【演劇】「シティ・オブ・エンジェルス」久しぶりのミュージカルにワクワクでした。 | ゆきがめのシネマ。劇場に映画を観に行こっ!!

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観てきた映画、全部、語っちゃいます!ほとんど1日に1本は観ているかな。映画祭も大好きで色々な映画祭に参加してみてます。最近は、演劇も好きで、良く観に行っていますよ。お気軽にコメントしてください。
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舞台「シティ・オブ・エンジェルス」を観てきました。

 

ストーリーは、

 

ハリウッドでは、映画「シティ・オブ・エンジェルス」の制作が進行中。脚本家のスタインは、タイプライターに向かって日夜、映画のストーリーを綴っていた。

 

主人公のストーンは、ロサンゼルスの私立探偵。彼を支えるのは秘書のウーリー。ある日、謎の女性アローラが継娘のマロリーを探して欲しいと依頼する。怪しく思いつつも、依頼を引き受けたストーン。ところが、この件から手を引けと暴漢から襲われる羽目に。目を覚ましたストーンは、元同僚のムニョスから女に弱いと揶揄され、かつての恋人ボビーと映画界の大物アーウィンとのトラブルを思い出す。何もかも、もう懲り懲りと、ストーンは依頼を断りにアローラの家へ。しかし脅され、誘惑され(?)、再びマロリーを探し始めることに・・・。

 

 

名声を得る為、やる気満々でこの仕事に臨んだスタインだったが、プロデューサーのバディから脚本にあちこちケチをつけられ、削って、直して、悩んで・・・の繰り返し。創作活動は混迷を極め、ある日、思いがけないことが!

 

というお話です。

 

 

映画の脚本家が、プロデューサーに文句を言われ、何度も書き直している内に、もう、なにが正しいんだか、何が素晴らしいんだか分からなくなってしまい、悩み始めてしまったところに、何故か、自分が書いている脚本のキャラクターと出会ってしまうというお話です。

 

脚本家を柿澤勇人さんが、映画の脚本の中の探偵を山田孝之さんが演じていまして、現実と脚本の中が交互に描かれて行きます。どちらの世界にも悪役が出てきて、その悪役を佐藤さんが演じているのですが、これが、また、憎らしいのよ。現実世界では、悪徳プロデューサーなんだけど、脚本の中では、映画界の大物っていう設定で、女優に手を出したり、酷い奴なんです。そのまんまの佐藤二郎さんが演じているので、笑わせに来るのよ。も~、そんなにセリフを何度も繰り返し言われても、困っちゃうっつーの。(笑)

 

 

映画の中のお話は、継娘を探して欲しいという美しい女性の依頼を受けて、娘を探し始めるストーンでしたが、どうも胡散臭くて、仕事を断わろうとするんです。でも、断われずに仕方なく仕事をし始めると、暴漢に襲われて、怪我をさせられたりと、いかにもって感じの妨害工作が始まるんです。その娘探しは、それぞれの人物が、それぞれの欲望を満たそうとして嘘をついており、ストーンは、振り回されているんです。逮捕拘留されたり、暴行を受けたり、何だか可哀想。

 

 

そんな脚本を書いているスタインは、妻がいて、愛しているのに浮気をしているんです。妻は、美しくて完璧な女性っぽいんだけど、少し違う感じの女性が欲しくなっちゃうのかなぁ。プロデューサーにも、こうしろ、ああしろ、変更だと言われて、もう、キレ気味で脚本を書いているんです。そこへ、脚本の中から、ストーンが話しかけてきちゃうのよ。面白いでしょ。

 

 

ミュージカルだから、山田孝之さんも佐藤二郎さんも歌うんですね。そんなに上手いとは言えない気がするんだけど、でも、すんごい頑張っているのは判るんです。声は出ているし、音を外さないようにちょっと探りながらという感じが伝わってきました。柿澤さんは、劇団四季出身だから、マジで上手くて、どうしても彼と比べてしまうともう少しかなぁという感じが判ってしまいました。でも、頑張っていたし、楽しめましたよ。

 

山田優さんと木南晴夏さんは、上手かったなぁ。どちらもミュージカルは初めてと言う事でしたが、声も出ていたし、音もほとんど外れなくて、凄いなぁと思いました。山田さんは「オセロ」の時に観たのですが、その時に、ちょっと声が出てなかったので、どうかなぁと思っていたのですが、今回は、上手かったです。舞台になれたのかしら。以前より、上手くなっていました。

 

 

それにしても、柿澤さん、上手いなぁ。もう見惚れていました。もっと観たい!今までも、柿澤さんは舞台で観ていたのですが、ミュージカルで観たのは初めてだったんじゃないかな。こんなに素晴らしいなら、ミュージカルももっと観れば良かった。これからは、彼のミュージカルも攻めてみようと思います。(笑)

 

話も楽しかったし、結構、時事ネタも入れ込んでいたし、とっても楽しめました。福田さん演出の舞台は、内容も面白いのよね。映画も良いけど、舞台もねって感じでした。あー、でも、また銀魂2を観てこよう。

 

 

私は、この舞台、超!お薦めしたいと思います。でも、チケットを手に入れるのが大変かもしれませんが、もし、取れるようでしたら、ぜひ、観に行ってみて下さい。

ぜひ、楽しんできてくださいね。カメ

 

 

「シティ・オブ・エンジェルス」   http://hpot.jp/stage/coa-2

 

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