「ブレア・ウィッチ」を観てきました。
ストーリーは、
大学生のヘザー、ジョシュ、マイクが、森に生息するという伝説の魔女「ブレア・ウィッチ」をテーマにしたドキュメンタリー映画製作のため、ブラック・ヒルズの森に分け入った。しかし3人はそのまま消息を絶ち、森に消えた。あの事件から20年後、ヘザーの弟ジェームズが姉らしき人物の映った映像をYouTube見つける。そして、ジェームズは仲間とともに、森の中へ足を踏み入れる。
というお話です。
前作で、森に棲むという「ブレア・ウィッチ」を撮影しに行った3人が失踪し、その一人であるヘザーの弟・ジェームズが、姉の情報を探していると、姉たちが遺したらしい映像がネットにアップされていることを知ります。姉の失踪時に4歳だったジェームズも成長し、彼女の消息を調べようと動き出します。映像をアップしたレインという人物と連絡を取り、姉が失踪した”ブラック・ヒルズ”の森へ向かう事に。
ジェームズと一緒に行き、ドキュメンタリーを撮影するというリサと、ジェームズの幼馴染のピータ、ピータの彼女のアシュリーも一緒に行く事になり、まず、レインという人物の家に向かいます。レインは、普通の男性であり、年齢も近く、映像を見つけた場所を教えるから、一緒に行きたいと申し出ます。少し迷ったジェームズたちですが、場所を教えて貰えなければどうしようもないので、レインと、その彼女・タリアも一緒に、ブラック・ヒルズの森へ向かいます。
車で行ける所まで行き、そこから森へ分け入る6人。どんどん奥へ向かい、映像があった場所に着くのですが、別に、何と言う事も無く、その付近でテントを張り、一夜を明かします。その夜、大きな音と共に、何かに襲われる恐怖を味わうのですが、何とか朝を迎えます。テントを出てみると、そこにはブレア・ウィッチの紋章のような飾りがいくつもぶら下がっており、怖ろしくなって、直ぐに帰ろうとするのですが、その飾りを結んである紐と同じものをレインが持っている事に気が付き、お前の仕業か!となって、レインとタリアと別れ、4人は、別の道を行く事に。
しかし、いつまで経っても森の外に出る事は無く、また同じ場所に戻ってくる始末。GPSを使って位置情報を確認するのですが、GPSも狂ってしまい、解らなくなってしまいます。持ってきたドローンを空に上げて、森を上から確認するのですが、道らしきものは見当たらず、何処までも森が広がっています。ドローンを操作しようとすると、今度はドローンが狂って、木に引っかかって動かなくなってしまいます。森から出る手段を失った4人は、仕方なく、もう一晩、テントを張る事に。しかし、いつまでも夜が明ける事が無く、何時になっても暗いままで・・・。後は、映画を観て下さいね。
やっちゃいましたね。前作は、あういうコンセプトが初めてだったから許されたけど、さすがに同じ事をやってもウケません。相変わらずの結末は無しなんです。まぁ、イイですよ。想像が出来て面白いとは思います。でもね、ハッキリ言おう、その”進撃の巨人”を人間の大きさにしたようなモノを出しちゃダメでしょ。それダメダメです。もう、私には、巨人になり損ねたエレンにしか思えず、大笑いでした。
ここからは私の想像で、
エレン「ぬぉおお!あれ?変身したけど大きくない。巨人じゃない!」
恥ずかしさに壁に隠れてコソコソするエレン。
アルミン「巨人化し過ぎたのかも。」
ミカサ「あの中にエレンが居るのか?エレンが縮小して首に居るのか?エレン!」
リヴァイ「とりあえず、切ってみるか。」
ミカサ「殺す!」
ああー、妄想が広がって、広がって、ダメだわっ!
となってしまい、笑いしか残りませんでした。登場人物ですが、別に特徴も無く、淡々と消えて行きます。相変わらずです。今回は、大きな音が聞こえて、この音で恐怖を増長しようとする手法、昔に話題になったゲーム「エネミーゼロ」っぽい感じでした。あのゲームは面白かったなぁ。既に無いセガサターンのゲームだったと思うけど。またやりたいな。
あ、ブレア・ウィッチの話じゃなくなっちゃった。だって、内容が無いんですもん。感想なんて無いですよ。ただ、森の中をウロウロして、暗闇に音がガサガサするだけなんだから。アシュリーの足の怪我だって、良くある展開しかせずに放置だったしね。
この映画、お薦めは出来ませんが、前作を観ていて、興味があったら、観に行ってみても良いと思います。私みたいに、大笑いする気持ちで行けば、楽しい事が見つけられるかも知れません。でも、まぁ、はぁ?となって、眠くなるだけだと思います。
ぜひ、楽しんできてくださいね。
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