「戦狼 ウルフ・オブ・ウォー」を観てきました。
ストーリーは、
かつて特殊部隊に所属していた退役軍人レン・フォンは残りの人生をアフリカの地で過ごすため旅立つが、到着した途端に現地で内戦が勃発してしまう。一度は戦火を逃れたものの、レン・フォンは元軍人としての義務感や正義感を捨てることができず、内戦下に取り残された同胞を助けるために再び戦地へと身を投じる。
というお話です。
2014年の映画「ウルフ・オブ・ウォー ネイビー・シールズ傭兵部隊 vs PLA特殊部隊」の続編だそうですが、私は、前作を観ていないので、どの話が続きになっているのか解りませんが、この映画は、これだけで十分楽しめました。
退役軍人のレン・フォンは、アフリカで輸入製品を扱う仕事をしていた。ある日、船で仕事をしていると、海賊が襲ってくる。普通の商売人だと思われているレンは、突然、飛び出し戦って、海賊を一網打尽にしてしまう。そして輸入品を無事に売り捌いていたのだが、ある商店で、いきなりゲリラに襲撃されてしまう。その地域は、紛争地域であり、内戦が勃発したのだ。
直ぐにその地域にいた中国人は、大使館へ逃げ込み、レンが可愛がっていたアフリカの子供も一緒に連れて行く。しかし、その子供が自分の母親も一緒でないと逃げないと話し、中国軍は、他国の内戦に手出しをする事は出来ないと話す。レンは、自分一人が単身で行くなら問題は無いと、一人で、まず、重要人物である中国人医師が働く病院を目指す。
病院に着くのだが、既に襲撃されており、助けたかった中国人医師は殺されていたが、彼が残した娘と生き残った女性医師を連れて、今度は、レンの子供の母親が居ると言う工場を目指す。しかし、ゲリラたちに襲われ、伝染病の隔離地域に迷い込んでしまう。そこで伝染病に感染したレンは、目眩や意識障害に悩まされながらも、工場へ向かい、そこに残った人々を救出しようとする。しかし、伝染病に侵されたレンを工場の人々は拒絶し・・・。後は、映画を観て下さいね。
この映画、中国映画だし、あまり期待しないで観に行ったのですが、面白かった。思っていたよりアクションも凄かったし、楽しめました。まぁ、中国映画だから、自分の国が一番って事を全面に押し出した内容なんですけどね。ま、中国だからと思って見ていれば、仕方ないねと思って観れるでしょ。
これ、前作があるらしく、その映画で、レンが友人を亡くしたり、婚約者を亡くしてということが描かれているのかな。とにかく、今作は、その前の話を前提として作られているのですが、別に、それを知らなくても、問題無く観れました。
このレン、超!強いんですよ。一人で海賊を全部倒しちゃうし、えっ?って思っている内に、後ろにバタバタ人が倒れていたり、そんなに強いんだったら、他の人は要らないよねぇって思ったくらいでしたが、さすがに、病気に感染したり、沢山の敵が現れたりして、やっぱり辛そうでした。
それにしても、アクション、凄かったなぁ。とにかくキレイなんです。身体もムキムキなんだけど、アクションのキレが凄く良いし、キレイに飛んで倒したり、逃げたりと、観ていて気持ちの良いアクションでした。観ているだけでスッキリするんです。こういうアクション映画って良いよねぇ。
内容は、まぁ、そんなに深く無くて、薄い感じですが、”中国は素晴らしい国で同胞を見捨てる事は決してありませんよ”っていうプロパガンダが入っていて、ちょっとその部分は鼻に付きました。でも、言っている事は最もなんですよ。だって、自分と同じ国民がゲリラに虐殺されたりしていたら、そりゃ、戦争になってでも、ミサイルを撃ち込んで助けるのは当たり前です。それが出来なかったら、軍なんて持っている意味が無いですもん。
結構、沢山の戦いがあるので、映画は長いです。でも、まぁ、楽しいし、アクションはカッコいいので、観る価値はあると思います。私は、この映画、お薦めしたいと思います。私、基本的に、あまり韓国・中国系の映画は好きでは無いのですが、この映画はとても楽しめました。ぜひ、観に行ってみて下さい。
ぜひ、楽しんできてくださいね
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