「走れ!T校バスケット部」久々に観た青春スポコン映画は、思っていたよりも感動作でした。 | ゆきがめのシネマ。劇場に映画を観に行こっ!!

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観てきた映画、全部、語っちゃいます!ほとんど1日に1本は観ているかな。映画祭も大好きで色々な映画祭に参加してみてます。最近は、演劇も好きで、良く観に行っていますよ。お気軽にコメントしてください。
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「走れ!T校バスケット部」を観てきました。

 

ストーリーは、

田所陽一は強豪・白瑞高校に特待生として入学するが、部内で激しいイジメに遭い自主退学する。二度とバスケをしないことを心に誓う陽一だったが、編入先の多田野高校で弱小バスケ部から勝負を挑まれ、そのまま入部することに。個性的なチームメイトたちに囲まれ、バスケの楽しさを思い出していく陽一。そしてついにウィンターカップを迎え、因縁のライバル・白瑞に挑むことになるが・・・。

というお話です。

 

 

子供の頃からバスケットボールが好きで、中学ではバスケットボール部のキャプテンを務めていた田所陽一は、バスケットで有名な白瑞高校に入学する。直ぐに実力を発揮しレギュラーに選ばれるが、部活内でいじめにあっていた友人を助けたことから、今度は自分がいじめの標的になってしまう。遂には助けた友人までもがいじめに混ざり始めたことから、心が折れてしまい、自主退学をし、違う高校に転入する。

 

二度とバスケはしないと誓っていたが、新しい多田野高校で弱小バスケ部に入って欲しいと頼まれ、拒んでいたのだが、賭けを持ち掛けられ、つい、それに乗ってしまい、一度だけと思いバスケをしてしまう。バスケの楽しさを再認識した陽一は、やはりバスケをしたくなり、バスケット部に入部する。

 

 

その日からバスケ部の部員として練習を始め、陽一との練習により、他の部員たちもメキメキと実力が上がって行く。マネージャーの兄の有名バスケ選手や、先生の協力もあり、実力を付けた多田野高校バスケ部は、ウィンターカップという全国高校が参加する試合に参加することを目標とするが、その大会には、陽一がいじめにあっていた白瑞高校も参加するので、会う事になってしまう。白瑞高校の生徒は、陽一がまたバスケをしている事を知り、近づいて来て嫌がらせをするが、多田野高校バスケ部の仲間が彼を守り、対決していく。

 

 

予選を勝ち抜き、とうとう白瑞高校と多田野高校が当たる試合までたどり着くが、陽一が、転校してから半年間は大会に出てはいけないという大会のルールに反している事を指摘され、失格だと言われてしまう。しかし、そこへ大会の責任者が現れ、ある事を話し始めるが・・・。後は、映画を観てくださいね。

 

この映画、私、期待していなかったのですが、思ったより良かったです。まぁ、よくあるスポコン映画と言われてしまえば、それまでなのですが、感動ものでした。原作は、10年ほど前から連載していた松崎洋さん原作の小説で、ベストセラーのようですね。全く知りませんでしたが、執筆中に作者が亡くなられたようで、最終巻のみ長男の方が引き継いで執筆したと書いてありました。

 

 

バスケット部の強豪高校から弱小高校に転入して、そこで仲間との絆を見つけ、成長して行くのですが、多田野高校のバスケ部生徒たちが良かったなぁ。とにかく、白瑞高校での虐めの場面が酷くて、こんな可愛い顔をした志尊君に、何でこんな陰湿ないじめが出来るのかしらとイライラして観ていましたが、多田野高校での仲間は、今、輝いている若手の役者さんが揃っていて、まぁ、上手かったです。バスケも練習したんでしょうね。とっても上手かったです。

 

 

陽一の父親を椎名さんが演じているのですが、息子を大切に思い父親って感じで、凄く良かったなぁ。それ以外にも、竹中さんやYOUさん、竹内さん、千葉さん、真飛さん、など、有名どころが脇を固めていて、グッと盛り上がりました。若手だけだと、ちょっと物足りなかったかも知れないけど、これだけの役者が揃っていたので、見ごたえもあったような気がします。

 

内容は、長いお話をまとめたので、ちょっと飛び飛びで、調子良く行きすぎではありますが、嫌な感じは無く、結構、観ていて、スムーズに受け入れられました。つい、必死で観てしまったので、映画はあっという間だったような気がしました。

 

 

もちろん、主演の志尊君は良かったのですが、共演の佐野くんも良かったなぁ。ちょっと笑い担当の戸塚くんは、最近、よく出ていますね。良いキャラクターだと思います。佐藤君と鈴木くんも良かったです。この5人のバスケ部は、温かい感じで良かったです。そこにマネージャーの早見さんが入り、ちょっとラブも入ったりして、青春って感じでしたね。良かったと思います。

 

 

とっても素直なスポコンなので、余計な事は考えず、夢中で応援しながら観るのが良いとかな。私は、この映画、お薦めしたいと思います。ちょっと、イマドキという感じではありまして、私も期待をしないで観に行ったのですが、思っていたよりも感動的で、役者さんたちも上手かったので、見ごたえがありました。楽しめる作品だと思います。ぜひ、観に行ってみて下さい。

ぜひ、楽しんできてくださいね。カメ

 

 

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