「劇場版ドルメンX」おバカな事を真面目にやられると、つい惹かれてしまうのよねぇ。 | ゆきがめのシネマ。劇場に映画を観に行こっ!!

ゆきがめのシネマ。劇場に映画を観に行こっ!!

観てきた映画、全部、語っちゃいます!ほとんど1日に1本は観ているかな。映画祭も大好きで色々な映画祭に参加してみてます。最近は、演劇も好きで、良く観に行っていますよ。お気軽にコメントしてください。
スミマセンが、ペタの受付を一時中断しています。ごめんなさい。

「劇場版ドルメンX」を観てきました。

 

ストーリーは、

緑と水が豊富な地球を侵略するために、ある惑星から地球にやってきたイチイらイケメン宇宙人。地球を汚さず、戦争もせず、地球人に気づかれることなく侵略することを信条とする彼らは「トップアイドルになれば、地球侵略できんじゃね?」と軽い気持ちでアイドルを目指す。しかし、キラキラと輝いて見えたアイドルの世界は嫉妬や絶望といった闇の感情が渦巻いていた。

というお話です。

 

 

地球侵略にやってきた宇宙人。隊長、イチイ、ニイ、サイ、ヨイ、5人。彼らの使命は「緑と水が豊富な惑星地球を、汚さず、戦争もせず、地球人に気づかれる事無く侵略」すること。

 

しかし、そんな夢みたいな方法が簡単に思いつくはずもなく、何の進展もないまま2か月が過ぎてしまっていた。ヨイは、地球に来てからアイドルにハマってしまったらしく、部屋の中にはアイドルグッズが氾濫していた。気になった4人は、ヨイと一緒にアイドルグループというものを見学しに行って見ると、そこには熱狂する女性ファンの歓声を浴びて、熱いパフォーマンスを繰り広げるアイドルの姿を目にしてしまう。あまりの凄さに圧倒される隊長たち。

 

 

この”アイドル”になれば、汚さず戦争もせず地球人に気づかれる事無く侵略が出来るのではないかと思った隊長たちは、アイドルの登竜門である”ジャノンボーイズ”のコンテストに応募をすると、隊長、サイ、ヨイは選考され、ニイだけ落ちてしまう。誰かがアイドルになれれば、それで侵略をと思っていたのだが、ニイに現れた”嫉妬心”という地球病により、ある事務所に4人で入る事となってしまう。そして、アイドルグループ「ドルメンX」を結成し、トップアイドルとなる事で、地球侵略が出来ると考えたのだった。

 

 

しかしトップアイドルへの道は険しく、全く先が見えない。そんな時、人間である2.5次元俳優の実光修吾がドルメンXで一緒にやりたいと言ってくれて、グループ5人で活動することになる。人気はうなぎのぼりで有名になって行くドルメンX。そして15年後・・・。後は、映画を観て下さいね。

 

これ、TVでやっていたそうですね。全く知りませんでした。とってもおバカなコメディで、楽しかったですよ。ちょっと、あまりにもおバカで、引く場面も無きにしも非ずでしたが・・・。でも、志尊くんが可愛いから許すわ。うん、可愛ければ何でも許されるのよ。うんうん、大丈夫大丈夫。

 

 

宇宙人っていう設定で、名前なんて無くて、隊長と番号だけなんだけど、それでも十分に話は進んでました。このドラマの良いところは、地球侵略に来たんだけど、汚染せず、戦わず、地球人に見つからずに侵略って、出来る訳が無いだろ~って事なのですが、それを真面目にやってるから可笑しいよね。気づかれないで侵略って、どうなるってこと?知らない内に、自分の脳みそが乗っ取られたりするってこと?その侵略の定義が決まって無くて、何が侵略なのか分からないんですけど、それはそのまま置いてけぼりなのよ。

 

 

んで、アイドルになって、女の子にキャーキャーされて喜ぶのですが、これだけじゃ、侵略にならないと思うんだけど、どこまでキャーキャーされたら侵略OKってなるのかなぁ。何か、どうしても気になっちゃって、そこだけは教えて欲しかった。どうしたら侵略したことになるのかだけ、再度、やってくれないかなぁ。

 

 

で、こんな人達に、何故か、真面目そうな2.5次元俳優の修吾が協力してくれるのよ。この人、とっても良い人なんだけど、その役を桐山さんが演じてるんです~!何やってんですかぁ~!勿体無いっ!もっと他にやって欲しい役、沢山あるのに、なんでドルメンなんですかぁ~!桐山さん、好きだからこそ、どうしちゃったらドルメンXになっちゃったのぉ~って言いたくなってしまいました。まぁ、面白い映画ではあったんだけどね。ちょっとアイドルやってますっていう役に驚いてしまいました。

 

イチイが浅香さん、ニイが小越くん、サイが堀井くんでした。ヨイは玉城ティナちゃんです。イケメン揃いで、ヨイも可愛いでしょ。キャストは良いのだけど、そんなキャストで、こんなことしちゃうところが、笑えるのよねぇ。

 

 

私は、この映画、お薦めしたいと思います。もう、B級、C級、いやD級と言って良いような作品ですが、徹底してやっているんです。バカにしないで真面目に取り組んでいるように見えるんです。だから、おバカと言いながらも観てしまう映画なんです。どこか惹きつける映画なのよねぇ。不思議な映画でした。でも、真面目な人が観ると、怒りだすかも知れないので、息抜きって気持ちで、最低映画だと思って観に行けば、きっと楽しめると思います。ぜひ、観に行ってみて下さい。

ぜひ、楽しんできてくださいね。カメ

 

 

劇場版ドルメンX|映画情報のぴあ映画生活