「CYBORG009 CALL OF JUSTICE 第2章、第３章」一気に観たので2章分。 | ゆきがめのシネマ。劇場に映画を観に行こっ！！
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ゆきがめのシネマ。劇場に映画を観に行こっ！！

観てきた映画、全部、語っちゃいます！ほとんど１日に１本は観ているかな。映画祭も大好きで色々な映画祭に参加してみてます。最近は、演劇も好きで、良く観に行っていますよ。お気軽にコメントしてください。
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「CYBORG009 CALL OF JUSTICE 第2章、第３章」一気に観たので2章分。

「CYBORG009 CALL OF JUSTICE 第２章、第３章」を一気に観てきました。

 

ストーリーは、

第２章＆第３章

国連軍ガーディアンズもまた、サイボーグたちの行動を問題視し始めていた。サイボーグたちが失地回復のために自作自演の事件を起こしているという疑惑の目を向けたのだ。四面楚歌の中、009たちは安息の地を捨て再び新たな戦乱の中へと身を投じる事となる。

人は戦いを忘れることはできないのか。人類の未来はどこへ向かうのか。

というお話です。

 

 

ブレスドという超人類が居ることが判り、どう対処して行くかを考えているサイボーグたちですが、ブレスドである人々全てが人類に対して好戦的とは限らないのではないかとジョーは考え、ブレスドであると言われている、ある人物に会いに行きます。そして、ブレスドの人類に対しての考え方を話し合うのですが、そんな中、国連軍がサイボーグたちを標的とし、追って来ていて、ジョーは、ブレスドと戦うべきか戦わないべきかの選択を迫られます。

 

簡単に選択は出来ないものの、戦わなければ人類は滅ぼされてしまうと言う事を確信し、仕方なく、ブレスド討伐に動き始めます。サイボーグたちが人類の敵では無いと解った国連軍のリーダーでしたが、国連軍の長官がブレスドだった為、結局、国連を動かす事は出来ず、サイボーグたちだけで戦わなければならなくなります。

 

 

ジョーたちがブレスドとの決別を選択していた頃、イワンに興味を持ったブレスドが、イワンを誘拐し、自分たちが考える人間への変革への計画に利用しようと考えます。そして、ブレスドのトップであるエンペラーはイワンを連れていこうとします。そこへ、ジョーが駆けつけ、イワンを奪還しようとするのですが、イワンは、君たちにはやる事があるから、自分はエンペラーと一緒に行くと話し、彼らと訣別します。

 

イワンを失くしたサイボーグたちは、ブレスドである国連軍のカタリーナを拘束し、ブレスドの真の目的を聞くべく、彼女と話を始めます。そして、ブレスドの真の目的と、それが実行された場合、人類のほとんどが滅亡する事を知ってしまいます。そして・・・。後は、映画を観て下さいね。

 

 

これ、３部作にする意味があったんだろうか。１作にまとめられたよねぇ。もし辛いなら、前後編で良かったんじゃないの？だって、１作目の２人のブレスドとの戦いは、ほとんど必要が無かったし、２作目の国連軍との戦いと、３作目のプロフェッサーとの戦いも、ほとんど意味が無いよねぇ。最初にブレスドの脅威を見せつける部分と、エンペラーとの戦いで良かったんじゃないの？わざわざ３部作でやる意味が分かりませんでした。

 

１作目の感想でも書いたけど、やっぱり顔のみがノッペリしていて、とても違和感がありました。プロダクションＩＧが関わっているのに、なんか、劣化しているように感じたのですが、これ、ワザとやっているのかな。ワザとレトロな感じを出したのかしら。それなら、もう少し、石ノ森章太郎先生の絵に近くしてくれれば良いのにね。

 

 

ブレスドの設定が、イマイチ、甘い様な気がしました。人類より優れた超人類だけど、人類が突然変異したものなんでしょ。それなら、頭脳が身体に追いつかないとか、身体が頭脳に追いつかないとか、バランスが壊れて行くハズなんですけど、長命なんでしょ。長命と言う事は、身体の細胞の劣化の進み方が遅いのかな。とすると、それだけ細胞にエネルギーが必要だから、栄養が必要だろうから、凄い量の食事をすると言う事で、そうすると、内臓が弱くなるから、それを治せる能力を持っているブレストも居るのかな。考え始めると、ツッコミどころが多過ぎて、困っちゃう。大体、超人類と言いながら、イワンの方が凄いかもって話し合っている自体が間違っているでしょ。(笑)

 

 

久しぶりのサイボーグ００９を楽しみにしていたのですが、私は、やっぱり、昔のＴＶアニメの宇宙樹編が一番好きだったな。子供の頃に観たのですが、あのアニメで、北欧神話というものを知り、ヒンドゥー教を知り、沢山のものに興味を持って、本を読んで知識を付ける事を覚えたように思うので、私にとってのサイボーグ００９は、今回のように薄っぺらくないぞーっていう気持ちになってしまいました。

 

 

私は、この映画、お薦めしても良いと思いますが、この映画は、既に、オタクの域に入っている人が観る映画なのかなと思いました。心底、サイボーグ００９が好きで、どんなに絵が崩れようと、話がおかしくなっていようと、絶対に嫌いにならないぞ～って言う人には、とても楽しめると思います。でも、これだけ観に行くと、それ程、面白いとは思えないと思います。もっと面白いヒーローものが、昨今、出ていますもんね。興味のある方は、ぜひ、観に行ってみて下さい。

ぜひ、楽しんできてくださいね。カメ

 

Ｐ．Ｓ　：　最後に、ジョーは”加速装置っ！”って言葉で言わないと加速出来ないのかしら。どーも、毎度笑ってしまって、ダメなんです。無言でやるようにしませんかねぇ。(笑)

 

 

・CYBORG009 CALL OF JUSTICE 第2章|映画情報のぴあ映画生活

 

・CYBORG009 CALL OF JUSTICE 第3章|映画情報のぴあ映画生活