「覚悟はいいかそこの女子。」を観てきました。
ストーリーは、
イケメンの古谷斗和は幼い頃から女の子にチヤホヤされ、自分はモテると思い込んでいたが、実は恋愛未経験だった。ある日、彼女ができた同級生から「観賞用男子」と言われた斗和は、ついに彼女をつくることを宣言。これまで多くの男たちの告白を断り続けてきた学年一の人気者・三輪美苑に告白するが、あえなくフラれてしまう。現実を受け入れられず美苑へのアタックを続ける斗和は、一見クールな彼女の優しさに触れ、生まれて初めて本気の恋に落ちていく。
というお話です。
見た目が良い古谷斗和は、子供の頃からチヤホヤされて、仲の良い両親に可愛がられて育ってきた。もちろん、小中高と女の子にモテ捲くっていたのだが、悪友3人の一人に彼女が出来て、ふと気が付くと、モテてはいても、彼女が出来た事が無い事に気が付き、焦りまくります。悪友が言うには、斗和は”観賞用男子”であり、恋愛対象には見られていないのではとの事。
女子と付き合ったことが無いなんて、モテ男の名が廃ると思い、直ぐに彼女を作ることにした斗和。学校中の女子を思い浮かべ、自分に似合う女子を考えてみると、同じ学年の美苑なら、学年一人気だし、凄く可愛い。美苑と付き合おうと、彼女に告白をしてみたのだが、美苑は全く取り合わず、簡単にフラれてしまう。
ショックを受けた斗和は落ち込むが、周りの励ましもあり、落とすまでアタックを続けることにする。そして、事あるごとに告白しまくるのですが、どうしても受容れて貰えず、彼女を観察し続けます。すると、美苑が美術教師の柾木が好きらしいことに気が付き、柾木にライバル心を燃やし始める。
ある日、彼女の後を付けて行くと、貧しいアパートに住んでいて、借金返済を迫られている事を知る。斗和は、両親を説得し、美苑のアパートの隣に引っ越し、寂しく暮らしている美苑を元気づけようと、食事を作って一緒に食べたりと、距離を縮めていくのですが、彼女の気持ちは柾木を向いているようで、付き合う間では近づけません。そんな時、学校の合宿がある事を思い出し、そこで美苑に気持ちを伝えようとするのですが・・・。後は、映画を観て下さいね。
うーん、内容は酷いかなぁ、と言うか、内容は無いと言って良いかな。典型的な少女漫画の映画化で、ちょっと疲れるかなぁ。男の子たちは可愛いから、男子鑑賞には良いかもしれないけどね。私が残念だったのは、ヒロインの子が無表情で美人じゃないんですよ。無表情でも美人なら、この性格の女の子って事で許せるんだけど、可愛いけど美しくないので、なんで主人公の斗和が好きになるのか理解が出来ないんです。
中川くんは、結構、コメディアンとして上手いと思っていて、auのCMでも良い味を出しているし、今回も良かったんだけど、彼以外は、普通の人達ということで、コメディ要素は全く描かれていなかったし、面白さを出す為に借金取りに荒川良々さんが出演されていて、ちょっと面白さを出していましたが、コメディというほどまで寄れていなかったので、とても中途半端な出来になっています。コメディにするならコメディに、そうでないなら、もう少し、真面目な斗和の面も正面から描くべきだったのかなと思ったし、何とも不完全燃焼でした。
あまりにも内容が無いので、感想もあまり無いんですよね。そうそう、小池徹平くんが柾木先生役をやっていて、何か、ちょっと老けたかなと思いました。ミュージカルなどでは観ているのですが、久々に画面にアップで出ていたのでそう見えたのかな。もちろん、素敵な方なんですけど、きっとこれから、シブい感じが出てきて、良くなってくるんでしょうね。楽しみです。
そう言えば斗和の友人役で、伊藤健太郎くんが出ていました。彼は、主役でも脇役でも、無難にこなせて、演技も上手くて、良い人材ですね。前にも出れて、後ろにも立てて、演技も確実という人物は、とっても貴重です。これから頑張って欲しいです。
後、何かあったかなぁ。この映画も、上映館が少なくて、ちょっと遠出をして観てきました。もう、こういう映画は観るのを止めようと思いながら、つい、押さえて観てしまう私です。何故かなぁ。可愛い男の子が観たいというのはもちろんあるんだけど、そろそろ間引いて行かないと、時間が足りなくなってきてしまいました。これ以上、寝る時間は減らせないので、何とかしなくちゃ。映画、間引かなきゃ。
私は、この映画、まぁ、お薦めしても良いかなぁと思います。私は、ダメでしたが、若い子が時間つぶしに観る分には、良いかもしれません。感動は無いと思うけどね。中川くんのキレイな顔を観て楽しんでください。ぜひ、観に行ってみて下さい。
ぜひ、楽しんできてくださいね。
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