「クリミナル 2人の記憶を持つ男」を観てきました。
ストーリーは、
米軍の核ミサイルをも遠隔操作可能なプログラムを開発した謎のハッカー「ダッチマン」の居場所を知る唯一の人物で、CIAのエージェントのビリーが任務中に死亡した。「ダッチマン」の脅威から世界の危機を救う最後の手段として、ビリーの記憶を他人の脳内への移植する手術が検討され、その移植相手として死刑囚ジェリコ・スチュアートが選ばれた。ジェリコは凶悪犯である自分自身と、脳内に移植されたCIAエージェントのビリーというまったく逆の2つの人格に引き裂かれながら、テロリストとの壮絶な闘いに巻き込まれていく。
というお話です。
米軍のシステムを乗っ取り、核ミサイルを遠隔操作で発射させることが出来るプログラムを開発したハッカー「ダッチマン」。ロシアのテロリストに協力していたのだですが、自分の開発してしまったプログラムの威力の大きさに驚き、テロリストから逃げて、CIAに保護を求めてきました。CIAエージェントのビリーが、彼の保護の任務に就き、彼の望む身分とお金を持って、彼が隠れている場所へ向かう途中、テロリストに捕まってしまい、ダッチマンの居場所を言わなかった為に殺されてしまいます。
CIAは、ビリーが殺されてしまった為、ダッチマンの居る場所が分からず、ビリーの記憶を取り戻す為に、ある研究者に力を借りて、ビリーの記憶を死刑囚のジェリコ・スチュアートに移植する事にする。ジェリコは凶悪犯で感情がほとんど無いのだが、彼の脳にビリーが植えつけられ、優しくて感情豊かなビリーと凶悪なジェリコの考えが、一つの身体の中で交錯します。
ジェリコが苦しんでいる間も、テロリストやCIAはダッチマンを探しています。ジェリコがビリーの記憶を取り戻せばダッチマンの居所が解るのですが、まだ、ジェリコは思い出していません。しかし、本能的に大切なものがあった場所ということで、そちらに向かって動いているらしい事に気が付き、ジェリコはダッチマンに近づき始めます。それに感づいたテロリストやCIAは、ジェリコにダッチマンの居場所に案内させようと、彼を追いまわし始めます。ジェリコは、ビリーの記憶とジェリコの記憶の両方を使い、彼らを撒いて、一人、ダッチマンに渡す為のパスポートとお金を隠し場所から取り出し、彼の元へ急ごうとするのですが・・・。後は、映画を観て下さいね。
この映画、面白かったですよ。またも、記憶入替ですかぁ~って感じで、最近、このネタが多いんですけどね。「セルフレス」では、ライアン・レイノルズが記憶を入れられちゃう方になっていて今回とは反対の立場で出ていましたが。同じような話だけど、面白かったです。
米軍のシステムが乗っ取られて、核爆弾落とされるなんてことになったら、マジで怖いですよね。あり得なくないから恐ろしいんですけど。どんなシステムでも、人が作ったものは、人が壊すことが出来るハズだし、穴が無い訳が無いから、いつかは、システム乗っ取りとかってあると思うんです。というか、もし今、起こっていたとしても、発表されないから分からないですよね。恐ろしいです。
ちょっと気になったのは、ロシア人のテロリストたちなのですが、何がしたかったのか、良く分からなかったかな。何が目的だったのかしら。今の状況で、中東のテロリストなら解るけど、ロシアのテロリストって、何がしたいの?今、彼らが何かをして、得になることって無いような気がするのは私だけなんだろうか。また、難しい事、言っちゃうのかな。
ビリーは、綺麗な奥さんと可愛い娘が居て、溺愛しているんですけど、その記憶がジェリコに移るんです。でね、ジェリコは、ビリーの妻と娘が気になるんだけど、容姿も違うし、気性の荒いジェリコの性格もあるから、ビリーの妻は怖がるんです。だけど、娘は、何故か、ジェリコの中に父親の姿が見えるのか、懐きます。でも、ビリーとジェリコの年齢が違い過ぎるでしょぉ~!いくらなんでも、ケビン・コスナーとライアン・レイノルズじゃ、20歳以上年齢が違うでしょ。それじゃ、お爺ちゃんだよぉ。まぁ、中身がビリーになっているんだったら、多少?の年齢の違いも仕方ないか。でも、奥さんはイヤだろうなぁ。(笑)
私は、この映画、お薦めしたいと思います。思ったよりも面白かったですよ。ゲイリー・オールドマンも出ているし、ケビンも必死で走っていました。お爺ちゃんになっても、カッコいいです。ぜひ、観に行ってみて下さい。
ぜひ、楽しんできてくださいね。
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