「インビテーション」良くある殺戮ゲームかと思いきや、ラストの赤い光にゾッとする。 | ゆきがめのシネマ。劇場に映画を観に行こっ!!

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観てきた映画、全部、語っちゃいます!ほとんど1日に1本は観ているかな。映画祭も大好きで色々な映画祭に参加してみてます。最近は、演劇も好きで、良く観に行っていますよ。お気軽にコメントしてください。
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「インビテーション」を観てきました。今年の”未体験ゾーンの映画たち”の1作です。

 

ストーリーは、

ウィルとイーデンはある事故が原因で心の傷を負い立ち直れないまま別れてしまう。その後、イーデンは消息不明となっていた。2年後、突然ウィルのもとにイーデンからディナーの招待状が届く。現在の恋人キーラと共にかつて自分が住んでいた邸宅に向かうウィル。到着すると、見違えるほどに陽気なイーデンと彼女の現在の恋人デヴィッドがふたりを温かく迎え入れてくれた。しかし、何かがおかしい。懐かしい元我が家に集った友人たちとの会話もどこか違和感がある。デヴィッドは執拗に玄関の鍵を内から閉めようとする。めったに時間に遅れることのない旧友が現れない。不穏な緊張感の中、パーディーは予測不可能な展開を迎える。

というお話です。

 

 

ウィルは、ある日、元妻から食事会を開くから来て欲しいとの招待状を受け取ります。別れてから、全く連絡を取っていなかった元妻から、いきなりの招待なので、今、付き合っている女性と不審に思いながらも、訪ねて行く事にします。元妻・イーデンは、新しいパートナーと一緒に、以前、二人が住んでいた高級住宅地に住んでおり、招待されたのは、自分たちだけでなく、二人の古くからの友人たちと、イーデンの新しい友人が2人来ていました。

 

 

暫く、歓談をしているのですが、ウィルは、着た時から何か違和感を感じており、それが、どんどん大きくなっている事に気が付きます。何かが変だし、何かに巻き込まれているような気がして、全てを疑い始めます。そんなウィルに、何の問題も無いからと落ち着かせようとする今の恋人のキーラ。

 

ウィルとイーデンは、ある事故で子供を亡くして、それから不安定になり、別れたのでした。その後、イーデンは不安定のまま、姿を消していて、今回、突然の連絡だったのでした。ウィルもイーデンも、悲しみから逃れる為に、その古傷を触らないようにしてきたのですが、イーデンは、カウンセラーなどを受けて、平穏を取り戻したと話し、今の恋人が助けてくれていると言って、デヴィットと、その友人を紹介しました。どうも、怪しげな宗教っぽい感じで、ウィルは疑っています。

 

 

いくつかの不審な動きがあり、その度に騒ぐウィルですが、どれも騒ぐほどの事ではないと言われ、自分が間違っていたのかもと思い始めたウィルですが、食事が始まって直ぐに、やっぱりおかしいと騒ぎます。それを期に、デヴィットの友人たちが殺戮を開始します。そして・・・。後は、映画を観て下さいね。

 

 

この映画、良く在りそうな話ではありますが、最後の最後でゾッとする結末に辿り着きます。ちょっと、驚きました。うん、怖かったです。

 

最初、ウィルが元住んでいた家に向かうところから始まるのですが、行く道で、野犬を跳ねるんです。暗い道で、仕方なく犬を殺して、また家に向かうのですが、既に、ここで不穏な空気がプンプンしているんです。家に着くと、良い人そうに見えるけど、どーも胡散臭いんですよ。それが、何とも言えずに気持ち悪いんです。不気味が話でした。

 

 

で、まぁ、一人、また一人と殺されて行くのですが、まぁ、ここら辺は、良くある映画かな。もちろん、主人公たちが最後に残るんだけどね。一見、子供を亡くした母親が、変な宗教にハマって、子供が亡くなった時の仲間を殺して回るのかと思うんだけど、これが、ちょっと違うのよねぇ。私も、まさか、こうなるとは思いませんでした。復讐とか、何とかじゃないのよ。

 

確かに、子供を亡くしたら、親はおかしくなるし、忘れろったって、忘れられる訳が無いですよ。でも、何か、他に心の拠り所を探して、緩和させて行くしかないですよね。前に進まない訳にはいかないし、それに、自分は生きているんだから。先を見なくてはね。

 

 

ウィルは、最初、どう見ても変な人でした。敏感過ぎるし、精神的に病んでいるのではないかと思えるほどビクついていて、誰が見ても、ウィルが一番おかしいと思うだろうけど、反対になってしまうところが面白かったです。もう少し、心配してあげようよ。恋人のキーラは、なんでウィルの味方になってあげないの?普通なら、一緒に帰ろうとしてあげるよねぇ。まぁ、帰してはくれなかっただろうけど。

 

 

この映画、私は、お薦めしたいと思います。思ったよりも面白かったです。まぁ、B級映画ではあるけど、それでも、楽しめると思いますよ。ぜひ、観に行ってみて下さい。

ぜひ、楽しんできてくださいね。カメ

 

 

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