「アントマン&ワスプ」字幕版&4DX3D吹替版を観てみました。蟻が可愛く見えてきてしまった。 | ゆきがめのシネマ。劇場に映画を観に行こっ!!

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観てきた映画、全部、語っちゃいます!ほとんど1日に1本は観ているかな。映画祭も大好きで色々な映画祭に参加してみてます。最近は、演劇も好きで、良く観に行っていますよ。お気軽にコメントしてください。
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「アントマン&ワスプ」を観てきました

 

ストーリーは、

アントマンことスコット・ラングは、2年前にアベンジャーズの戦いに参加したことがきっかけで、いまはFBIの監視下に置かれ、自宅軟禁の日々を送っていた。あと3日でFBIの監視から解放されるという日、スコットの前に、アントマンのスーツの開発者であるハンク・ピム博士と、博士の娘のホープ・ヴァン・ダインが現れ、2人が極秘に進めていたある計画に協力するよう要請される。そして、そんな彼らの前に、ピム博士の研究技術を狙った、壁をすり抜けるの謎の敵ゴーストが現れ・・・。

というお話です。

 

 

泥棒に入った家からアントマンのスーツを盗み、ハンクの罠にはまりアントマンとなったスコット・ラング。危機を脱した後、スコットは、アベンジャーズを国連の監視下に置く「ソコヴィア協定」設立により、二つに割れたアベンジャーズの戦い「シビル・ウォー」時にキャプテン・アメリカに加担してしまった為、戦い後に拘束され、自宅に戻る為にはいくつかの司法取引をする必要があった。よって、スコットは、2年間の自宅軟禁生活と3年間の執行猶予が課され、FBIの監視下に置かれることになる。

 

アベンジャーズへの加担の事をハンクとホープに告げていなかった為、スコットが拘束されたことで、勝手にヒーロースーツを作り活動をした事を知られたハンクとホープは、ソコヴィア協定に違反しているとの事で、FBIに追われる事となってしまう。それから2年、事件後にハンクとホープと絶縁状態だったスコットだが、何故か、量子世界を訪れた時の事を夢に見て、その夢の中、家でかくれんぼをしている少女の姿を見る。何か関係があるような気がして、ハンクの電話に留守電を入れ、もう連絡を取るのは止めようと、連絡用の携帯を折ってしまう。

 

 

いつものように食事をしていると、何故か虫の羽音が五月蠅いと思った時には目眩がして、倒れてしまう。気が付くと、隣にホープが座っており、車の中だった。自宅から出たらFBIに収監されてしまう!と焦るスコットだったが、ホープはスコットの追跡装置を蟻に付けて、自宅で変わりに活動をさせていた。そしてスコットに、どんな夢を見たのか詳しく話せと言う。

 

ハンクとホープは、スコットが量子世界に行った事をヒントに、その昔、ソ連のミサイルを止める為に量子世界へ行って、戻れなくなったハンクの妻・ジャネットを連れ戻せるかもしれないと思い、研究を重ねていたのだ。量子トンネルを作成し、量子世界にアクセスを試みていたと同時刻にスコットが夢を見たのだ。何か向こうからの返信があったと考えられる。

 

ジャネットが生きている可能性を感じ、量子トンネルを完成させる為に、闇ディーラー・ソニーから部品を買おうとするのだが、欲を出したソニーに裏切られ、戦闘になってしまう。そこへ、謎の女ゴーストが現れる。彼女はどんなものもすり抜け、戦闘訓練も受けているようで、アントマンとワスプを倒し、ハンクを襲って、スモールサイズにした研究所を盗み消えてしまう。

 

 

ゴーストを追い研究所を取り戻そうと、ゴーストの隠れ家を探して忍び込むが返り討ちにあってしまう。何故、量子の研究所が欲しいのか尋ねると、ゴーストことエイヴァ・スターは、その昔、ハンクの同僚だった父親がシールドを解雇され、独自に量子研究をしていた時に事故に遭い、両親は死亡、自分の身体は量子が不安定になってしまったと言う。彼女の身体を助ける為にも量子トンネルが必要だが、ジャネットを助ける為の時間は迫っていた。そして・・・。後は、映画を観て下さいね。

 

今回のアントマン&ワスプは面白かったなぁ。量子力学に踏み入って考えられていたから、ちょっと難しかったけど、とても楽しめました。量子論は、粒子と波動から成り立ち全てが不確定であるという考え方なので、相対性理論とぶつかっちゃうのよね。相対性理論は”ある座標において物理的法則は不変である。”というものだから、量子論の不確定とは合わないのよ。でも、現代は量子論の方が確実とされているのかな。

