「ビリオネア・ボーイズ・クラブ」を観てきました。
ストーリーは、
1983年、ロサンゼルス。上流階級が集う商談の場で、高校の同級生だった金融専門家のジョーとプロテニス選手のディーンが偶然再会し、「金(ゴールド)」に投資する儲け話を企てる。2人は、ビバリーヒルズでも屈指の富裕層である友人たちを口説き、「ビリオネア・ボーイズ・クラブ(BBC)」を結成。強い野心を持ったジョーは成り上がるために詐欺を重ね、上流階級への仲間入りを果たす。敏腕トレーダーのロンからも融資金を騙し取ることに成功したジョーの勢いはさらに増していくが、ある人物の裏切りによってBBCは窮地に追い込まれてしまう。
というお話です。
1983年、ロサンゼルス。あるカフェで商談をしていたディーンは、隣の席で商談をしている男を見て、高校の同級生だった事を思い出す。彼の名はジョー。彼はおとなしくて、それ程、仲が良かった訳では無いが、何となく気になり、話しかける。ジョーは金融専門家として仕事をしており、今の投資は”金”だと勧めていたが、誰も相手にしていなかった。
ディーンはそんなジョーを連れて、同級生の金持ちの息子のパーティーに行き、ジョーを紹介し、絶対に儲かる話があると持ち掛ける。ディーンの明るさと、ジョーの説明で、ビバリーヒルズでも屈指の富裕層の息子たちを口説き落とし、彼らを巻き込んで「ビリオネア・ボーイズ・クラブ」を結成する。そして、彼らは「金」に投資して、投資金を倍にして返すという夢の様な言葉だけで、沢山の人から融資を引き出し、詐欺を重ねていく。
金を集め、上流階級への仲間入りを果たしたジョーは、トレーダーのロンからも投資金を引き出し、その勢いを増して行くが、ある人間に裏切られ、集めた金が紙の上だけの事だと知って・・・。後は、映画を観て下さいね。
この映画、アメリカで実際にあった事件を映画化しているそうです。まぁ、こういう事件は、今現在も日本で起こっていますよね。元本保証で、掛け金が倍になるとか、在る訳無いでしょ。お金って、世の中にある数は決まっているんだから、誰かから取ったものが自分に周ってくるだけなの。だから、みんながみんな、倍になるなんて、有り得ないんです。自分だけが儲かるというなら判るけど、投資した人は全員、倍になるんでしょ。誰が考えても、嘘だって解るでしょ。なんで騙されるのかなぁ。いつも不思議でしょうがないんです。
ネットでも、よく儲かる話を教えるとかあるでしょ。儲かるなら他人に教えないし、もし教えるなら、十分に儲かっているはずだからお金を他人から貰おうなんてケチな事しないでしょ。もう、詐欺ですから詐欺!気を付けて下さいね。
話を戻して、このジョーなんですけど、貧困な生活をしているんです。そんな時にディーンと久しぶりに会い、ディーンはプロテニスプレーヤーだったりするから、お金持ちなんですよ。彼と一儲け出来そうじゃんって話になって、ディーンに紹介されたお金持ちのボンクラ息子に話をして行くと、疑いながらもディーンが自信を持って薦めてくるから、もしかして大丈夫かもって思うんです。貧乏人が言っても信用しないけど、金持ちは金持ちの話を信じるんですよ。それで、お金がどんどん集まり始めちゃうんです。
集めた金で、最初は、ジョーの言う通りに”金”に投資をするんだけど、他の金融関係者が言っていた通り、”金”の値段が下がって、マイナスになっちゃうんです。そりゃ、そうよねぇ。ジョーみたいな若造が調べたくらいの情報で儲かるんだったら、何年もやっているプロが怒りますよ。で、大変な事になって行くんだけど、この事件を起した人達は、終身刑になったらしいですよ。
映画としては、うーん、まぁ、お薦めしても良いかなと思います。全体的に、なんか、モタモタしているし、緊迫感も少ないので、それ程面白いという内容では無いのですが、こんな事件があったんだよって話としては、良いのではないかなと思います。それに、今人気の若手イケメンが出ているので、鑑賞するには良いと思いますよ。ぜひ、観に行ってみて下さい。
ぜひ、楽しんできてくださいね。