舞台「ロミオとジュリエット」を観てきました。
ストーリーは、
昔々、ヴェローナの街にキャピュレット家とモンタギュー家という二つの旧家があり、この両家は代々お互いを仇だと思っていがみあっていた。
キャピュレット家にはジュリエットという一人娘がおり、モンタギュー家にはロミオという一人息子がいたが、この二人は舞踏会で出会い、恋に落ちてしまった。
お互いが仇の家の出身だとわかっても二人の想いは変わらず、両家の仲直りを願うロレンス神父に秘密の結婚式を挙げてもらい夫婦となった。しかしジュリエットの従兄弟ティボルトにケンカをふっかけられたロミオは、自分の代わりにケンカを買った親友マキューシオを殺され、理性を失ってティボルトを殺してしまい、ヴェローナから追放される。
ロミオの追放を嘆き悲しむジュリエット。
彼女には、パリス伯爵との縁談があり、キャピュレット夫妻は何とかこの縁談をまとめたいと思っていた。しかし、すでにロミオと夫婦の誓いをたてたジュリエットの頑なな態度に腹を立て、言う事をきかないのなら勘当だと言い放った。
事情を話す事も出来ず、孤立して追い詰められたジュリエットはロレンス神父にすがりついた。ロレンス神父は、「仮死になる薬によって死んだと思わせて霊廟に葬られ、目覚めた時に迎えに来たロミオと二人でヴェローナから逃げる。」という提案をするが・・・。
後は、舞台を観て下さいね。
ま、ストーリーは、王道のロミオとジュリエットですが、なんたって、喜劇になっていて、ロミオを演じているのが三宅さんだし、他に勝地くんや皆川さんが強烈なキャラクターを演じているから、もう、すんごいんですよ。三宅さんの全裸あり、皆川さんの腹ありと、怪物ランド?いやいや、妖怪ランド?って感じで、大笑いでした。そんな中で、ロレンス神父の田口トモロヲさんにちょっとホッコリさせていただきました。ふぅ~。
宮藤勘九郎さんの演出で、最低男のロミオが出来上がっていて、全然、ロマンティックとは程遠い状態になっていたのに、何故か、憎めないという、不思議な感じでした。普通の女なら、サイテーって言って、恋愛に発展することは無いと思うけど、何故か、ジュリエットはゾッコンになるのよねぇ。彼女の家で全裸で踊ってるロミオってどーよ!何処がいいんじゃ。ジュリエットも、ちょっと変わった子で、まぁ、この性格なら、ロミオともイイのかなぁなんて思っちゃう。
ジュリエット役の森川さん、舞台、初めてだったんですね。でも、上手かったですよ。初めてにしては、十分に周りについて行っていたし、初々しさがジュリエット役には合っていたように思いました。周りが強烈だから、ちょっと初舞台にしては可哀想かなって思っちゃいましたが。(笑)でも、これを機に、また舞台にも挑戦してみたら、良くなって行くんじゃないかしら。可愛い役も、キツい役も出来そうだから、良いキャラクターですよね。
今回、勝地さんが超弾けていて、皆川さんを追い落とす勢いでした。どうしたの?結婚して、浮かれているの?そんなに嬉しいの?(笑)そんな風に思うほど、活き活きしていて、良かったです。その勢いで、皆川さんが、ちょっと沈んで見えちゃいました。あの皆川さんがですよ。
とにかく、最高に笑った舞台でした。私は、この舞台、お薦めしたいと思います。難しいことは一切無いです。ロミジュリのドタバタコメディ劇で、お腹の底から笑えます。ぜひ、観に行ってみて下さい。
ぜひ、楽しんできてくださいね。
この舞台、始まって直ぐに観たのに、感想を書くのを忘れていました。ゴメンナサイ。
ロミオとジュリエット http://mo-plays.com/rom-jul/
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