「チア☆ダン 女子高生がチアダンスで全米制覇しちゃったホントの話」 | ゆきがめのシネマ。劇場に映画を観に行こっ!!

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観てきた映画、全部、語っちゃいます!ほとんど1日に1本は観ているかな。映画祭も大好きで色々な映画祭に参加してみてます。最近は、演劇も好きで、良く観に行っていますよ。お気軽にコメントしてください。
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「チア☆ダン 女子高生がチアダンスで全米制覇しちゃったホントの話」の試写会に行ってきました。

 

ストーリーは、

高校に入学した友永ひかりは、中学からの同級生の孝介を応援したいという軽い気持ちでチアダンス部に入部する。そんなひかりを待ち受けていたのは、顧問の早乙女薫子によるスパルタ指導。おでこ出しは絶対必須、恋愛は禁止という厳しく部員たちを指導する早乙女は全米大会制覇を目標に掲げていた。早乙女の指導に周りの部員たちが次々と退部していく中、チームメイトである彩乃とともに、チアダンスを続けていく決意をしたひかりは、仲間たち、そして早乙女とともに大きな目標に向かってまい進する。

というお話です。

 

 

高校に入学した友永ひかりは、中学から一緒のサッカー部に入る孝介を応援する為に、チアダンス部に入部する。一応、チアダンス部に行くと、先輩がいるのだが、顧問の早乙女先生の厳しい指導により、先輩は全て止めてしまいます。新入生だけが残ったチア部での練習が始まり、一人一人、と辞める生徒が出て、チア部は存続の危機を迎えてしまいます。

 

そんな時、直ぐに諦めるのはイヤだと思ったひかりや仲間たちは、校長に掛け合い、チア部を存続させて貰うことを許してもらい、その為に、全国大会、いや全米大会を目標に頑張る事を誓い合います。

 

 

練習を重ねるひかりたちは、幾つもの大会を勝ち抜き、次は全国大会というところまで行くのですが、ひかりは怪我をしてしまい、2か月間、練習が出来ません。仲間はどんどん上手くなっていき、ひかりだけ取り残されてしまいます。一人、練習が追い付かなかったひかりは、結局、全国大会にも出場が叶わずに、このまま高校を卒業かと思っていたのですが、仲間は全国大会を勝ち抜き、とうとう全米大会への切符を手に入れます。今度は全米大会。ひかりは、どうしても自分も全米大会に出場したいと、一人で猛練習を始めます。

 

 

そんな彼女を見つめる早乙女先生。そして、仲間の彩乃は、ひかりに「努力だけじゃ、どうしようもない事って、この世にあるんだよ。」と話します。それは、ひかりに宛てた言葉なのか、それとも・・・。後は、映画を観て下さいね。

 

近くのTOHOシネマズの試写会が当たりまして、行ってきました。実話を元にしたお話です。でも、一応、断っておきますが、全部は実話ではありません。ほとんどがフィクションです。でも、全米大会に行ったのは本当です。時々、全部が本当だと思っている人がいるようで、まさかとは思いますが、一応、書いておきますね。

 

 

青春スポコン映画でした。面白かったですよ。まぁ、お決まりのコースなのですが、チアダンスのルールというか、アクロバットをしてはいけないとか、そういう事を初めて知りました。アクロバットをするものかと思っていたので、ええ~とビックりしました。5種類のダンスを組み合わせるとか、色々な説明があって、こんなに面白いスポーツなんだって、初めて知りました。

 

キャストの皆さんも、凄く練習したんですね。とっても上手くて驚きました。ラインダンスのように、足を高く上げたり、ベッタリ開脚したりと、若いからこそですねぇ。本当に綺麗でした。

 

 

内容についてですが、3年間頑張って、全米を目指すのですが、これ、実際に全米大会に行っている訳ですから、凄いですよね。実際に全米制覇ですよ。凄いなぁと思いました。日本人は、機械のように動くのは上手いけど、表現力がというコメントなどがあるのですが、それも克服して、全員で素晴らしいチアダンスを披露するんです。ステキでしたよ。

 

「努力してもどうにもならない事がある。」っていうセリフがあるのですが、そりゃ、そうですよね。当たり前の事です。それぞれの容姿もあるし、背の高さ、表情の豊かさなど、人それぞれなんです。そりゃ、人前で良く思って貰える人と、そうでない人はありますよ。でもね、それで良いんです。人それぞれ。個々の持ち味があるのですから、誰もが主役では無く、名脇役もある訳だし、何だって、どんな世界にいたって、そういうもんなんです。

 

 

映画の中でも、ひかりと彩乃、唯と、色々なタイプの生徒が居て、それぞれの役割があるんです。彩乃はセンターで部長だけど、正面から”絵”として見るとやっぱり中心に、少し背の低いひかりを置いて、その両隣に背の高い二人を配置した方が、シンメトリーが取れて、見た目が美しいんです。上手いだけじゃダメ。全体の見た目を見たら、おのずと配置が解ってくるんです。それに先生が気が付いてよかった。もちろん、映画の中では、そんな事言っていませんが、どんな世界でも、見た目のバランスってありますよね。真ん中だけ背が高い人が居て、左右に段々と低くなるなら、それもシンメトリーが取れていて良いけど、やっぱり、王道は、センターに核として小さめの人を置いて、左右に大きくなる方が、安定して、広がりが見えて、美しいです。背の高さは、努力しても低くしたり高くしたり出来ないもんね。

 

生徒たちの家庭での問題も、少しだけど描かれていて、高校生の頃って、色々な悩みがあるなぁと、今さらながら、思い出していました。自分が高校生の時って、何してたのかしら。今でも友達と集まるけど、アホな事ばかりして、遊んでいたような記憶しかないな。でも、楽しかった事だけは憶えているけどね。

 

 

私は、この映画、お薦めしたいと思います。青春スポコン映画としては、気持ち良く出来上がっていたような気がします。キャストも良かったし、すずちゃん、可愛かった。どうなるのか解っていても、つい、応援したくなるような映画でした。ぜひ、観に行ってみて下さい。

ぜひ、楽しんできてくださいね。カメ

 

 

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