「はじまりのボーイミーツガール」現代版リトル・ロマンスかな。ステキな子供たちを楽しんでください。 | ゆきがめのシネマ。劇場に映画を観に行こっ!!

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観てきた映画、全部、語っちゃいます!ほとんど1日に1本は観ているかな。映画祭も大好きで色々な映画祭に参加してみてます。最近は、演劇も好きで、良く観に行っていますよ。お気軽にコメントしてください。
スミマセンが、ペタの受付を一時中断しています。ごめんなさい。

「はじまりのボーイミーツガール」の試写会に連れて行って貰いました。

 

ストーリーは、

クラスで落ちこぼれの12歳の少年ヴィクトールは、遠くから見つめているだけだった優等生の少女マリーから声をかけられ、彼女との距離を縮めていく。ヴィクトールはやがて、マリーがチェロ奏者を目指しているものの、徐々に視力が低下する病気を抱えているという秘密を知ってしまう。そして、その秘密を守るために自分が利用されていたことに気づいたヴィクトールだったが、マリーのチェリストになりたいという情熱に動かされ、彼女を助けるために2人だけの作戦を開始する。

というお話です。

 

 

少年・ヴィクトールは、12歳で父親と二人暮らし。母親は出て行ったと父親は言うのだが、ヴィクトールが5才の頃に亡くなったのを彼は憶えている。ヴィクトールは落ちこぼれだが、クラスの優等生のマリーが気になっている。ある日、マリーから声をかけられ、それからずっと気になってしまう。マリーの方も、ヴィクトールが気になって、話しかけるチャンスを待っているようだ。

 

 

マリーは、お金持ちの娘で、チェロを習っている。しかし、遺伝的な病気の為に視力が低下していて、今、見えているものも、段々と見えなくなって行くらしい。しかし、チェロを続けたいマリーは、音楽学校に入学する事を夢見ていて、その入学試験までは目が見えていると誤魔化したいと思っていた。

 

 

マリーはヴィクトールが気になっていた事もあるのだが、彼と友達になり、一緒に遊んだり勉強をする事により、目が見えなくても普通の子供らしく見えて、危ない事も無くなるのではないかという考えもあって、ヴィクトールと一緒に居るようになったのだった。

 

一緒にいる時間が増えた二人は、とても仲が良く、ヴィクトールは勉強が出来るようになり、マリーは段々と元気を取り戻して活発に動くようになり、両親や乳母は、マリーの目が回復に向かっているのかもしれないと期待を持ってしまう。しかし・・・。後は、映画を観て下さいね。

 

 

とっても可愛い、まるで小さな恋のメロディのような感じで、素敵な映画でした。と言っても、私は小さな恋のメロディを観た事が無いんですけどね。でも、あんな雰囲気なんです。まだ子供の二人が、一生懸命、お互いを助けて、自分よりも相手の事を思って行動する姿が、何とも可愛くて、助けてあげたくなるような映画でした。

 

特に、このヴィクトールをやっている男の子が可愛いんですよ。なんでこんなに可愛いんだよぉ~って言いたくなるほどなんです。女の子は、それ程なんだけど、男の子は、ギュギューってしたくなるような子でした。

 

 

遺伝的に視力が落ちて行ってしまう病気って、可哀想ですね。御両親がとても心配していて、気持ちが痛いほど解りました。娘に病気が出たら、自分のせいだと思って、自分を責めますもんね。でも、仕方が無い事なんです。父親が娘を病院に入れようと、キツい事を云うんですけど、それは、自分のせいで娘の目が悪くなっていて責任を感じていて、娘を治せなくても、視力がある程度見えるところで留めて欲しいという願いがあるからなんです。娘の事を思えばこその行動なんですけど、どうしても娘には伝わらなくて、辛かっただろうなと思いました。

 

 

本当だったら、娘には、思いっきり外で遊ばしてあげたいし、好きな音楽をやらせたかったんだろうと思います。御両親のそんな気持ちが伝わってきて、可哀想でした。

 

そして、そんな両親からマリーを守ろうと必死で戦うヴィクトールも本当に素敵でした。あんなに小さいのに、必死で彼女を守ろうとするんです。雨の中を走って、もう、涙が出るほどでした。

 

 

私は、この映画、超!お薦めしたいと思います。子供だったけど、子供なりに、恋をして、相手を守ろうとする彼らの姿は、いじらしくて、可愛くて、懐かしい光景でした。ぜひ、観に行ってみて下さい。

ぜひ、楽しんできてくださいね。カメ

 

 

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