「ジャック・リーチャー NEVER GO BACK」を観てきました。
ストーリーは、
元アメリカ軍のエリート秘密捜査官ジャック・リーチャーは、現在はたったひとりで街から街へと放浪の旅を続けている。ある日、ケンカ騒ぎの末に保安官に連行されそうになったリーチャーは、この騒動が何者かによって仕組まれたものだと気づく。元同僚のターナー少佐に会うため軍を訪れると、ターナーはスパイ容疑をかけられ逮捕されていた。ターナーを救い出したリーチャーは、軍内部に不審な動きがあることを知り、真相を探り出そうとするが……。
というお話です。
元米陸軍憲兵隊捜査官だったジャック・リーチャーは、旅をしながら、悪い奴を見つけては潰していくという生活をしていました。ある町のカフェで、保安官の悪事を暴き、彼らを逮捕させます。その時に憲兵隊を送ってくれたターナー捜査官に会うために、ワシントンへ行くと、彼女がスパイ容疑で逮捕されて拘留されていると聞き、何かおかしいと感じます。事の詳細を聞くと、彼女の部下が中東で殺されて、その後、彼女から情報が流れていたことが発覚したと言うんです。
探って行くと、彼女の弁護をするハズだった軍の弁護士が殺され、その容疑者にされてしまうジャック。どう考えても、軍の裏に何かの力を感じたジャックは、逮捕されたと見せかけて、ターナーを助け出し、軍の裏で暗躍している黒幕を探し始めます。
すると、軍がアフガンから撤退する時に、ある企業が武器を横流ししたことが判ってきて、その企業=パラソース社が裏で動いている様子。そして、パラソース社は、口封じの為に、ジャックとターナー、そしてジャックの娘だという女子高生を殺そうと追ってきます。
パラソース社が、裏で暗躍しているという証拠を掴みたい2人は、武器の輸送途中で武器が消えてるのではないかと睨み、アメリカに輸送されて来た武器を確認しようとするのですが・・・。後は、映画を観てくださいね。
うーん、ハッキリ言って、大した内容じゃなくて、ガッカリでした。ジャックって、何やってんの?流しの”正義の味方”って何なのよ。どーもあり得ない感じで、納得がいきませんでした。その上、無駄な娘の認知要求とかされていたりして、本人は全く知らなかったり、もう、なんだか、後付けが多くて、はぁ?って感じでした。
まず、元憲兵隊で、既に除隊しているハズなのに、どうしてこんなに軍にツーツーで入れてもらえる訳?もっと基地に入れる時は、調べようよ。危なくてしょうがない。いくら偉い人だったからって、今は軍所属じゃないんだから、身体検査くらいしないとダメでしょ。
それに、あんなに強かったら、ちょっと殴っただけでも、訴訟を起こされても仕方ないんじゃないの?拳が武器だよねぇ。そういうところが、とっても適当なんです。一般人を殴らないで下さい。もちろん警察官も殴らないでね。犯罪者だからって、立てないほどやっちゃダメですよ。
それから軍の武器の横流しって、1つや2つなら出来そうだけど、そんな箱一杯やったら、軍だって気が付くでしょ。いくら上層部が隠したって、数える人たちが居るんだから解るよ。もう少し、気が付かれなさそうな事をやって貰わないと、あまりにも現実感が無いのよ。
そして、最後に、これだけ軍の中で暴れといて、何のお咎めも無しって無いでしょ。軍法会議で一応、申し開きとかしないと、そりゃ、マズいよね。そんなに陸軍って、簡単なのかなって思われちゃいますよ。
イヤイヤ、とにかく、面白く無かったから、感想の書きようが無いのよ。そろそろ、この、決まりきったヒーローもの、止めませんか?まるで、仮面ライダーかウルトラマンを観ているような気持ちになってきます。あ、そういったら、仮面ライダーが面白く無いようになっちゃうな。仮面ライダーもウルトラマンも面白いですよ。でも、ジャック・リーチャーは面白く無くなってたよ。
私は、この映画、あまりお勧め出来ません。でも、一応、トムちゃんの映画だから、アクションは、頑張っています。アクションだけ楽しむなら、観に行っても良いかな。観に行ってみて下さい。
ぜひ、楽しんできてくださいね。
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