「アトミック・ブロンド」騙し騙されて誰が一番勝つのか、それは観てのお楽しみ!超カッコいいです。 | ゆきがめのシネマ。劇場に映画を観に行こっ!!

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観てきた映画、全部、語っちゃいます!ほとんど1日に1本は観ているかな。映画祭も大好きで色々な映画祭に参加してみてます。最近は、演劇も好きで、良く観に行っていますよ。お気軽にコメントしてください。
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「アトミック・ブロンド」の試写会に行ってきました。「Fan's Voice」さんのご招待でした。ぜひ、Twitterを覗いてみて下さい。

 

ストーリーは、

冷戦末期、ベルリンの壁崩壊直前の1989年。西側に極秘情報を流そうとしていたMI6の捜査官が殺され、最高機密の極秘リストが紛失してしまう。リストの奪還と、裏切り者の二重スパイを見つけ出すよう命じられたMI6の諜報員ロレーン・ブロートンは、各国のスパイを相手にリストをめぐる争奪戦を繰り広げる。

というお話です。

 

 

1989年、ベルリンの壁が崩壊する直前、東ドイツ国家保安省の男が、秘密諜報員のリストを渡す事と引き換えに西側への亡命を望む。MI6は、その男・スパイグラスからリストを受取り、彼を亡命させようと計画をするのだが、リストを受取った諜報員がKGBのスパイに殺され、リストを奪われてしまう。

 

ベルリンに潜入中のMI6のスパイ・パーシヴァルの手引きで、リストを奪い返す為にローレン・ブロートンが派遣される。リストは、KGBの男が持ったまま、まだ相手の渡っていないらしい。直ぐにパーシヴァルに情報を集めさせ、KGBの男を追うのだが、どうしても捕まらない。

 

 

スパイグラスは、リストと同じものを記憶しており、彼を西側に逃がせば、リストを手に入れたと同じ事になるので、西側に逃がす手配をするのだが、何故か、情報が敵に漏れていて、ブロートンが行く先々で襲われる事となる。味方の中に、二重スパイがいるはずだと解り、そのスパイを炙り出しながら、スパイグラスを逃がそうとするのですが、KGBに追われ、スパイグラスを逃がす事に失敗します。そしてスパイグラスを撃ったのはパーシヴァルだと気が付きます。

 

 

スパイグラスを亡くし、何が何でもリストを手に入れるしか無くなったブロートンは、スパイグラスを殺したMI6のパーシヴァルを追い始め、彼を捕まえようとするのですが、パーシヴァルの方がベルリンに慣れていて、先手を打たれてしまいます。そして・・・。後は、映画を観て下さいね。

 

この映画、面白かった!気持ちイイくらい、シャリーズ・セロンのアクションがキマって、観ながら「カッコいい~!」って叫びそうになりました。これほど爽快アクションをしてくれたら、もう、文句は言えません。その上、ストーリーも、良く練られていました。

 

 

まず、絡んでくるのが、MI6(イギリス)とKGB(ソ連)とCIA(アメリカ)とDGSE(フランス対外治安総局)と東ドイツ国家保安省シェタージの5組織。でも、フランスと東ドイツは、表面的に絡んでくるだけで、要は、MI6とKGBとCIAの3組織の情報合戦なんです。で、MI6の中だけでも、誰が手柄を上げて女王のお茶会に呼ばれるかという戦いがあるんですよ。そんな中で、ブロートンが大暴れして、凄い数のスパイを倒していくんです。

 

そのアクションが凄いのよ。アンジェリーナ・ジョリーもアクションがとっても綺麗だったけど、シャリーズ・セロンのアクションは、なんか、パンチやキックに重みがあるように見えて、重量級の男も跳ね飛ばされても納得しちゃうのよねぇ。普通なら、女性のパンチ・キックじゃ、軽くて、男なんて倒れないんだけど、このブロートンは、本当に倒しているように見えて、凄く楽しかったんです。

 

 

それにしても、ストーリーが良く練られていました。途中で、裏切り者が解るんだけど、でもまさかと思って観て行くと、本当の目的が解ってくるんです。それが面白かったなぁ。男たちがポカ~ンとしている顔が、何とも間抜けで笑えました。やっぱり女が一番強いわねぇ。舐めてたら痛い目を見るわよって感じでした。

 

音楽が良かったです。80年代に流行っていた音楽が沢山かかって、デビット・ボウイとかネーナとか、嬉しくなりました。デビッド・ボウイ、死んじゃったもんなぁ。寂しいです。カッコ良かったもん。彼の良い曲が沢山かかりますよ。

 

 

ベルリンの壁が壊された時代の政治情勢というか、世界がどんな情報戦をしていたのかという事が描かれていて、こんなスゴイ時代だったんだなぁと思いました。あの頃には、本当に沢山のスパイが動いていたんだろうなと思うと、不思議です。表では全く分からなかった事が、裏で沢山行われていたのだと思うと、とっても不思議に思いました。

 

 

この映画は、私、超!超!お薦めしたいと思います。これは、スカッとして、観た後に気持ち良く映画館を出て来れる映画だと思います。マジでカッコ良かったなぁ。ただ、二転三転するので、そのスピードに付いて行かないと、面白さが解らずに終わってしまいます。見逃さずに観て下さいね。ぜひ、観に行ってみて下さい。

ぜひ、楽しんできてくださいね。カメ

 

 

アトミック・ブロンド|映画情報のぴあ映画生活