「ブエナ・ビスタ・ソシアル・クラブ★アディオス」音楽好きにはたまらない。言葉では伝わらない。 | ゆきがめのシネマ。劇場に映画を観に行こっ!!

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「ブエナ・ビスタ・ソシアル・クラブ★アディオス」の試写会に行ってきました。Fan's Voiceさんの独占試写会で、プレスまで頂いてきました。

 

ドキュメンタリー映画なので内容は、

 

カメラは、その”大物たち”が、自らの生立ちや音楽的ルーツを語る姿を映し出す。ささルサやマンボの土台を作った故アルセニオ・ロドリゲスの伴奏者だったルーベン・ゴンサレスは、歴史に名を刻む偉大な音楽家との出会いを振り返る。最高齢で参加した90第のコンパイ・セグンドは、魅力的な笑顔を振りまきながら、今も現役でいられる秘密を打ち明ける。ニックがその歌声を「美しくて衝撃を受けた」とたたえる、ヴォーカルのイブライム・フェレールは、声をかけられた当時は「音楽に失望し、靴磨きをしていた」という驚くべき事実を口にする。そして伝説のディーバ、オマーラ・ポルトゥオンドは、裕福な白人の母と貧しい黒人の父の恋の顛末を語る。

 

 

1998年のアムステルダムに戻ったカメラは、コンサートの2日前のリハーサルを捉える。あろうことかそこでは、言い合う声が飛び交っていた。普段は家族のように仲の良いメンバーが、音楽には一切の妥協を許さない瞬間だ。怒りをぶつけるコンバイにスポットが当てられ、彼の大ヒット曲「チャン・チャン」の歌詞の意味が明かされる。婚売に負けないくらい、ブエナ・ビスタ・ソシアル・クラブでスターとなったのはイブライムだが、彼のこれまでの道のりは不運の連続だった。一度は音楽と絶縁した切ない経緯をイブライム自身が打ち明ける。

 

 

アムステルダムでのコンサートは大盛況のなか幕を閉じる。そして2ヶ月後、ニューヨークのカーネギー・ホールでの夢の公演が実現。今だからこそ聞ける”本音”がナレーションとして添えられる。1999年、ドキュメンタリー映画「ブエナ・ビスタ・ソシアル・クラブ」が完成、映画が拍車をかけバンドは社会現象となり、2000年から世界ツアーが始まった。栄光の日々を追うカメラは、避けては通れないメンバーの”死”へと切り込み、亡くなる数日前まで歌って弾いて踊った、彼らの熱い最後を伝える。そして残されたメンバーは、ステージでの活動を終える事を決意する。「人の命は奪えても、歌声は奪えない。」今、音楽への愛で結ばれたメンバーは、先に旅立った仲間たちの魂と共に、”アディオス世界ツアー”へと踏み出していく。

 

という内容です。プレスシートからストーリーを抜粋しました。

 

 

この映画、言葉は要らないと思います。音楽を奏でる彼らの人生がこの映画の中に詰まっていて、それをどうこう言うなんて、とんでもない。ただただ、素晴らしいと感動する映画でした。だって、90歳過ぎても、自分たちの音楽を極めていて、全く妥協をせず、やり続けているって、真似出来ませんよ。プロとはここういうモノなのだという言う事を、刷り込まれたような気がしました。これこそがプロなんでしょうね。

 

 

もう、本当に書くことが無いんです。素晴らしいとしか言えないんですもん。でもね、ドキュメンタリー映画なので、この系の音楽が好きな方でないと楽しめないと思います。この音楽に乗って、彼らの生き方を追っていく映画なので、音楽が楽しめないと、あまり感動が湧いてきません。

 

 

私は、この映画、お薦めしたいと思います。が、上にも書きましたが、この音楽が好きな方でないと無理です。疲れると思います。本当に好きな人に向けての映画なんです。でもね、この音楽に乗れる人なら、この年齢で頑張っている彼らを観る事で、元気が貰えると思います。ぜひ、観に行ってみて下さい。

ぜひ、楽しんできてくださいね。カメ

 

 

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