”未体験ゾーンの映画たち2019”です。3作目は、「トラウマ・ゲーム 恐怖体験アトラクション」です。
ストーリーは、
精神的・身体的苦痛によって究極の恐怖を体験することができるアトラクション施設「パーディション」。その過激すぎる内容が物議をかもす一方で、参加者は世界中から殺到する。幼少期に父親から虐待を受けていたアリソンは、恐怖の限界を超えれば過去のトラウマを乗り越えられるのではないかと考え参加を決意。しかし開始早々に身ぐるみを剥がされ、執拗なまでの陵辱と苦痛を受けてしまう。
というお話です。
恐怖を体験することが出来るアトラクション施設「パーディション」。実際に、怪我や苦痛を受けても文句を言わないという誓約書を書いた者だけが体験出来、そのアトラクション内での映像は、ネットで流されるというものだった。今、話題急上昇中で、世界から参加希望者が殺到している。
アリソンは、子供の頃に父親から虐待及び性的虐待を受け、今もトラウマになっていた。彼女は、パーディションで究極の恐怖を体験すれば、もしかしたらトラウマにも立ち向かうことが出来るのではないかと考え、参加を希望する。すると、アリソンが参加者として選ばれ、彼らからの命令通りに施設へと向かう事となる。
全てを置いて施設に入ると、一緒に参加する男性もおり、そこで誓約書にサインをして、ゲームに参加することになる。言われるままに着替えさせられ、恐ろしいモノたちに追われたり、暴力を受けたり、屈辱を受けたりと、これでもかという恐怖を味合わせ始める。そして、その中に知っている顔を見たような気がして・・・。後は、映画を観て下さいね。
うーん、この映画も、期を狙った感があって、イマイチ、面白い作品とは言えなかったかな。ゲームだと限定するなら良いけど、それとは違うのよねぇ。ただ、虐めたいという部分が多く、途中で何をやっているのか訳が分からなくなって行くんです。でね、そのゲームを撮影している日本のレポーターとカメラマンがずっと付いていくんだけど、それがまた、アホっぽくて、日本がバカにされているような気がしちゃうのよねぇ。確かに、日本のレポーターとかって、本当にバカそうだけど、それを見せられると、さすがに気分が悪いかなって思いました。
まぁ、でも、最期の方は、結構、楽しめたかな。ある部分から、ちょっと変わって行くんです。アリソンという女性なのですが、私、彼女は、ある目的を持って、この施設に来たんだろうなって理解しました。ネットで画像が流れている訳だから、過去のゲームの画像を観て、ある事に気が付いたんだと思います。そして、トラウマを消す為に、この施設に来たんだろうと思いました。だから、ゲームを作っている「パーディション」の組織が色々な仕掛けで騙しているんだけど、その上をいって、アリソンが騙していたという事になるのかなと思いました。
あまりにもグロいし、残酷なので、そういう系の作品がダメな方は、絶対に観ない方が良いと思います。だって、凄く痛そうだったり、血が吹き出たりで、それが綺麗じゃないんです。本当にグロいの。サスペリアみたいに、綺麗なら、まだ薦められるけど、マジでグロだから、この系統が好きな人にしかダメなのよ。
と言う訳で、私は、お薦めしたいと思いますが、但し、グロいのがダメな方は観ないでください。これ、ダメです。でも、血が噴き出したりしても笑える方には大丈夫。楽しめます。ぜひ、観に行ってみて下さい。
ぜひ、楽しんできてくださいね。
未体験ゾーンの映画たち2019
https://aoyama-theater.jp/feature/mitaiken2019