「カフェ・ソサエティ」を観てきました。
ストーリーは、
映画業界で働くことを夢見るニューヨーク生まれの青年ボビーは、業界の有力者である叔父フィルを頼ってハリウッドにやってくる。フィルの秘書を務める美女ヴォニーに心を奪われたボビーは、映画スターやセレブリティを相手に、フィルの下で働きながらヴォニーと親密になっていくが、彼女には思いがけない恋人の存在があった。
というお話です。
ハリウッドでは名の知れた大物エージェントのフィル。彼の姉から電話が入り、甥のボビーがハリウッドに来るらしい。仕事を探してやって欲しいと言われたのだが、聞いているのかどうか。ハリウッドのやってきたボビーは、叔父・フィルと会えるのを楽しみにしていたのだが、何週間も待たされ、やっとフィルと会い、彼の下働きとして使って貰えることになる。
フィルの事務所の秘書・ヴェロニカにハリウッドを案内され、色々と教わるボビーは、美しい彼女に惹かれて行きます。ヴェロニカに付き合っている人はいるのか聞くと、彼氏がいると言われますが、それでも諦めきれません。毎週、ボビーを一緒に観光などをしてくれるヴェロニカに、もしかしたら自分にもチャンスがあるのかもと思い、彼女との結婚を思い浮かべますが、ある時、ヴェロニカが付き合っている彼氏を知ってしまいます。
ヴェロニカが他の男性と本気で付き合っている事をしり、ショックのあまり、ハリウッドからニューヨークに戻ります。ニューヨークに戻ったボビーは、兄が手に入れた店を任され、「カフェ・ソサエティ」として華やかに営業し始める。そして、その店はニューヨークでは知る人ぞ知ると言われる有名店になり、ボビーも支配人として、沢山の有名人と知り合いになった。そこで、ボビーは、またもヴェロニカという美しい女性と出会い、惹かれあい、結婚し、幸せな結婚生活をｔ付けていた。
ある時、ボビーを訪ねて叔父のフィルがやって来る。そして･･･。後は、映画を観て下さいね。
この映画、雰囲気が素敵でした。若い頃、まだ世間知らずで、夢を見ていた時代を懐かしく思うボビーの気持ちがとても伝わってきて、なんとも、ほっこりするというか、そういうもんだよねぇと、しみじみ思ってしまいました。
若い頃って、自分はきっと何でも出来ると思っていたし、好きな人と結ばれると思っていたんですよね。でも、現実は違って、沢山のしがらみや、社会常識というのに雁字搦めにされてしまっているんです。だから、沢山の挫折を味わう事になる。でも、挫折すればするほど、手に入れる幸せは、大切なものになるんです。今の幸せが最高なんです。懐かしい思い出は、過去の事。懐かしいだけなんです。
そんな人間の人生を、この映画で見せてもらったような気がしました。ジェシー・アイゼンバーグが、飄々とした青年からやり手の支配人になって、ステキな妻を手に入れて、とっても良かったです。彼、好きなんですよねぇ。無垢な青年から悪役まで、何でも出来ちゃうジェシーは、面白いです。
今回の相手役のクリステン・スチュワートとブレイク・ライブリーが美しくって、良かったなぁ。私的には、ブレイクが好きなんだけど、クリステンも輝いていてステキです。もう、彼女も27歳なんですね。子役の時から観ていたので、不思議です。美しく成長しましたね。
私は、この映画、お薦めしたいと思います。ウディ・アレン作品の、楽しくて、ちょっとほろ苦いという感じが良く出ていました。本当に良作を作って下さる監督ですね。毎度のことながら、満足いたしました。ぜひ、観に行ってみてください。
ぜひ、楽しんできてくださいね。
・カフェ・ソサエティ|映画情報のぴあ映画生活
- マジック・イン・ムーンライト [DVD]/エマ・ストーン
- ￥1,944
- Amazon.co.jp
- ミッドナイト・イン・パリ [Blu-ray]/マリオン・コティヤール レイチェル・マクアダムス
- ￥2,700
- Amazon.co.jp
- グランド・ブダペスト・ホテル [Blu-ray]/ウィレム・デフォー
- ￥2,057
- Amazon.co.jp