イタリア映画祭11作目「幸せな時はもうすぐやって来る」を観てきました。
ストーリーは、
古風な服を着た若者トンマーゾとアルトゥーロが懸命に森の中を走っている。2人は森の中で暮らし始め、ある日、一軒の家の前で男が死んでいるのを見つけ、その家から食料や猟銃を持ち出します。猟銃を手にして戯れていると、突然、二人の男が現れ、二人は撃たれて死んでしまいます。
時は巡り、現代の北イタリア。狼が自生する森の近くの村には伝説がある。40年ごとに白い雌鹿が生まれ、狼がその雌鹿とつがいになりたがるが、叶わぬ時には美しい人間の女性を探すという。村ではまた、森で狼とくらす「ディーノの娘」の話も語り継がれている。若い娘アリアンは、父ディーノと暮している。
近頃、狼が村の近くまでやってきて家畜を襲っている。ひとり歩きは危険だという村人の忠告にも耳を貸さず、アリアンは、森の中を彷徨う。水浴びをするアリアンにトンマーゾに似た若者が近づく。アリアンが失踪し、村人が捜索する。彼女は森の洞窟で眠っている。
場面が変わり、トンマーゾに似て若者が刑務所にいる。面会に来たアリアンと若者は格子越しにキスを交わす。
というお話です。
この映画、ちょっと訳が分からなかったんですけど、私の解釈で書いて行きますね。
何処かから逃げ出してきたような男二人が、森の中を走っていて、遠くには、犬の声と銃声が聞こえてます。逃げて逃げて、森の中に住み始めたらしい2人は、ある日、銃を持った男二人に撃たれて死んでしまいます。これで、この話は終わります。
次に、学校で子供たちに狼と白い雌鹿の話をしている場面になって、狼が人間の女性を連れて行き一緒に暮らしているという話をしています。その学校のある村に住むアリアンは、父親と二人で暮らしています。父親の車が穴にハマり、それを出すのを手伝ったアリアンは、その穴が、奥深く、洞窟に繋がっている事に気が付きます。その穴に入って行くと、男に出会い、惹かれて行きます。
またも話が変わり、アリアン(だと思う)が、刑務所にいる男に面会に来ていて、その男は、洞窟の先で出会った男であり、その男と格子越しにキスを交わします。
これだけ読んで、意味わかりますか?私、書いていても解っていません。このトンマーゾとアルトゥーロが狼の化身と思ったら良いのかしら。で、人間のアリアンを連れて行って暮らしていたけど、狼は捕まって、刑務所=動物園的な所に入っていて、もう一緒に暮らせないってことかな?私の頭では、それくらいしか理解出来ません。
という訳で、私には、意味が解らなかったので、この映画は、お勧めが出来ません。ゴメンナサイ。意味が判ったら、お薦めしたいけど、解からないんじゃねぇ。困ったもんです。もし、観る機会があったら、解説して欲しいです。
ぜひ、楽しんで観てくださいね。