 

 

この量子が不安定なゴーストという女性が出てくるんだけど、シールドで暗殺者として活動させられていたらしいんです。何処へでもすり抜けて入れるので、暗殺者としての訓練をさせられて、凄く強い女性になっているんです。だから、今回、アントマンとワスプで戦っても、やられちゃう場面が多かったです。それにしても、身体の量子が不安定って、本当に可愛そうでした。自分の身体が”小麦粉”状態って事でしょ。ある場所では、粉になってすり抜けて、ある場所では集まるって事なんです。身体が痛いと言っていたのですが、意識はどういう経路で脳に伝わっているのか不思議でした。風呂に入るのも大変そうだよね。どうしてたんだろう。米を研ぐみたいに入ってたら面白いけど、身体の形は崩れないようだったから、普通に水と融合してたのかな。不思議な感じでした。

 

内容としては、ホープママ(ジャネット)を量子世界から取り戻す為にワチャワチャして、研究所の取り合いをしたってだけなんですけどね。そんなに世界には関係無いお話でした。でも、この戦いの裏で、インフィニティ・ウォーが起こっているから、そこら辺を考えながら、最期まで観て下さいね。そうすると、何となく、最期の方で合点がいくと思います。

 

 

アベンジャーズ絡みでホープとハンクに迷惑をかけてしまったスコットは、ホープと2年間も連絡してなかったのですが、久々に再開して、また良いコンビとなったようでした。娘のキャシーが言うように、良いパートナーにホープがなってくれるかも知れないなぁと思わせる感じでしたよ。でも、まぁ、インフィニティ・ウォーと繋がっちゃうから、色々な問題が起こるのよねぇ。

 

ここで、インフィニティ・ウォーでヒーローが半減してしまい、サノスの大勝となった事を考えると、どう挽回するのかって事なのよね。このアントマン&ワスプの続きがアベンジャーズになると思うけど、ここで量子力学が前面に出てきたという事で、量子世界で光を遡り、過去に影響を与えるとかするのかなぁ。量子世界だと、時間や空間の概念が無くなるハズだから、相対性理論と合わせると(合わないんだけど。)、過去に戻れるようになると思うのよねぇ。そうなると、量子世界を自在に動けるようになった者勝ち、のような気がするのは私だけだろうか。過去のサノスの身体の内部量子から破壊出来れば、インフィニティ・ウォーのサノスの大勝も無くなるよねぇ。うーん、原作ではどうなっているんだろうか。さすがにアメコミは読んでいないので、分かりません。

 

 

今回、初日に字幕版を、昨日4DX 3D 吹替版を観まして、楽しかったなぁ。字幕版だと、文字で理解して行くから、理論的な事を脳で考えるので、量子の事とか良く分かったんですけど、理解の方が先になるので、あまり映画のアクションや映像を楽しめなかったんです。でもね、4DX 3D吹替版で観たら、本当に楽しかった。アクションや映像が楽しくて、水しぶきを浴びるわ、殴られるわで、超楽しめました。難しい量子の事は置いておいて、大きくなったり、小さくなったりを存分に楽しめて、あっちこっち走り回るアントマンを大笑いしながら、ツッコミながら観てしまいました。やっぱり4DXだと、楽しいなぁ。もう、マジでハマっています。この映画もアクションが多いから、とっても体感出来て楽しめますよ。動きが大きかったです。大満足でした。

 

この映画、楽しむ部分が、アクションやストーリーと共に、一般的に接することの無い研究理論などが描かれていて、本当に楽しめました。観た後にも、どうなるんだろうと考え始めると、もう、眠れない位面白いです。この量子論と相対性理論の関係を読み始めると、本当に面白いの。粒子が動く動かないってだけで、人間という物質がどういう存在になるのか、不思議よねぇ。

 

 

最期に、蟻さんが沢山出てくるんだけど、どの子も言う事を聞いてくれて、ちゃんと働いてくれているんです。ある子は、スコットの身代わりとして、一日、生活してくれたりしていて、笑っちゃうのよ。蟻さんのドラム叩く姿って、何ともマヌケで可愛いっす。

 

と言う訳で、私は、この映画、超!お薦めしたいと思います。娯楽映画として、十分に楽しめますが、”超”を付けたのは、理論的な楽しみ方もある分、付けました。もし、お時間があるなら、量子論も調べてみて下さい。楽しめますよ。ぜひ、観に行ってみて下さい。

ぜひ、楽しんできてくださいね。カメ

 

 

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