「劇場版 魔法科高校の劣等生 星を呼ぶ少女」を観てきました。これもフランス映画祭の感想をちょっとお休みして入れさせてください。随分前に観たのに、内容を忘れてしまいそうで・・・。
ストーリーは、
魔法科高校に通う劣等生の兄・達也と優等生の妹・深雪。一学年目が終わり、春休みを迎えた2人は、仲間とともに小笠原諸島のとある島の別荘へ休暇に訪れる。つかの間の休息を楽しむ達也たちだったが、そんな彼らの前に、海軍基地から脱走してきたという少女・九亜が現れる。
というお話です。
魔法科高校に通う兄・司波達也と妹・司波深雪は、1年が終り、新学年になる前の春休みを迎えます。友人たちに連れられ、小笠原諸島の島にある別荘に遊びに来ていて、海にショッピングにと楽しんでいます。そんな中、達也は国防陸軍から呼び出され極秘任務に就くことに。深雪は兄を送り出し、友人たちと一緒に行動をしていると、九亜(ココア)と名乗る女の子が助けを求めて国防海軍基地から脱走をしてきます。
直ぐにココアを保護した深雪たちは、別荘に戻り、達也が帰って来るのを待つことに。その間にココアの話を聞くと、自分以外に8人の女の子が居て、海軍に捕まっていると言う。仕事を終えて帰って来た達也にココアの事を告げ、ココア以外の8人も助けてあげようという事になります。
達也や深雪がココアの仲間を助けに行こうとする時と同時期に、USNA(北アメリカ大陸合衆国)は、海軍基地に不穏な動きを察知し、全ての実験施設を破壊するようにとの指令で、リーナたち「スターズ」が海軍基地へ向かって来る。
破壊工作を始めるリーナに気が付いた達也は、彼らの武器攻撃を分解し、ココアの仲間たちが捕まっている施設を守り、そして、囚われている実験体たちを外へ逃がそうとするのだが・・・。後は、映画を観て下さいね。
私、上手く説明出来ているかしら。この”魔法科高校の劣等生”って、人気小説らしく、コミックにもなり、TVアニメにもなっているらしく、この映画の前に、長いお話があるようなんです。でも、私は、全く知らないので、このシリーズをこの映画で初めて知りました。
ハッキリ言って、確かに面白い話だと思います。兄妹の能力者と、それを取り巻く周りの能力者。軍なども絡んで、良くこれだけまとまって考えられているなと思いました。達也は、その力の暴走を防ぐために、深雪に力を封印させられているのかな?深雪が解放して、初めて、スゴイ能力者として戦えるみたいでした。
達也は、劣等生と扱われながらスゴイ力を持っていて、軍の為に秘密裏に働いているようでした。妹の深雪への溺愛は、これ普通なの?深雪の方も、お兄様って、ベタベタしてたし、本当の兄妹じゃないのかな?とりあえず、兄妹なのに恋人同士のようでした。
この話は、ココアちゃんという実験体の女の子とその仲間を助け出すという内容で、小説やTVアニメを観ていなくても、十分に理解は出来ました細かい部分の関係性は解らないけど、それでも楽しかったです。
不思議だったのは、誰もが魔法を使えるらしいのに、武器を持って戦っている事。魔法で武器を作って戦っているようではあったのですが、その辺りは、この映画のみで理解するのは難しいようでした。アメリカ軍と日本の陸軍、海軍が入り乱れての闘いだったみたいですが、そこら辺の関係性も、ちょっと理解しにくかったな。やっぱり、この映画を良く理解するには、前知識として小説とTVアニメが必要かも知れません。
私は、この映画、お薦めしたいと思います。全く原作を知らない私でも、十分に楽しめましたし、難しい設定は解らないにしても、それ以上に解りやすい内容だったので、良かったのだと思います。絵も綺麗だったし、主人公の男の子がカッコ良かったです。ぜひ、観に行ってみてください。
ぜひ、楽しんできてくださいね。
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