「ビッグ・シック ぼくたちの大いなる目ざめ」逆境があって本当の愛に気が付いた彼はしあわせ者。 | ゆきがめのシネマ。劇場に映画を観に行こっ!!

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観てきた映画、全部、語っちゃいます!ほとんど1日に1本は観ているかな。映画祭も大好きで色々な映画祭に参加してみてます。最近は、演劇も好きで、良く観に行っていますよ。お気軽にコメントしてください。
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「ビッグ・シック ぼくたちの大いなる目ざめ」を観てきました。

 

ストーリーは、

パキスタン出身でシカゴに暮らすクメイルは、アメリカ人の大学院生エミリーと付き合っていたが、同郷の花嫁しか認めない厳格な母親に従い見合いをしていたことがバレて破局。ところが数日後、エミリーは原因不明の病で昏睡状態に陥ってしまう。エミリーの両親は、娘を傷つけられたことでクメイルに腹を立てていたが、ある出来事をきっかけに心を通わせ始め、クメイルもエミリーが自分にとって大切な存在であることに改めて気づいていく。

というお話です。

 

 

パキスタン出身でシカゴに暮らすクメイル。コメディアンとして認めて貰える事を夢見て、舞台で頑張っています。アメリカ人の大学院生エミリーと付き合っていて、お互いに深く思い合っているのですが、クメイルの家庭では、パキスタンの風習に乗っ取って、親の決めた相手とお見合いをして結婚するようにと、強く教えていました。

 

 

クメイルは、どんなに親の教えがあろうとも、自分の好きな人と結婚したいと思っていましたが、自分に凄く期待しる両親の目を見てしまうと、どうしても言い出す事が出来ず、ヒヨってしまいます。エミリーにも期待の目を向けられますが、それに答える事が出来ず、結局、クメイルが見合いをさせられたことがバレて、二人は分かれる事に。

 

そんなある日、エミリーが倒れ、原因不明の病に侵され、無理矢理に昏睡状態に陥らせて、病気の解明に努める事にします。そのまま治療を続けたのでは、病気が進行してしまい死に至る危険があったからです。エミリーの両親は心配し、クメイルとの事も聞いていると話し、もういいから帰りなさいと言われてしまいます。

 

 

もう関係無いと言われたクメイルでしたが、どうしてもエミリーの事がきになってしまい、エミリーの病室に付き添ってしまいます。何と言われようと、どうしようもない気持ちは止める事が出来ず、病室に通うのですが・・・。後は、映画を観て下さいね。

 

この映画、実話がベースなんですね。全然、知りませんでした。ラストでご本人様(クメイル役は本人です)たちの結婚式の写真が出て、驚きました。でも、こんな事があって結婚したら、絆が深くなるんだろうなぁと思いました。

 

 

それにしても、パキスタンって、こんなに厳格なんですね。ビックリしました。結構、捌けていそうな国なのに、そうでも無いんだなぁ。日本の昭和初期みたいなんですね。あ、でも、日本の華僑の方々は、今も、自分の一族同士の結婚でないと認めないとかあるらしいと聞いたことがあります。本当かは知りませんが。確か、私が学生の時に、華僑の男の子がいて、その頃に付き合っていた彼女がいたのですが、ある時から違う彼女と付き合い始め、誰かが噂で親が紹介した相手らしいと話してくれました。その時に、色々な世界があるもんだと思ったものです。卒業後、その子と結婚したかどうかは知りませんが。

 

 

話を戻して、このクメイル、ウジウジしていて、全然、ハッキリしないんですよ。両親にも、どうしても何も言えずに、お見合いをしてしまったりして、オイオイって感じの男なんです。でも、キメる時は何とかキメたかな。やっとかいっ!って言いたくなるほど、イライラしちゃいました。でも、一度決断したら、曲げなそうだから、エイミーに決めたなら、安心なのかな。

 

 

コメディアンで、小さな店でステージをしているんです。日本の芸人さんたちと一緒ですね。でもね、なんか、全然、面白くないのよ。やっぱりアメリカ人とは”ツボ”が違うのかしら。面白くなかったなぁ。そんなんでニューヨークで一発当てようなんて思って、大丈夫なのかしら。(笑)

 

それにしても、昏睡状態に陥って、原因が分かって、回復して良かったです。ちょっとした原因で大事になる事って、本当にあるんですね。気を付けないと。でも、本当に良かった。

 

 

ま、お二人とも、成功したから、この映画が作られたのだろうし、良かったですよね。私は、この映画、お薦めしたいと思います。夢を目指して頑張っている人には見せてあげたいな。夢も恋愛も諦めない、そんな二人がとても良かったと思いました。ぜひ、観に行ってみて下さい。

ぜひ、楽しんできてくださいね。カメ

 

 

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