「ウィンチェスターハウス アメリカで最も呪われた屋敷」亡霊が部屋に封印されてるようです。 | ゆきがめのシネマ。劇場に映画を観に行こっ!!

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「ウィンチェスターハウス アメリカで最も呪われた屋敷」を観てきました。

 

ストーリーは、

娘と夫を突然の病気で相次いで亡くしたサラ・ウィンチェスターは、一族の財を築いたウィンチェスター銃によって命を落とした人々の亡霊から逃れるため、莫大な財産を注ぎ込んで妄信的に屋敷の増改築を繰り返していた。彼女の精神鑑定のために屋敷を訪れた精神科医エリックは、屋敷内に厳重に閉じられた禍々しい部屋の存在を発見する。

というお話です。

 

 

精神科医のエリックは、妻を亡くした苦しさから逃れられずに、堕落した生活を送っていた。ある日、女性を呼んで遊んでいる所へ、仕事の依頼が舞い込んでくる。依頼主はウィンチェスター銃を開発したウィンチェスター一族の会社。会社は、大株主であるサラ・ウィンチェスターが、社を経営する能力があるのかどうかを判定して欲しいとの事だった。サラは、社長だった夫と、娘を、次々と亡くし、何故か、自分の邸宅をずっと増改築しているらしい。

 

 

エリックは、その仕事を受ける事とし、屋敷を訪れると、サラと、姪のマリソン、その息子のヘンリーが暮らしていた。沢山の使用人がいるのだが、増改築した部屋には、誰も居ないというか、ドアを打ち付けてある。不思議に思い、サラに訪ねるのだが、どうせ信じないのだからと取り合ってくれない。エリックは部屋を与えられ、サラについての報告書を書くために、サラやマリオンに話を聞く事にする。

 

サラは、夫や娘が亡くなった不幸について、霊媒師に相談したところ、その不幸は、ウィンチェスター銃により命を落とした人々による仕業であり、彼らを閉じ込める為の部屋を作らなければならないとサラに継げたのだった。それからサラは、屋敷の増改築を続け、亡霊を閉じ込め続けているというのだ。

 

 

屋敷に滞在しているエリックにも、不思議な事が次々と起こり、恐ろしい亡霊を見るようになって行く。そして、亡霊が見えるエリックには、他の人には無い、ある重要な要素がある事にサラは気が付く。そんな時、ヘンリーに邪悪な亡霊が取り付くようになってしまい、亡霊を引き剥がして封印しなければヘンリーが危なくなってしまう。そして・・・。後は、映画を観て下さいね。

 

これ本当に今も残っているウィンチェスターハウスという建物を題材に作られた映画で、実話では無いですが、建物を増改築し続けたという話は実話だそうです。それにしても、増改築し続ける建物って建築の基本計画が無いんだろうなぁ。構造なんてめちゃくちゃなんだと思います。でも、まぁ、昔の話だからね。アメリカだって、建築基準法的なモノがあるので、今は作れないと思いますよ。日本よりも結構、厳しい基準があります。

 

 

亡霊が巣食っているというか取り付いている屋敷なので、沢山の部屋にそれぞれの亡霊を閉じ込めて、封印をしているんです。でね、何故か釘を13本打てば封印出来ているらしいんです。普通なら、ドアに十字架とかくっつけそうだけど、そうじゃなかったので不思議でした。13って数は悪い数字だと思うんだけど、悪を悪で封印するってことなのかしら。

 

ヘレン・ミレンさんがサラ役なのですが、とても合っているけど、何だか、不思議でした。今までこういう役はやられていなかったので、上品過ぎて、不気味さに欠けるというか、そのオーラで悪霊は退散してしまいそうに見えちゃうんですもん。それくらい、強そうな女性像でした。

 

 

相変わらず亡霊たちは、ゾンビっぴー的な雰囲気で、はいはい、いつもの君たちなのねって感じでした。もう、慣れっこなので、それ程、恐ろしいという気持ちにはならないけど、突然、バンっと出て来られると、ちょっと怖かったです。それ以外は、話しかければ言う事を聞いて、荷物運びでもしそうなゾンビたち(スミマセン、亡霊だね。)だったので、楽しめました。ガガァ~っと襲ってくるとか、噛み付いてくるみたいのは、ほとんど無かったのよ。あくまでウィンチェスター銃で亡くなった人達の亡霊だから、残酷じゃないみたいでした。

 

 

でもね、考えてみると、武器を作って、その武器で殺された人が全員、亡霊となって取り付いてきたら、この増改築くらいじゃ、全然足りないと思うけど。そんなんだったら、核爆弾を作った人とか、どんだけ憑りつかれるんだって事ですよね。ちょっと考えられないことだけど、まぁ、霊媒師が言った事を本気にしてしまったんだから、仕方ないか。

 

精神科医のエリックが、この映画のキーポイントかな。彼が奥さんをどうやって亡くしているのかが、亡霊を倒せるかどうかのポイントになってくるので、見落とさないでくださいね。とっても解りやすいので、大丈夫だと思います。

 

 

私は、この映画、お薦めしたいと思います。ホラー映画としては、観易いし、そんなにショックは受けないで楽しめるし、こんな建物が本当にあるんだということを知る事が出来るし、良いと思います。友達とか、カップルでも良いんじゃないかしら。ぜひ、観に行ってみて下さい。

ぜひ、楽しんできてくださいね。カメ

 

 

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