「アメリカン・アサシン」話が駆け足で進んで行くので、イマイチ、解り難いかなぁ~。 | ゆきがめのシネマ。劇場に映画を観に行こっ!!

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「アメリカン・アサシン」の試写会に行ってきました。

 

ストーリーは、

無差別テロ事件で恋人を殺された青年ミッチ・ラップは、テロリストへの復讐に人生をささげることを胸に誓う。潜在能力を高く評価されCIAの対テロ極秘スパイチームにスカウトされたミッチは、元ネイビーシールズの鬼教官ハーリーのもとで過酷な訓練を積み、テロの最前線で活躍するまでに成長。核兵器テロを阻止するためヨーロッパへ向かったミッチは、正体不明のテロリスト「ゴースト」に翻弄され、自身の真価を試される最大の試練に直面する。

というお話です。

 

 

スペイン・イビサ島の海岸で恋人と楽しんでいたミッチ。プロポースをし、OKを貰ったミッチは、未来を夢見ていたが、そこへ、突然、海からテロリストが銃を撃ちながら上がってくる。無差別テロであり、海岸にいた人々は、惨殺されて行った。ミッチは撃たれたが重傷、恋人は殺されてしまう。それから1年半後、ミッチは身体を鍛え、テロリストへの復讐を計画していた。アラビア語を習得し、自分たちを襲ったテロリストのアル・マンスールの組織に潜入したミッチは、マンスールを殺そうとしていたところに、米軍部隊が現れ、テロリストたちを射殺する。

 

 

CIAの対テロ極秘スパイチームのアイリーン・ケネディは、CIAでも捕捉出来なかったマンスールの居場所を突き止め、潜入したミッチを監視しており、ミッチをCIAにスカウトする。

 

ミッチは、テロ対チームの教官・ハリーに訓練を受け成長して行く。しかしハーリーは、ミッチの復讐を目的とした気持ちでのチームへの参加を良く思わずに彼を外そうとするが、CIA上司のアイリーンに彼を使う事を命令されて、ミッチを作戦に参加させることにする。

 

 

ちょうどその頃、ロシアの核施設からプルトニウムが盗まれ、テロリストが核兵器に転用する前に止めようとし、ハーリーとミッチのいるチームに奪還命令が下される。トルコのイスタンブールで、プルトニウム関連の取引きがあると聞き、向かうのだが、一足先に逃げられてしまい、今度はローマでプルトニウムを取り返そうとする。しかし、この作戦も見破られてしまい、プルトニウムは核兵器に作り変えられてしまう。実は、この仕事をしているゴーストという男は、ハーリーの元部下であり、自分が捕虜になった時に、国と上司(ハーリー)に見捨てられた過去があり、アメリカに復讐しようとしているようなんです。

 

 

アメリカに復讐しようとする男と、テロリストに復讐しようとする男の攻防戦が始まります。そして・・・。後は、映画を観て下さいね。

 

この映画ですが、原作は海外で大ヒットベストセラー小説らしいです。でもね、上下巻ある本を、2時間ほどの映画にまとめるのって、難しかったんじゃないかな。観ていても、何となく、駆け足感があり、内容的にもイマイチに思えてしまったんです。だって、普通の大学生が、ちょっと訓練して調査をしたくらいで、CIAが見つけられなかったテロリストを探せると思いますか?あまりにもいい加減というか、CIAって、そんなに役立たずなのかしら。困ったなぁ。

 

 

駆け足で話を進める為に、説明も足りず、足りない分を映像や演技でカバー出来ているかというと、それも出来ていないんです。どの国の誰が核兵器を欲しがっていて、誰が決定権を持っていて、どこを攻撃したいのかというのが、イマイチ、把握出来難いんです。最後まで持って行って、解るようになるかというと、途中で、ザバッと国同士の事を切ってしまい、元部下と教官の戦いになってしまうので、オイオイ、あちらの話はどうなったんだよって感じでした。

 

 

ロシアから盗まれたプルトニウムを使って、ゴーストというテロリストは、自分の復讐をしようと思っています。彼の復讐相手はアメリカ。自分を見捨てたアメリカに復讐しようとしているんです。だけどね、こちらも、ちょっと困ったちゃんでした。なんか、やっている事が、ある国の将軍かなんかに、プルトニウムを売ってあげるよぉ~って言っておきながら、目の前で”うっそ~”って言って渡さないというような、子供のような事をするんです。いやいや、最初から上げないつもりなら、なんで彼らを呼んだんだよ。そこら辺が、良く分かりませんでした。

 

教官のハーリー役にマイケル・キートンさんで、怖いベテラン教官なのですが、顔を見ていて、この人が悪役なんじゃないかって疑ってしまいました。どーも、マイケル・キートンを見ると、敵じゃないかって思ってしまってダメですね。コイツが裏切り者じゃないかって、ずーっと疑っちゃいました。ま、本当のところは、映画を観て下さいね。

 

 

私は、まぁ、お薦めしても良いかなぁという感じですかね。アクション映画としては面白いし、復讐って事で、敵を追って行く感じは面白いのですが、細かい事にこだわり始めると、私のように、あれはどうなった、これはどうなったって言いたくなっちゃうんです。だから、細かい事を気にせず、アクションを楽しむ映画だと思ってください。ぜひ、観に行ってみて下さい。

ぜひ、楽しんできてくださいね。カメ

 

 

アメリカン・アサシン|映画情報のぴあ映画生活