝石の強盗団に悩まされていた。奴らはフェラーリなどの高級車を使って華麗に宝石を盗み出していたのだ。

強盗団に対抗する為、マロは、時速300km超えの伝説のタクシー：プジョー４０７を探して情報を集めると、今は中東にあるという。そのタクシーを手に入れるため、ダニエルの甥で街を熟知しているものの、ウーバー最低評価の間抜けなタクシードライバー・エディと渋々ながらタッグを組むことに。そんな中、５日後に世界最大のダイヤモンド“カシオペア”が到着するという知らせが入る。強盗団は警察内部にもスパイを配置、更にはドローンも使用した完璧な作戦で、ダイヤモンドを盗み出そうとしていた。

マロとエディのコンビと伝説のタクシーVS頭脳派強盗団の赤いランボルギーニ！マルセイユを駆け巡るド迫力なカーチェイスの果てに、彼らはダイヤモンドを守り切れるのか。そして警察署長から市長になったジベールは、またも絶叫しながら彼らを小突き回す。果たして勝敗はどちらに？後は、映画を観て下さいね。

うーん、今まで、ずっとタクシーシリーズを観てきた者として言わせて貰うと、私はダメでした。全然、面白いと思えませんでした。まず、全く笑えなかったんです。どこが面白いのかなって思っちゃって・・・。確かに、濃いキャラクターを揃えてはいるんだけど、それが活かされていないんですよねぇ。とっても残念でした。

小柄なミシェルは面白かったけど、大食いのサンドリーヌは下品で汚かったし、他はあんまり印象に残ってないのよね。うーん、どうしちゃったんだろう。最初の頃のタクシーは、超絶面白かったのに、やっぱり作る度に段々と面白くなくなって、今回は、マジで途中でウトウト寝てしまいました。

何なんだろう。観慣れちゃったからなのか、本当に内容が面白くなくなっているのか判らないんですけどね。最初の頃の作品は、役者が良かったし、笑いだけじゃなくて、凄くカッコいい部分もあったりして、それにパルクールアクションなんかも取り込んだところもあったりして、良かったんだよなぁ。ハリウッドリメイク版のTAXi/NYも、カーアクションがカッコ良くて、面白かったんだけど、今回、カッコいい部分がほとんどないんですもん。確かにカーアクションはあったけど、そんなにカッコいいって思えなかったんですよ。

あとね、主役の二人の魅力が感じられないんです。イケメンにしろとは言わないけど、もう少し、キメるとカッコいいって感じの場面を作って欲しかったな。物足りなかったです。

私は、このTAXi ダイヤモンド・ミッション、うーん、あまりお薦めしたく無いけど、一応、お薦めしておきます。このシリーズを初めて観る方は、面白いと感じるかも知れません。でも、ずーっと１作目から観ている私は、面白さは伝わってきませんでした。カッコ良さ、アクション、笑い、全てにおいて、物足りなかったです。でも、観た事が無い方は、ぜひ、観に行ってみて下さい。

ぜひ、楽しんできてくださいね。