「フューチャーワールド」を観てきました。
ストーリーは、
第3次世界大戦によって水や資源が枯渇し、荒廃した世界。ある時、平和主義者の人々が暮らす避難所「オアシス」を統治するクイーンが難病に倒れる。遥か遠方の地にある「命の寺」に特効薬があることを知ったクイーンの息子プリンスは、命の寺を目指して旅に出ることを決意するが、傍若無人な侵略者ウォーロードらと出会ったことで、命知らずの旅に巻き込まれてしまう。
というお話です。
第三次世界大戦が起こり、地球は荒廃してしまった。平和を愛する人々が暮らす避難所が草木のある隠された場所に作られ、その場所だけは平和が保たれていた。しかしその場所「オアシス」のクイーンは、戦後に地球に蔓延した赤熱病に侵されてしまう。その病気を治す薬が「命の寺」という場所にあるらしいという噂を旅人から聞いていたクイーンの息子であるプリンスは、母を助ける為に「命の寺」に旅立つ事にする。
同じ頃、荒野に住む”ウォーロード”たちは、幾つものコロニーを周り、あるモノを探していた。戦前に作られたアンドロイドが隠されているらしく、それを手に入れれば、苦労無く侵略を繰り返す事が出来る。ウォーロードは、そのアンドロイドを見つけ、自分を認識させて、新しい場所の侵略を始めようと動き出す。
そんな時、「命の寺」を目指して彷徨うプリンスと出会い、彼を捕まえ、隠されている「オアシス」を頂こうと、プリンスに案内させようとする。アンドロイドは、最初はウォーロードに従っているのだが、どこかで自我が目覚め始めたらしく、ウォーロードを裏切り、プリンスを助けて、一緒に逃げ出す。「命の寺」を目指す2人は、海辺に辿り着き、これで「命の寺」がこの辺りにあるハズだと探し出すのだが・・・。後は、映画を観て下さいね。
ハッキリ言いましょう。最低映画でした。うーん、マジで酷かった。これ、何がしたかったの?全く救われない映画で、アンドロイドが何で出てきたのかも分からない。
ミラ・ジョヴォヴィッチとジェームズ・フランコ、ルーシー・リューが出演と書いてあったので、つい、騙されてしまいました。監督はジェームズ・フランコなのね。いやぁ、酷かった。失敗したよぉ~!途中で出ようかと思ったのですが、次に観る映画も決めてあったので、もう、ウトウト寝ながら観ていました。だから、最期、良く分かりません。(笑)
まず、脚本が全くダメダメでした。荒廃した世界は判ります。マッドマックスや北斗の拳みたいに、力で支配しようとする奴らが現れるのも、まぁ、お決まりなので許しましょう。でもね、それに対して、平和主義の国のプリンスが出てきて、せめて頭脳明晰なら解るけど、頭が超悪くて世間知らず、力も無いなんて、何がしたかったんだ。全く、敵対出来てないんです。
プリンスの助けになるアンドロイドが出てきたかと思ったら、こいつも全く使えないし、ミラが出てきたから味方になるのかと思ったら、ドラッグを打って中毒にさせようとしてるし、何なんだって思っちゃいました。何がしたかったの?
この映画で、1つ気が付いたのは、ミラ・ジョヴォヴィッチが老けたなぁ~って思った事です。さすがに年を取りました。まだまだ、美しいとは思ったけど、アップになると皺が見えちゃって、そろそろ荒野の戦士的な役は辞めて、美しさで勝負する役にした方が良いのではないかなと思いました。
ジェームズ・フランコは、何で、こんな映画作ったのかな。もう少し、良い脚本をどこかから持ってきたらよかったのに。自分で考えない方が良いと思いました。これ、酷かったもん。
私は、この映画、お薦め出来ません。観に行かなくて良いと思います。時間の無駄と書いてしまおう。私のように、睡眠をとる為に観るというなら良いかも知れません。内容は解らないけど、まぁ、解る意味もありません。とりあえず、金返せって気持ちになるので、もし気になっても、お金を捨てる気で行ってください。
ぜひ、楽しんできてくださいね。
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