第30回東京国際映画祭の24作目、「レット・ザ・サンシャイン・イン」を観てきました。
ストーリーは、
中年に差し掛かったイザベルは、シングルマザーのアーティスト。恋愛意欲は盛んで、残りの人生の伴侶を求めてデートを繰り返す。しかしどの相手にも一長一短があり、なかなかうまくいかない。やはりこの年になると難しいのだろうか?
というお話です。
この映画、上記に書いたあらすじ以上の事はありません。解説したくても、内容が無いから、困っちゃいます。うーん。
50代のイザベルは、夫と離婚し、娘は夫の所とこちらの家を行ったり来たり。アーティストである彼女は、芸術関係の男性や、画廊などの関わっている男性と何人も関係を持っています。で、これからの人生を、誰かと一緒にっていう話なんだけど、ちょっと、はぁ?って感じでした。
私には、イザベルが手当り次第に、男に手を出しているようにしか見えず、そんなにヤリたいのかい、オバサンっ!って叫びたくなりました。マジで、ヤルことばかりなんですもん。年を取ったら、身体よりも精神的な繋がりを求める者なんじゃないかと思っていたのですが、驚きました。こんな風になっちゃうのかしら。自分もそうなるのかと思うと、怖くなりました。
だってね、ほとんどが既婚者なんですよ。家庭がある人に手を出すのは止めようよ。相手の奥さんだって、嫌な気持ちになるでしょ。どう見ても、無理矢理にイザベルが誘っているようにしか見えないんですもん。こんなに美しい女性に迫られたら、男性だって、イヤと言えなくなっちゃうでしょ。酷いですよ。もう少し、節操を持とうよ。
もし、本当に好きになってしまって、全ての責任を取るから彼と居たいとか思うような人なら良いけど、ただ、男を漁っているようなのは、気分が悪いです。観ていて、マジでイヤになりました。会場では、実は、外国人の方は笑っていたけど、日本人は、ほとんど笑っていませんでした。私も、何が面白いんだって思っちゃった。
確かに、イザベルと付き合いたい占い師が、自分がイイよみたいに、占いで誘導しているところは笑えたけど、でも、それまでが酷過ぎるんですもん。納得出来ませんよ。
ジュリエット・ビノシュとジェラール・ド・パルデューは、素敵でしたが、内容がこれだったので、どーもダメでしたね。
私は、この映画、あまりお薦め出来ません。特に既婚者は、気分が悪くなるんじゃないかな。特に、女性。だって、既婚者だって知っていて、凄い誘って行くんですもん。やっぱりヤダよ。それに、こんな年齢になって、盛っているというか、いくらでもヤリたいって感じの女性を観て、嫌悪感を覚えました。ホルモン異常じゃないのかな?ま、とにかく、出演している俳優さんは、良い方ばかりなので、もし、公開されたら見て見て下さい。
ぜひ、楽しんできてくださいね。
「レッド・ザ・サンシャイン・イン」
http://2017.tiff-jp.net/ja/lineup/works.php?id=119
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