「続・終物語」これシリーズを知らないと、観ても理解出来ない部分が多いと思います。 | ゆきがめのシネマ。劇場に映画を観に行こっ!!

ゆきがめのシネマ。劇場に映画を観に行こっ!!

観てきた映画、全部、語っちゃいます!ほとんど1日に1本は観ているかな。映画祭も大好きで色々な映画祭に参加してみてます。最近は、演劇も好きで、良く観に行っていますよ。お気軽にコメントしてください。
スミマセンが、ペタの受付を一時中断しています。ごめんなさい。

「続・終物語」を観てきました。

 

ストーリーは、

地獄のような春休みから始まり、いくつものめぐり合わせを経て、阿良々木暦の高校最後の1年が終わった。卒業式の翌日、顔を洗おうと洗面台の鏡に向かい合った暦は、そこに写った自分に見つめられているような感覚に陥り、思わず鏡に手を伸ばす。するとそのまま指先が鏡の中へと沈み込んでいき・・・。

というお話です。

 

 

高校3年の春休みに吸血鬼を助けてしまい、自身が吸血鬼となってしまった阿良々木暦は、紆余曲折を経て、まぁ、何となくしっくりと収まり、高校の卒業式を迎えた。卒業式の翌日、朝起きて、顔を洗おうと洗面台の前に立ち、鏡を見た暦は、自分と違う動きをする自分の姿に驚き、再度、見返す。おかしな事になっていると思い、鏡に手を付けてみると、手が鏡の中に吸い込まれてしまう。そのまま、全身が引っ張られてしまい、鏡の中へ入ったと思ったら、またも、洗面所に居た。

 

夢でも見ていたのかと思い、部屋へ戻ろうとすると、妹の火憐が洗面所に入ってくるが、その背が低くなっていることに気が付く。火憐は背が高くて、それがコンプレックスだったハズなのだ。おかしいと思っていると、そこへ妹の月火が入って来るが、彼女はほとんど変わっているところが無い。ただ一つ、浴衣の合わせ目だけが違っている。

 

 

もし、鏡の中に入った事が事実であり、全てが反対になっているなら、裏返しのようになっているはずだが、火憐は背が低くなり、月火は浴衣のみの違いだ。その反対になる法則が解からない。その後、無表情の余接が、表情豊かになっているし、暦の影の中にいるはずの忍も出てこない。誰かに相談しなければと思い、北白蛇神社の八九寺真宵に会いに行くと、彼女は永遠の小学5年生では無く、大人の21歳のお姉さんになっていた。

 

八九寺真宵は、暦は鏡の世界に来たのだが、全てが反転している訳では無いと話す。そして、向こうの世界から忍に呼んでもらえば帰れるのだが、この世界は鏡の世界だから、吸血鬼である忍は存在しない。こちらから何とか連絡をしようと考え、あるヒントから、お風呂から連絡が出来るのではないかと考え、レイニー・デヴィルと対峙するが・・・。後は、映画を観て下さいね。

 

 

私、このシリーズの原作を読んでいないし、アニメも観ていないので、以前、劇場版として上映された「傷物語」の情報のみで、この映画を理解しようとしたのですが、ほとんど、無駄でした。全く、別物として、この映画の内容だけで、とりあえず努力をしてみたので、それを書いてみますね。

 

やっと高校生活が終り、大学受験をして、その発表待ちの空いてしまった日に、暦の世界は、鏡の世界へと変わってしまいます。突然、鏡に吸い込まれて行くのですが、これは、まぁ、良くありそうな話ですよね。で、反転した世界に入ったのかと思ったら、文字は反対になっているみたいなんだけど、人間は、その反対の法則が解からないんです。

 

 

背が高かった人は背が低く、年齢が若かったら、年を取っていて、反対というのが、人それぞれ違うんです。でね、これ、本当に鏡の中の世界なの?って言う事になって行くんです。

 

ネタバレしちゃいけないと思うけど、私、この映画、何がネタバレなのか、良く分かっていないんですが、書いちゃっていいのかな。何か、それまでの物語の蛇足的な感じで、それぞれにキャラクターの心残りが表面化してたって言うような感じだったんだけど、その理解で良かったのかしら。鏡の解説は、まぁ、反射率がって話だったと思うんだけど。

 

 

うーん、出てくる人物が多くて、それまでの話を全く知らないので、ちょっとはぁ?という感じでした。キスショットだけは知っていたんだけどね。でも、彼女は、違う彼女の形で出ていただけで、元のキスショットとしては出てこないので、何とも、ぽかーん?( ゚д゚)な感じでした。

 

「傷物語」が、とっても個性的な映画で、デザインがとても良かったので、今回も観てみようと思ったのですが、今回は、前回ほど珍しいデザインでは無かったし、話も、良く分かりませんでした。まぁ、それなりに楽しめたんですけどね。この不思議感は、気に入っているんです。原作を読めば良いんだけど、あまりに多くて、これを全部読破しようとすると、他の本が読めないので、ちょっと却下しています。もし、時間が沢山出来たら、読んでみても良いかな。

 

 

私は、この映画、お薦めしたいと思います。但し、原作をある程度知っている方でないと、ちょっと無理だと思いました。私もですが、人物が多い上に、これまでの話を知らないと、それぞれの人物がどんな役割なのか、全く分からないんです。うーん、デザインは良いんですけどねぇ。まぁ、でも、知っている方には、堪らないのかもしれませんね。ぜひ、観に行ってみて下さい。

ぜひ、楽しんできてくださいね。カメ

 

 

続・終物語|映画情報のぴあ映画生活