「アウトレイジ 最終章」最後キッチリ落とし前を付けてくれて、気持ち良く観れました。 | ゆきがめのシネマ。劇場に映画を観に行こっ!!

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「アウトレイジ 最終章」を観てきました。

 

ストーリーは、

関東最大の暴力団組織・山王会と関西の雄・花菱会との抗争後、韓国に渡った大友は日本と韓国を牛耳るフィクサー、張会長のもとにいた。花菱会幹部の花田は取引のためやって来た韓国でトラブルを起こして張会長の手下を殺してしまい、張グループと花菱は緊張状態へと突入する。激怒した大友は日本に戻り、過去を清算する好期をうかがっていた。その頃、花菱会ではトップの座をめぐる幹部たちの暴走がはじまっていた。

というお話です。

 

 

アウトレイジ最終章です。関東暴力団組織の山王会と関西の花菱会の抗争が終り、韓国系マフィアの張会長に可愛がられていた大友は、彼のツテで韓国に渡っていた。済州島でデリヘルを仕切っていた大友は、ある日、自分の店の女に文句を言って、金を払わないと言う暴力団員の日本人がいると言われ、解決する為にホテルに赴く。

 

そこには、日本から来た花菱会の幹部・花田がおり、女にSMを強要した様子。女は暴力を振るわれており、大友は落とし前を付けろと話しを付けて、次の日に金を払う事を約束させる。しかし、次の日、金の回収に行った男は殺されて捨てられていた。花田は既に日本に逃げ帰っており、このままではと、張会長に連絡をする。

 

 

花菱会の方でも、張会長の息のかかった店でトラブった花田を困りかね、張会長の所に3000万を持って詫びに行くのだが、はした金を持ってくるなと3000万足されて6000万を持って帰ってくる事に。

 

花菱会の内部でも、新しい会長・野村と若頭・西野の仲が険悪になっていた。証券マンから娘婿だと言う事で突然会長になった野村は、人望が無く、良く思われていない。西野に殺されるかもしれないと感じた野村は、若頭補佐の中田を使い西野を消す計画を立てる。

 

 

張会長の所に、再度、西野と花田で1億を持って詫びに向かう事になり、その時を狙って、中田に西野を殺すように、野村が命令をする。張会長と殺し合いになり、西野が死んだと見せかけようと考えたのだ。そして、2人は張会長の所に。

 

同じ頃、韓国から花田に報復する為に、大友が入国していた。張会長に迷惑をかけずに花田たちを一掃する為、大友も動き出すのだが、日本の警察も黙っておらず、大友を片岡刑事殺しなどの重要参考人として逮捕するのだが・・・。後は、映画を観て下さいね。

 

 

うん、面白かった。私、結構、アウトレイジシリーズ、好きなんですけど、あまり覚えていられないんですよね。怖いオジ様たちの顔と名前が一致せず、暴力団組織の上下とか、関東関西とか、そこら辺が多いので覚えるのが大変でした。でも、観ている最中は、理解出来ているんだけどね。

 

今回も、また、スッキリさせてくれました。どいつもこいつも悪い奴で、何処まで行っても、懲りないんです。どこかで納得しておけば良いのに、やり切るまでやらないと気が済まない人達ばかりだから、困っちゃうのよ。(笑)でも、それだから楽しいんだけどね。

 

 

西野(西田さん)が悪い奴だったなぁ。中田(塩見)さんが極悪なのかと思ったら、結構、義理堅い人で、こういう部下がいると、本当に安心だよなぁと思った私でした。やっぱり、普段から可愛がっていないと、こうはならないよね。花田(ピエールさん)は最悪の男だったけど、中田はマトモだったなぁ。

 

張会長の側近の李(白竜さん)が素敵だったわ。こういう鋭そうな側近、欲しいです。中田のような義理堅いオッサンも好きだけど、李みたいに、鋭くてカッコいいのは理想ですねぇ。強そうで頭も良さそうだもん。

 

 

話としては、花菱の崩壊と再建って感じかしら。別に張会長のところと、ちょっと揉めたりはしたけど戦う気は全く無いから、このトラブルを使って、西野が邪魔な会長を始末して、自分が会長に収まりたいという内容なんです。途中、警察も絡んでくるけど、前作の様に、大友を利用してとか、そういう作戦は一切無いからね。

 

気になったのは、市川(大森さん)が暴力団の抗争の中にいても、なんか可愛い感じだったなというところかな。怖くて極悪の人ばっかなのに、市川だけ大友の後を付いて、何処までも懐いている感じがして、あら、犬を飼ったのねって感じでした。

 

 

私は、この映画、超!お薦めしたいと思います。一昔前のヤクザ映画っぽい感じが残っていて、観た後に肩をいからせるほどじゃないけど、”なんだよバカヤロー”って言ってしまいそうな気持になるし、今回は、本当にスッキリします。収まったと言う感じに終わっているので、良かったと思います。映画って、ちゃんと終わってくれないとね。ぜひ、観に行ってみて下さい。

ぜひ、楽しんできてくださいね。カメ

 

 

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