フランス映画祭 11作目は「チェイサー」を観てきました。1977年に制作された映画だそうです。
ストーリーは、
グザヴィエは代議士の親友フィリップから、セラノという議員を殺してしまったことを打ち明けられ、アリバイ工作に協力することを承諾する。セラノ議員殺害の背景に、政界を揺るがす“セラノ文書”が関わっていることを知ったグザヴィエは、フィリップの愛人ヴァレリーからこの文書を入手するが、今度はフィリップが何者かに殺されてしまう。友人の復讐を果たすことを決意するグザヴィエだが、彼にも魔の手が忍び寄る…。残されたフィリップの妻、 謎めいた過激派に属する弁護士、ごろつき、そして裕福な実業家。それぞれの思惑が錯綜する。
というお話です。
映画好きなのですが、古い映画は全くと言って良いほど観ないので、アラン・ドロンの映画を大画面で観たのは初めてなんです。凄くイケメンと聞いていたのですが、私のタイプではないからなのか、それ程、ステキ~とはなりませんでした。でも、もちろん顔のシンメトリーは取れているし、美しい顔とは思いましたけど。
映画としては、面白いと思いました。日本で言う”黒皮の手帳”的な”セラノ文書”というものがあって、それで良いように政界を動かしている奴から主人公が文書を手に入れて、それを使って、自分の親友を殺した奴を炙り出していく行くって言う内容で、楽しめました。
やっぱり、今観るとレトロっぽくて、ワザとらしい感じがする部分もあるんだけど、これ、きっと古い映画を観慣れてくると、慣れるんでしょうね。これからもっと、アラン・ドロンの映画を観てみたいなぁ。確か友達が「山猫」が面白いというような事を言っていたような気がするので、まず、そのDVDでも買ってみようかしら。
私は、この映画、とても楽しめました。そして、古い映画も結構楽しめるんじゃんって思いました。どうしても、新しい映画を追うだけで精一杯になってしまい、古い映画を観る暇が無かったのですが、こんな風に映画祭などでやってくれると、落ち着いて観れて良い事もありますね。古い映画も観てみたいと思います。皆さんも、もし、気になったら、今、スターチャンネルでアラン・ドロン特集をしているそうなので、そちらで観るのも良し、DVDを借りるのも良し、買うのも良しだと思います。
ぜひ、楽しんでくださいね。
フランス映画祭「チェイサー」
http://unifrance.jp/festival/2017/films/mort-dun-pourri