「ピートと秘密の友達」を観てきました。
ストーリーは、
迷子の少年ピートは深い森の奥で不思議な生き物と出会い、「名前を付けてあげること」「不思議な力を隠すこと」「絶対に守り抜くこと」という3つの約束を交わす。ピートは、エリオットと名づけたその生き物と森の中で冒険の日々を過ごし、そんな楽しい毎日がずっと続くと思っていた。しかし、そんなある日、人間に見つかってしまい……。
というお話です。
5才のピートは両親と一緒に、森の中を車で走っていました。両親は探検に行くんだよと優しくピートに話しかけていると、車の前に突然、鹿が飛び出してきて、車は横転。両親は亡くなり、ピートは一人きりで森の中を彷徨います。狼に囲まれ襲われそうになりますが、そこへ、大きな怪物が表れます。
怪物は、昔から森に棲むと言われているドラゴンで、幼いピートを友達と思って近づいてきて、仲良くなります。それから6年という歳月が流れ、ピートは成長しました。ドラゴンにはエリオットという名前を付けて、一緒に仲良く、静かに暮らしていました。ある日、森の中を散策していると、人間の気配を感じます。
それから森に人間が入ってくるようになり、樹の伐採が始まります。伐採業者の娘が森に入ってきて、ピートと出会い、ピートの存在を人々が知るようになります。ピートは森林保護官のグレースに連れられ、人間の町に連れて来られます。そして小さな子供がどうやって森に6年も住んでいたんだと不思議がられますが、ピートは決してエリオットの事は話しません。
人間に連れられて行ったピートを心配したエリオットは、コッソリと人間の町の降り立ち、ピートの後を追ってグレースの家まで辿り着き、人間と一緒に生活をするピートを見て、別れの時を感じて、一人、森へ帰ります。ピートは、グレースならエリオットを保護してくれると思い、次の日に一緒に森へ向かうのですが・・・。後は、映画を観て下さいね。
この映画、良かったなぁ。実は、観るのを辞めようかと思っていた作品なのですが、今日は観る映画も無いし、だけど映画館で映画が観たかったので、落としていたこの作品を観たんです。そうしたら、こんなに有名俳優が沢山出ていて、内容も良くてと、驚くことばかりでした。うーん、やっぱりディズニーってすごいなぁ。
確かに、森の中を車で走っていて、事故ったら、誰も気が付かないってあるだろうと思って、怖くなりました。だって、スマホも通じないでしょ。昔ながらの”のろし”を上げるとかしかないかも知れない。子供だったら、直ぐに狼とか野犬に殺されているだろうと思います。今回は、たまたまドラゴンが居たから良かったけどね。普通、居ないから。(笑)
この映画で良いなぁと思ったのは、ロバート・レッドフォードがお爺ちゃん役で出ていて、他にも有名俳優が沢山出ていた事。自分の子供や孫と一緒に見に行って、あのお爺ちゃん、若い頃は超カッコ良かったんだよとか、話が弾みそうでしょ。子供たちと一緒に話が出来る映画って良いですよね。内容に関しての話も出来るけど、親の時代との違いも話が出来そうで良いでしょ。
そうそう、エリオットって、光学迷彩なのよね。スゴイ進んでいるから驚いちゃった。これなら見つからないって。でもさ、たとえ見えていたとしても、静かに暮らさせてあげられる環境があったら、どんなに幸せなんだろう。人間が生活圏を拡大するから、彼ら野生動物が暮らせなくなっちゃうんでしょ。やっぱり人間が地球を汚染するウィルスなのよね。「マトリックス」で、エージェントスミスが言っているように、人間が地球を壊しているのだから、人間が滅びるべきなのかも知れません。
それにしても、エリオット、可愛かったなぁ。最初は、ちょっと「ネバーエンディングストーリー」のファルコンみたいで、鼻の穴が大きくてキモって思ったけど、それが段々と可愛くなって行くのよ。うーん、一緒に暮したくなったわ。
私は、この映画、超!お薦めしたいと思います。これは、ぜひ、子供さんと一緒に行って欲しいかな。でも、大人が観ても、感動すると思います。私は、感動いたしました。ブライス・ダラス・ハワーズ、ウェス・ベントリー、カール・アーバン、ロバート・レッドフォードと、有名俳優がずらりと肩を並べて出演していますので、それも見ものです。ぜひ、観に行ってみて下さい。
ぜひ、楽しんできてくださいね。