ゆきがめのシネマ。試写と劇場に行こっ!!

観てきた映画、全部、語っちゃいます!ほとんど1日に1本は観ているかな。映画祭も大好きで色々な映画祭に参加してみてます。最近は、演劇も好きで、良く観に行っていますよ。お気軽にコメントしてください。
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「ル・コルビュジエとアイリーン 追憶のヴィラ」の試写会に行ってきました。

 

ストーリーは、

1920年代、気鋭の家具デザイナー、アイリーン・グレイは自身の別荘「E.1027」を南仏の海辺に完成させる。彼女の建築デビュー作であるその別荘は、のちに建築史に残る傑作と称されることとなるが、長い間、コルビュジエの作とされていた。その事実の裏には、光り輝く才能を発揮するアイリーンに対する、コルビュジエの嫉妬と欲望が絡まりあう、愛憎のドラマが隠されていた。

というお話です。

 

 

1920年代、家具デザイナーだった、アイリーン・グレイは、ル・コルビュジエを尊敬しており、その友人である建築評論家・ジョン・バドヴィッチと付き合っていた。ジョンのためにと、南仏に二人の別荘として「E1027」を設計し、自分の資金を使って建築するのだが、その名義はジョンのものとなっていた。

 

初めて建築物の設計を行ったアイリーンだったが、それは周囲の環境との調和を考えて設計されたものであり、素晴らしいものとなっていたのだが、ル・コルビュジエもジョンも、その時点では作品を称賛することは無く、女性であるアイリーンの持つ才能を妬んでいたのではないかと思われた。その後、アイリーンは建築物の設計もするようになったが、女性というだけで、ほとんど取り上げられることも無く、いつまでも家具デザイナーとしての名前の方が売れていた。

 

 

ジョンとの交際は続いていたが、ジョンの度重なる浮気に嫌気が差し、段々と、二人の距離は離れていく。それでも、パートナーとしての関係は続いていたのだが、コルビュジエが、南仏の「E1027」を気に入り、そこに住み着くようになり、家の壁に勝手に落書きを始めるようになる。アイリーンは、とても怒ったのだが、ジョンが好きにやらせてしまい、戦争で南仏に行けなかった事もあり、ジョンとアイリーンの別荘でありながら、彼らはその別荘に口を出せる状態では無くなってしまう。

 

そして、ジョンが病気となり、別荘の名義を書き換えたり、遺言を残す間もなく、あっという間に亡くなってしまう。ジョンの死に立ち会えたアイリーンだったが、別荘は相続できず、法定相続人も居ないという事で、国の管理になってしまう。そして・・・。後は、映画を観てくださいね。

 

 

ル・コルビュジエは有名だけど、アイリーン・グレイは、家具デザイナーとしての名前は知っていても、建築もやっていたというのは、知りませんでした。建築史を勉強しても、名前を聞くことが無かったものですから、こんな事があったことも知りませんでした。

 

この時代というか、今もですが、建築業界というのは男の世界なので、女がチャンスを手に入れるというのは、とても難しいんです。この時代は特にそうだったのでしょうね。それに、この別荘を見れば、彼女の才能は素晴らしい事が解っただろうから、コルビュジエは彼女の才能に嫉妬したんだろうと思います。男が女に対して抱く嫉妬心というのは、凄く強いんですよね。寄ってたかって、男が団結して向かってくるから、そりゃ、アイリーンだって、太刀打ち出来なかったのだと思います。

 

 

もし、この別荘を建てる時に、ジョンとアイリーンが結婚という契約をしていたら違っただろうし、結婚しなくても、アイリーンが強く主張をすれば、もっと違ったものになっただろうに、何処までも、ジョンは、自分の都合の良いように、アイリーンの気持ちを利用したとしか思えませんでした。あんなに大っぴらに浮気されても別れなかったんだから、それなりに好きだったのかな。直ぐに弁護士に頼んで、対決すれば良かったのに、そんな時代じゃなかったのかしら。結局、泣き寝入りするしかなかったなんて、酷い話です。

 

ハッキリ言って、観ていて辛かったです。今の時代も、やっぱり建築業界は男社会なので、大きな仕事をしたくても、女性単独でやるのは、非常に難しく、ほとんどの建築をやっている女性は、男性と組んで仕事をしているのが現状です。私も、何度、嫌な思いをした事か。顔を見て、貴方がやるんですか?って言うような態度を取られるんですから、悲しくなります。ま、私もそろそろ慣れてきたので、最近は負けずに突っ込んで行き、強行するので、終わってみると感謝されるのですが、そりゃ、性格が強くなりますよ。このアイリーンも、相当強い女性でした。

 

 

彼女の性格も問題だと思ったけど、コルビュジエもそれ以上に性格が悪かったなぁ。この映画で描かれているコルビュジエの性格は、本当に近いようです。決して、良い人では無かったみたいでした。ま、建築をやっている人間なんて、変人が多いのは確かなんですけど。どちらかというと、”オタク”系だから、仕方ないわよね。(笑)

 

アイリーンの家具を見ると、良く見るデザインだと思います。今も好まれて使われていますから。もちろん、コルビュジエの家具も有名ですよね。あの四角いソファとか、牛柄のソファベッドとか、色々なラウンジなどで見ると思います。シルエットが美しいし、モダンでもクラシックでも合わせやすいデザインです。でも、そんなに座りやすいとは思えないんだけどね。それに、日本の家屋には大き過ぎるのが困りますね。

 

 

私は、この映画、お薦めしたいと思います。コルビュジエたち有名建築家の男性に葬られたと言ったら大げさかも知れないけど、彼らを嫉妬を受けたからこそ、それほど表で活躍が出来なかったのではないかと思う内容が描かれていて、楽しめましたが、一般人が観ても面白いのかなぁと思うと、ちょっと微妙かな。出来れば、ある程度、建築やデザインを知っている方に観てもらった方が解ると思います。ぜひ、観に行ってみてください。

ぜひ、楽しんできてくださいね。カメ

 

 

ル・コルビュジエとアイリーン 追憶のヴィラ|映画情報のぴあ映画生活

 

 

 

 

 

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