「僕のヒーローアカデミア THE MOVIE 2人の英雄(ヒーロー)」を観てきました。
ストーリーは、
人口の約8割が何らかの超常能力「個性」を持って生まれる超人社会を舞台に、何の個性も持たずに生まれた少年・緑谷出久(通称デク)が、ナンバーワンヒーローのオールマイトに素質を見出され、一人前のヒーローを目指して成長していく。
ある人物からの招待を受けて巨大人工移動都市「I・アイランド」を訪れたデクとオールマイトが、「無個性」の少女メリッサと出会い、デクは彼女にかつての自分の姿を重ね合わせる。そんな折、鉄壁のセキュリティを誇るはずのI・アイランドの警備システムがハッキングされ、ヒーロー社会を揺るがす、ある計画が発動する。
というお話です。
凄い人気のアニメなんですね。劇場がいっぱいで驚いてしまいました。
人口の約8割が何らかの超能力を持っている世界に生まれた、力を持たなかった少年・緑谷出久。彼は、超能力「個性」を持たなかったが、人を助けたいという強い正義感を持っていた。そんな彼をNo.1ヒーローのオールマイトは後継者にと思い、彼の力:ワン・フォー・オールを出久に譲渡する。ヒーローとしての「個性」を身に着けた出久は、ヒーローが通うヒーローアカデミアに入学し、オールマイトの下で勉強をしていく。
オールマイトと出久は、海に浮かぶ巨大人工移動都市「I・アイランド」に向かっていた。世界中の科学研究者が研究成果を展示する「I・エキスポ」が開催され、その式典にオールマイトが招待されていたからだ。島に着くと、オールマイトが待ち合わせをしているというので待っていると、そこにメリッサという可愛い少女が現れる。彼女は、オールマイトの親友の娘らしい。メリッサは無個性だが大学で「個性」の研究をしており、色々な開発をしているらしい。
メリッサに連れられて、オールマイトの親友・デヴィットの元へ赴く。デヴィットは世界的な科学者で、オールマイトのコスチュームなどは、全て彼の設計によるものだった。旧友との再会に喜ぶ二人だったが、デヴィットは、オールマイトの力が減少し、身体が弱っている事に心を痛めていて、何とか彼を元に戻すことが出来ないかと研究をしていたらしい。
とりあえず式典が始まってしまうので、正装に着替え式典に向かうが、出久は出遅れてしまう。式典が始まり、各国のヒーローや研究者が集い、話を進めていると、突然、照明が消え、ビルのセキュリティーが占拠されて、ヴィランが式典会場に押し入ってくる。そしてヒーローたちを拘束し、研究者であるデヴィットに研究成果が保管されている格納庫から、ある発明品を取り出させようと連れて行ってしまう。ヴィラン・ウォルフラムが欲しがっているモノとは何なのか。何故、このエキスポが狙われたのか。後は、映画を観て下さいね。
私、このアニメ、初めて観たのですが、面白かったです。原作も面白いみたいですね。その内、完結したら一気買いしようかな。人口の8割が「個性(超能力)」を持つという設定が凄いですね。8割というと、無個性の方が珍しいって事でしょ。例えば、会社の経営者だったら、まず、無個性の人間を選ぶよね。だって個性を持っている人って自己申告なんだから、どんな力か分からないでしょ。そしたら、企業の機密漏洩とか、下手したら力によって会社を乗っ取られたりとか、心配しなくちゃいけなくなってくる。それなら、個性を持たない信用出来る人間を選ぶよね。だから一概に個性がある人間が良いとは限らないと思うのよ。
でも、主人公の出久くんは、ヒーローになりたくてオールマイトに訴えて、彼の力を譲り受けることになるんです。この部分で謎なのが、”ワン・フォー・オール”と”オール・フォー・ワン”という力があって、一つはヒーローが持ち、一つはヴィランが持っている力なんです。これ、有名な言葉「One for All, All for One」から来ていると思うのですが、この意味は「一人はみんなのために、みんなは一つの目的のために」が本当の意味なんです。そうすると、ヴィランが持っている”オール・フォー・ワン”が、「みんなが一人の為に」と解釈していると、違うのかなぁと思っちゃって、考えてしまいました。
劇場版だと、オールマイトが若い頃に海外で生活をしていて、デヴィットという相棒と一緒に活動をしていたという話で、その頃は、マジでスーパーヒーローをしていたようなんです。で、デヴィットは、その頃の力をオールマイトに取り戻させてやりたいと思って、研究を重ねているけど・・・という事で、そこにヴィランが入ってくるんです。で、捕まっちゃったオールマイトたちや、連れて行かれたデヴィットを助ける為に、出久やアカデミアの仲間たちが活躍するんですね。
色々な個性を持ったキャラクターがいて、面白いですね。轟くんと爆豪くんと切島くんがカッコ良いなと思ったけど、イマイチ、爆豪くんと切島くんの見分けが出来ず、苦労しました。最後の方は判ったけどね。麗日さんの無重力の個性も良いですね。これ、もし持っていたら楽だろうなぁ。重さの制限はあるようだけど、でも、人ひとり持ち上げられるのなら、問題無いよね。あ、でも、自分は持ち上げられないのかな。
ヴィランとの凄い戦いが繰り広げられるのですが、アクションは凄かったです。動きが美しくて、楽しめました。やっぱり、アニメはアクションの美しさが目玉ですよね。ここが酷いと、観る気が無くなっちゃう。この作品は、素晴らしい映像でした。こういうアニメは、日本が一番上手い様な気がするのよね。DCとかマーベルのヒーローアニメは、面白いとは思うけど、やっぱりアニメの動きが美しくないのよ。日本アニメはアクションをデフォルメをするから、凄くカッコ良いのよね。これ、サンライズアニメからだと思うのよ。やっぱり昔のロボットアニメは素晴らしかったなぁ。
私がお気に入りは、オールマイトというヒーローが、パワーが無くなると、細っ細のオッサンになっているところ。目の下の隈とか凄いし、こういう部分がヒーローだって人間だということを訴えていて良いなぁと思いました。
私は、この映画、お薦めしたいと思います。私の様に、原作もアニメも全く知らない人間でも、問題無く観れます。楽しめました。この劇場版を足掛かりに、原作やアニメに入っても良いんじゃないかなと思いました。私、原作を読んでみたくなりましたもん。人気なので、映画館はとっても混んでいましたが、ぜひ、観に行ってみて下さい。
ぜひ、楽しんできてくださいね。
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