「マザーズ・デイ」を観てきました。今年の”未体験ゾーンの映画たち”の作品です。
ストーリーは、
離婚した元夫が自分より若いモデルと再婚したことを知ってショックを隠せない二児の母サンディ(ジェニファー・アニストン)。両親の猛反対を押し切って国際結婚、出産までしてしまったジェシー(ケイト・ハドソン)。16歳の時に極秘出産した娘からの突然の連絡をきっかけに、断ち切った自分の過去と向き合おうとする通販番組のカリスマ女社長ミランダ(ジュリア・ロバーツ)。最愛の妻を亡くし、娘たちのために奮闘するブラッドリー(ジェイソン・サダイキス)。様々な事情を抱える家族に訪れるそれぞれの「母の日」。愛を求める人々が織りなす、とびきりHAPPYになれるストーリー!
というお話です。
二児の母・サンディは、元夫から二人で話がしたいと言われ、もしかしてやり直そうと言われるかも知れないと舞い上がり、元夫の所に行ったサンディでしたが、彼は若いモデルの女性と結婚するからとの報告で、ガックリしてしまいます。サンディは、親の反対を押し切って国際結婚をしたのに、この冷め方は何だろうと思いながらも、一人で生きて行く覚悟をするのだった。
通販番組のカリスマとして有名な女社長ミランダは、実は16歳の時に妊娠・出産し、養子に出した事を黙っています。しかし、ある日、ミランダの娘だと名乗る若い女性が訪ねて来るのですが、ある約束があり、それを認めようとはしません。しかし、本当はとても逢いたいと思っていたミランダは、我慢が出来なくなり・・・。
妻を亡くし、二人の娘を育てるブラッドリー。思春期の娘の考えていることが分からず、母親が生きていれば、悩みも聞いてやれただろうしと考える事ばかり。母の日が近づき、周りは騒がしくなっているけど、母親の居ない我が家は母の日は出来ないなと思って何も用意をしなかったブラッドリーでしたが、二人の気持ちを知り・・・。
ジェシーは、キャンピングカーで好き勝手に暮らしている両親には何も話さず、家を買い、結婚し、子供まで産んでいます。何故なら、両親は酷い偏見を持っていて、差別をするタイプなんです。ジェシーが結婚したのはインド人の医者で、話せば必ず反対をして、罵詈雑言を浴びせるだろうと思い、何も話さなかったのでした。しかし、ある日、突然に両親がジェシーの家に訪ねて来て、その生活に驚きます。そして・・・。
クリスティンは、お笑い芸人?と恋に落ち、その彼の子供を出産します。しかし、彼は売れていない芸人であり、クリスティンは結婚をためらっています。その悩みを解消すべく、養子だった自分を育ててくれた両親は亡くなっているので、自分を産んだという母親を訪ねてみようと思い決心をしますが、会いに行くと、金目当てに沢山の子供が来ると言われ、追い払われてしまいます。そして・・・。
こんな5組の家族の母の日はどうなるのか、というお話でした。
うーん、大物ハリウッド俳優を何人も出演させているにも関わらず、ハッキリ言って、パッとする映画ではありませんでした。まぁ、大物が出ているから、何となく観てみるかというだけで、内容は、良くある話をつなげて、母の日をテーマにしているというだけのように見えました。
個々の話は、感動するように作ってはあるのですが、イマイチ、どれも中途半端で、5作も詰め込まないで、3作くらいにして、一つ一つの話を、もう少し丁寧に描いた方が、もっと良くなったんじゃないかと思うんです。良さが伝わらず、母の日で無理矢理繋げているのですが、その母の日が、あまりメインになってないんです。ほとんど母の日は関係無くて、下品な子宮をデザインした車が町中を疾走するところとか、なんだかなぁと思わせるものでした。
そんな訳で、感想もあまり無いんです。それに、大御所ハリウッド女優たちですが、やっぱり年を取ってきていて、特にジェニファー・アニストンなんて、凄いお婆さんに見えてしまいました。ボトックス打ち過ぎで、アップになると、無理しているというのが丸判りなんです。うーん、自然に年を取って、普通に美容に気を付ければ良いのに、無理するからだよって思っちゃいました。
私は、この映画、あまりお薦めとは言えませんが、まぁ、大物ハリウッド女優たちが観れるから、それだけでも良いかな。内容はお薦め出来ないけど、映画としては、お薦めしておきましょう。久々の大物女優たちを堪能してみて下さい。年を取ったなぁって感じると思います。ぜひ、観に行ってみて下さい。
ぜひ、楽しんできてくださいね。
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